占星術コラム

月の革命~水瓶座の時代だからこそ内なる太陽を自分だけの月の器から育むことが必要

高橋ともえ

昨日はちょっとディープな月の話をしていました。私は天王星アセンダント合、水瓶座ステリウム(4天体)+日蝕直後に生まれていて、そこにはサウスノードがあります。言ってみれば「革命」っていうものに対してうんざりしている人間だって言うことです(笑)色々な革命の失敗を見てきた過去生がある。

革命というのは、どういうものかというと、その本質は新しい太陽(王)を産み出すということ。
しかしその前提として、必ず月を通り抜ける必要があるのです。
もっというと、月を革命しなければならないということです。

多くの革命が失敗したり恐怖政治や全体主義へ反転していく理由は、月を克服できていないから、なのだと思っています。

多くの大衆が恐怖や無力感から受動的に賛成してしまうことで、私たちはいつの間にか望まない流れに入っていきます。

私は、そういう失望感をめちゃくちゃ味わって死んだ過去生があるんでしょうね・・・。

で。

私たちが恐怖や無力感を感じるのは、「月」の部分なのですよね。誰だって生存を脅かされたらIQ下がる行動しちゃう。これは私だって誰だって同じ。

そう、だからこそ私たちは月を鍛えていかないといけない。
そしてその月の中から、自分だけの太陽を産み出さないといけない。

水瓶座は、獅子座の反対側にある星座で、太陽にとっては居心地の悪い場所にあたります。
しかし、水瓶座の季節のちょうど真ん中にある立春に、春が兆します。
このとき、宇宙から流れてくるエネルギーを受け取り、
太陽の力がどんどん強まっていく転換期になります。

それが、古いケルトの時代に残されているキャンドルマス、
希望の女神であるブリジットのお祭の意味です。

大地の黄金のコアと未来の希望の炎~サイデリアルゾディアック太陽山羊座入りから立春(エンジェルズゲート)まで本日、サイデリアルゾディアック(Fagan式)で太陽が山羊座に入りました。日本でも暦の上で最も寒い季節(小寒・大寒)に入っています。 ...

そして、そんな水瓶座のエネルギーが強まるのが、
2020年からはじまった風の時代の最初の20年。
この時期というのは、ひとりひとりがまさに内側から太陽を産み出さなければならない時期。

大切なのは、外側に救ってくれるヒーローやヒロインを求めるのではなく、
自ら月を革命しながら、自分の内側から太陽(王)を産み出すこと。

そのためには、自分の太陽の時計と月の時計を調和させながら、効果的に使っていく必要があります。

月を革命するとは、月を反転させる(向きを変える)こと。

下のタロットカードは、右から左に時間が流れます。太陽を生み出すために、
月は、過去を慰め、鍛え、成長させる。そのために使う。

こう言う観点から、太陽の時計と月の時計を効果的に使っていく年運リーディングを、
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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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