占星術コラム

ミカエルの2つの系譜とドラゴンヘッド・ドラゴンテイルとメルクリウス(ラファエル)。太陽と月が交わるところにある聖杯。

高橋ともえ

先日メルマガでもちらっとお伝えしましたが、2023年後半にはドラコニック占星術の講座をリリースしたいな~と思っております。

なぜ2023年以降ドラコニック占星術(龍頭図)が重要になるのか? さて。。。来年は、東洋の占術の卒業までの追い上げなどもあり、春~夏までは新しいことはあまりできなさそうですが、夏以降リリースしたいと思う...

で、このドラコニック占星術の講座を考えていると、ちらちらとミカエルの存在を感じるのですね。

うーん、ミカエルといえば確かに竜と関係しているしなあ・・・と思っていたところ、偶然読んでいた資料の中に、古代バビロニアではマルドゥク神がこの天のドラゴン(ドラゴンヘッドテイル)と関係しているという話がありました。

シュタイナー曰く、マルドゥクはミカエルと同じエネルギーを持つ存在です。

※マルドゥクについてはこちらにも書いています~

コズミックマインド(翼ある思考)が潜在意識の恐怖からハートを救う~魚座の時代の終わりから水瓶座の時代のはじまりにむけて、恒星アルフェラッツと春分点から分かること占星術やスピリチュアル業界では今の時代が水瓶座の時代であり、愛と光に満ちた時代になる、ということをよく言います。そして、その対比として魚...

で、大変面白いことに、古代バビロニアでは、
マルドゥクは木星の神なのですが、同時に太陽神とも呼ばれることがあったとか。

うーん、興味深い!

というのが、シュタイナー曰くミカエル=太陽じゃないですか。

同時に、木星ってプチ太陽系みたいな感じで太陽の特性ととても似ているんですよね。
占星術を知っている方ならご存じのように、木星は、太陽の周期であるほぼ1年ごとに12星座を1つずつ動いていきます。
まるで、太陽の動きを小さなスケールでなぞっているかのような挙動をするのが木星なのです。

※この辺りのことは、こちらの本に詳細が書いてある。

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そして、古代バビロニアでは、マルドゥクは竜のような随獣を従えていたり、竜(ティアマト)を退治したともいわれています。

このイメージもまたミカエルと竜のイメージにつながりますね。

ただし、西洋のミカエルのイメージは、竜退治をするドラゴンスレイヤーですが、
バビロニアでのマルドゥクは、竜(ティアマト)の頭と尾を切り離し、頭を天に、尾を地に置くことで新しい世界を創造したと言われています。

私は何かこの神話の部分に、ドラゴンヘッドテイルの深い意味と意義があり、西洋的なミカエルの理解からは抜け落ちている竜の持つ可能性のヒントがある気がしているのですね~。

ミカエルは竜を必ずしも否定していないというかむしろ使いこなしているじゃんwみたいなw

・・・そういうわけで、なぜが、ドラコニック占星術はミカエルのサポートをもらいながら準備している感じがしていたのです。

おりしも、ミカエルに関するアントロ系の重要人物の文書の中に、ミカエルの系譜には2種類があって、太陽と直接結びつく系譜(キリスト)と、月に結びつく系譜(エリヤ・洗礼者ヨハネ)の2つがあるということを知り、なるほど!!!と思いました。

そしてこのミカエルの2つの流れ(太陽と月)が1つになるところに水星(ラファエル)の秘儀の意味の1つがあるということを読んで二重にびっくり。水星=メルクリウスは、確かに2匹の蛇(太陽の蛇と月の蛇)が絡みつく棒を持っていますしね~

※余談ですが、易といえば伏羲と女媧という太陽と月になぞらえる下半身が蛇?竜?の2人をモチーフにしておりますね。

メルクリウス(ヘルメス)の杖と伏羲&女媧。水星のヘキサグラム、易のヘキサグラム。西洋どっぷりの私が易・風水などをやり始めた理由・・・それは、大きな文脈で言うと水星秘儀に関わることだから、です。シュタイナー的な文脈で言...

