占星術コラム

[つぶやき]月(記憶)に徹底的に向き合うドイツの経済的繁栄の秘密~罪悪感を癒すことと豊かさは密接に関係している

今、年運リーディングのお客様に向けて、あまり知られていない色々な月の周期の話をしています。これは、単にオタク的な知識を増やしてもらうというだけではなく、ご自身の人生の歴史の中で繰り返されるパターンに意識的になってもらうためでもあるんですよね。

月を活用するというと、多くの場合新月のウィッシュメイキングとか、そういう積み上げ式の話が多いのですが、じゃあ新月にお願い事をしたらいつも叶っているかというとそういうことはないですよね。

なぜなら、実際には私たちは、膨大な記憶の流れの中に既に巻き込まれていますので、望まないものを止める、記憶を癒すことをしなければ、そもそも「メモリ不足」ってことで、新しいお願い事が叶う素地がないんですよね。

ここで、私が1年くらい前に体験したことを思い出しました。

それが、いつもお世話になっている瞑想の先生&心理学の講師をしている方のお話です。

その先生は旅行が好きなのですが、ヨーロッパの色々な国の中でも、ドイツはとても豊かだと何回も言っていました。確かに、ドイツは今やEUを牽引する経済大国ですからねー。

で、ここからが面白い話なのですが、ドイツは徹底的に自分たちの過去の記憶に向き合って謝罪をし続けているから繁栄しているのだと言っていたのですね。

実は、私たちを豊かさから最も遠ざけるものが罪悪感なのだそうです。

これ!

これ、めっちゃあるな・・・。というか、大概の人が持っているはずです。

で、罪悪感のはじまりは、両親に対する小さな嘘や盗みですよね。まずはここをコツコツ癒していくと豊かさの流れが変わるのだそうです。

なお、占星術でいうと、6ハウス・12ハウスの軸は罪悪感と関わることが多いと思います。

私の場合はキロンが牡牛座6ハウスで、水瓶座の太陽に対してスクエアです。

キロンのサビアンシンボルは、

✔ 貝や甲殻類が手探りで進み子供たちが遊ぶ(Shellfish groping and children playing)

なのですよね。

これは、陸と海の波打ち際で、危険のない範囲で遊ぶ、物欲や欲望の世界と自分との適切な距離を取る、という意味のシンボル。

貝や甲殻類(shellfish)って、豊穣の象徴でもあります。(貝殻は特にお金そのものだった)
その貝や甲殻類がgropingしているということは、慎重に道を見極めて進んでいくということなので、豊かさに対しての慎重さや繊細さとも解釈できる。

海は豊穣の源泉ですが、同時にここの中に飲み込まれると命を失う。だけど、波打ち際であればこの海からの豊かさを楽しんで受け取ることができる。

個人的には、20代のころのあれこれでいうと、突然棚ぼた的な奨学金やお金をもらったり、なぜか研究費を出してもらったりと、学部生~修士課程の学生の分際で結構なお金をもらっていたんですよね(例の先生との絡みで)。まー、ブルジョワ大学だったから?(笑)

※例の先生との確執についてはここに書いてるー。

そのお金が個人的にはとても重荷だったし、罪悪感の1つの源泉になっていたんですよね。博士課程に進む直前で辞めちゃいましたので、その投資に応えていないということも罪悪感になりました。

根源的には、大した価値もなく努力もしていない人が過分にお金を受け取ってはいけない、という気持ちだったわけです。
(今でもその気持ちは残ってはいるけどw)

ただ、これに関してはここ数日の間に2つの方向性からの癒しが入った。

1つは、こんなこと書くとげんなりされるかもしれないけど、やはり当時の私は(何かに取りつかれていたいたのかと思うくらい)冴えていたので投資に値する価値を持つ人間だった、ということを自覚した。客観的に見てすごいと言われることは達成していたし・・・。

もう1つは、お金くれた人たちは別に回収したかったわけではない(期待通りの動きをしてもらいたいと思っていたわけではない)、単純に出したかったから出したお金だった、ということを感じて、自分の感情と彼らの感情を切り分けられたこと。

修士論文の口頭試験のときに「私やっぱり博士課程にはいきません」と言ったときに、博士課程以降お世話になる予定だったドイツ人の先生に、(私への期待によって反転した)あからさまにがっかりした感情をぶつけられたこともショックではあったが、まあ、私の人生は私にしか歩めないので、彼の気持ちに応える必要はなかったんだなーっていうことです(笑)

ただ、こう思いいたるまでには長い道のりがあった。

まず、日本で求められていてこれからも教科書的に使われるであろう本を翻訳して世に出せたこと、占星術の世界に関しては多少は人に貢献できているかなという体験があったからこそ。

だから罪悪感も癒すにも時期があるのは確かだし、すぐに癒えなかったことも意味があると思った。

えーと、話を元に戻すと、ドイツ人が今経済的に繁栄している理由というのは、過去の罪悪感に正面から向き合って、謝罪しているからだというのはとても良く分かるなと思う。

私はベルリンに住んでいたことがあるので分かるのだけど、町の至るところに、過去の戦争の記憶が残されているの。ここに住んでいるユダヤ人がどうしたこうした、みたいな碑が残っている。ある意味、どうしてここまで残すんだ?というくらい残しているのよね・・・。

昔これを見たとき、ドイツは周りの国に言われたからやってることなんだろうな、かわいそうだなドイツは、と思っていた。日本は戦争の記憶は残っている場所もあるけど、割とそれを隠してしまう国だから(神社という場所においては別なのですが、戦後神社との関係性も断たれたしね・・・)。

だけど今私が感じているのはむしろ逆。ドイツは、罪悪感に向き合って記憶を正面から見ているからこそ、その記憶に支配されないで、豊かさに向かって進んでいけるんだということです。

記憶(月)は、逃げていると私たちを呪うんだけど、正面から見てあげると消えて、クリーニングされる。

多分これが本当の月のマジックであって、月のウィッシュメイキングの順番なのだろうと思っています。

ABOUT ME
高橋ともえ
1981年生まれ。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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