大地の黄金のコアと未来の希望の炎~サイデリアルゾディアック太陽山羊座入りから立春(エンジェルズゲート)まで
本日、サイデリアルゾディアック(Fagan式)で太陽が山羊座に入りました。日本でも暦の上で最も寒い季節(小寒・大寒)に入っています。
これから、サイデリアルゾディアックで3月15日くらいまでは、太陽が山羊座と水瓶座を運行します。実はこの時期、大地の力・地中の力が強まると言われています。
元々山羊座も水瓶座も、伝統的な占星術では土星が支配する星座なのですが、この土星の季節というのは、1年のうちで最も太陽の活動が弱まっていく季節とリンクしています。
冬至で精神的な太陽の復活は終わっていますが、物理的に太陽が復活に転じるのは、エンジェルズゲートである立春以降になります。
日本の暦でも分かる通り、サイデリアルゾディアックで太陽が山羊座に入る1月15日ごろから、特にこの立春(トロピカルゾディアックの水瓶座15度に太陽が入るとき)までの間というのは、最も太陽からの熱が地球に届きにくい季節です。
一方で、このような寒い季節だからこそ、地球という星のコアにある精神的な炎(未来の太陽=恒星意識の種)が最も強く燃え上がる時期だともいわれています。
この時期の地球は、自分の遠い遠い輝く未来を志向しています。
この時期の地球は、いつまでも惑星という太陽の光に照らされるだけの存在に甘んじているわけではなく、将来的には太陽のように自ら光り輝くものになる、という遠い昔に地球自身が約束した長い長い成長と進化の歴史の、はるか先の未来を見つめているからです。
霊的な目で見ると、この時期の地球は、外側は冷えているけれど、内側では黄金色のコアの炎と光が活発に活動しています。
植物たちは、冬に地中の中で根っこをやしない、種となって眠ることで、この地球の内なる精神性の炎のエネルギーを受け取っていると言われています。
この時期の大地は非常にスピリチュアルなエネルギーが高いので、肥料づくりやたい肥作りにも向いています。バイオダイナミックの調剤作りも冬のこの時期に大切な作業を行います。
立春時期、ケルトではインボルクと言ってキャンドルに炎をともすお祝いがありますが、これは、遠い未来に地球自身がまとうことになる黄金色の光を思い出し、未来のビジョンを心に刻み付けるためのお祝いなのです。女神ブリジットは別名希望の女神ですが、まさに地球自身の栄光ある未来の姿は、希望以外の何物でもありません。
そういう意味でも、アジア各地域では旧正月の時期にあたるこの1月後半~2月初旬、そして春分直前の2月15日までは、未来の準備をするのにぴったりの時期なのです。
日本では、立春を1年のはじめとしてお祝いしますし、占星術では春分を1年のはじめとしてお祝いしますが、1月末から立春前のこの時期は、外側の光と熱が最も弱いからこそ、内側の光と熱が強まっている状態なのです。
クリスタルや石を大地の中に埋めておくことで、パワーを最もよくチャージできる時期です。
また、グレゴリオ暦の年末年始も、違う意味でスピリチュアルな意味がありますが、1月15日~立春までの間は、自分自身の未来計画を立てるのにとてもよい時期になります。