終戦記念日に思う、先祖のシャドウワーク~真実は一つではない。他人の真実を受け容れるためにも、自分に集中して癒していくことの大切さ。
今日は日本人にとって重要な1日だったと思います。8月15日、終戦記念日。私の婚家でも、19歳で亡くなったご先祖様がいて、お墓参りのときにその方の戒名を見ながら、色々思いを巡らせていました。
ちょうどいま、サウスノードが射手座です。射手座には色々な意味がありますが。戦士という意味もありますし、指導者という意味もあります。軍隊の中でも位階が上の立場の人、将校とか将軍レベルの人とも関係があります。
さらに、射手座には真理というテーマもあります。射手座が一点を狙って矢を放つように、一つの真理、というものを追究する星座(サイン)ですので、宗教というテーマも射手座には関わってきます。
そんな中、ちょうどtwitterを見ていたらこちらの記事がシェアされてきました。記事を書いている方は今年40歳ということなので私と同い年の方です。
>>>大好きなおじいちゃんが「戦争犯罪人」だった? 高2の夏に知った祖父の過去
釜石収容所というところで所長を勤め、戦後BC級戦犯として裁かれた祖父を持ち、今はニューズウィーク日本版の記者をしている女性の、人生をかけた探求を綴る記事です。
5回にわたる連続記事ですので、上記のリンクから興味のある人は読んで欲しいな。
同じ祖父に対して、ある捕虜は素晴らしい人だったと語り、別の捕虜は暴力を受けたと訴える。真実はどこにあるのかと探求する記者の方の真摯な姿勢に涙が出てきました。
この記者の方は最後、こういう結論に達します。
戦争の記憶は各人にとっての真実であり、違っていて当たり前だ――それを知ったとき、私は長年とらわれてきた「たったひとつの真実」から解放されたような気がしました。
今ちょうど、射手座と双子座のノード軸に対して、乙女座の水星・火星・小惑星ヒュゲイアがスクエアになっています。たった一つの真実を真理と思う態度をやめて(射手座サウスノード)、様々な人の真実をフラットに可能性の1つとして受け止める(双子座ノースノード)ことが集合的な流れとしてきています。
そして、自分とは異なる他人の意見も真実として尊重する時に必要なのが、あくまで自分自身にとってどうなのかというところを見つめながら、謙虚に自他の境界線を引き、必要なら自分自身を癒していく慎重で具体的な行動(乙女座)なのでしょう。乙女座の力なので、女神的なエネルギーも必要とされると思います。
引き続き自分自身の中でできる限りの癒しをしていく謙虚で慎重なモードを続けていきたいと思います。
※射手座のサウスノードに合になったジュノーについてはこちらで記事を書いています。