ミカエルを西洋的に理解しようとするとドラゴンスレイヤー、悪と戦う善なる存在という二元論的なイメージしかないですが、実際のところ、ミカエルの月の系譜の役割というのは非常に重要なものがあるのです。

ミカエルというのは一般的に、より高次の力とより低次の力の戦い(ミカエルと竜、マルドゥクとティアマト、ミトラと牛)として理解されますが、実は、ミカエルの領域に入ってくるのはいわゆる高次の力「だけ」ではないということです。

なぜなら、ミカエルの月の系譜というのは、自分は悪の手に落ちることなく自らを犠牲にしてこの低次の力(悪の力)の中に降っていったと言われているからなのですね~。

そして、このように月の系譜に入っていったミカエルの系譜の存在たたちの供犠の意味とは、キリストが地上へ降っていくための道を準備するためだったのです。

うーん深いwww

※ところで、ミカエルの月の系譜として挙げられているエリヤ、洗礼者ヨハネは、その後も転生を重ねていて、ハンガリーの聖エリザベス、ラファエロ、ノヴァーリス、(そしてソロヴィヨフ)になったとか言われております。

個人的にはドイツロマン派のノヴァーリスは大学時代から好きだったし、彼のもっとも有名な作品の1つが「夜への讃歌」ですから、ノヴァーリス=ミカエルの月の系譜と言われるとかなりピンときますね~! そして、このミカエルの月の系譜は、ソフィアとも深くかかわっていますね^^

・・・で。

ドラコニック占星術の話に戻りますとw、そもそもドラゴンヘッドドラゴンテイル=月のノードというのは、太陽の道である黄道と月の道である白道の2つの交点のことです。

そして上述しましたが、ミカエルには太陽と月の2つの系譜があり、この2つが交わるときにラファエル(メルクリウス)の働きがあるとしたら、太陽と月の交点であるドラゴンヘッドとドラゴンテイルというのも、ラファエル(メルクリウス)の働きのあるポイントになるんじゃないかと感じています。

普通の西洋占星術のゾディアックはトロピカルゾディアックですが、これは太陽の通り道である黄道と、地球の赤道を投影した天の赤道とが交わる場所を牡羊座0度とするものです。

一方、ドラコニック占星術の使うゾディアックは、ノースノードを牡羊座0度にするゾディアックですが、これは、太陽と月の交点=ラファエルの働きのあるポイントを中心に見るものです。

なので、ある意味でいうと、錬金術的なメルクリウスの働きがあるのが、ドラゴンヘッドとドラゴンテイルで、その次元に焦点を合わせてみたときの魂の形を描くのがドラコニック占星術なのかもしれません。


>>>出典:Wikipedia

注意したいのが、ドラコニック占星術はあくまで出生図ありきのものだということと、魂の変容の一段階を示しているに過ぎない(完成形や究極形ではない)ということです。いわば錬金術でいうAlbedoかな~と思います。
(なので、時々ドラコニックチャートこそが魂そのものだ~みたいな言い方をしている占星術の本を見かけますが、そこまでの重みはドラコニック占星術にはないと私は思います)

ちなみに、ドラコニック占星術って、古代バビロニアで始まったとかいろいろ言われていますが、実際には出典が不明らしいです。

つまり、現在私たちが使っているノースノードを牡羊座0度に見立てるというドラコニック占星術の手法は、正確にはどうやら20世紀半ばになってから始まったらしいのですよ(まだこの辺りの出典は調査中ですが~)。

そして、以前、欧米のいろいろな占星術師がここ数年ドラコニック占星術に注目しているという話を書きましたが、やはり今の時代になってここまでドラコニック占星術が流行っている理由というのは、時代意識が関わっていると思います。

うーん、年初からいきなりラファエルだのミカエルだの・・・頭がパンクしそうですが(笑)、ドラコニック占星術興味がある方はこちらから登録してお待ちくださいませ~

>>>ドラコニック占星術講座

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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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