2019年9月10日海王星と地球の結び(ヘリオセントリック海王星と地球の会合)と2020年3月8日の水星と地球の開き~巨大なテント
2020年9月10日、海王星と地球の会合(地球暦では海王星と地球の結び)が起きます。これは、太陽から見て海王星が地球と合になるときです。このときのエネルギーは、2020年3月8日に海王星と地球がオポジション(衝、地球暦では海王星と地球の開き)になるときに結果として現れてきます。
地球とある天体の会合周期はヘリオセントリック(太陽中心)の出来事ですが、ジオセントリックでも地球とある天体の会合中は、その天体が逆行するなど関連があります。
この記事では、ヘリオセントリックで海王星と地球の合・衝が起きる2019年9月10日と2020年3月8日の2つの日付の海王星の位置とサビアンシンボルから、2019年9月10日の地球と海王星の会合の意味を探っていきます。
この記事の目次
2019年9月10日 海王星と地球の会合(ヘリオセントリック、地球暦では海王星と地球の結び)のホロスコープと海王星のサビアンシンボル
海王星は魚座18度なのでサビアンシンボルは19度になります。
- 巨大なテント
2020年3月8日 海王星と地球の衝(ヘリオセントリック、地球暦では海王星と地球の開き)のホロスコープと海王星のサビアンシンボル
海王星は魚座18度なのでサビアンシンボルは19度になります。
- 巨大なテント
2019年海王星逆行タイムスケジュール
2018年9月10日の海王星と地球の会合の意図と結果をサビアンシンボルから考える
会合周期は、月の満ち欠けのサイクルと同じで、新月に当たる会合(結び)のときに意図を設定し、満月に当たる衝(開き)のときに結果を受け取ります。
今回の海王星のサビアンシンボルはどちらも一緒。
- 魚座18度 巨大なテント
意図と結果が同じ度数なのですが、それぞれ意図の段階(9/10)では海王星は逆行中、結果の段階(2020/3/8)では海王星は順行中になります。
魚座18度のサビアンシンボル、巨大なテントは、サーカスなどの見世物・ショーのために大量の人々が集まってくるというイメージです。人を大量に集めるエンターテインメント性や演出力なども表します。また、多くの人(や関心のエネルギー)を引き寄せる、集結させるという求心力なども表しています。
ここでは、魚座的な芸術性・熱狂を、テントという装置(仕組)の中で計画的に発散させることに関わっています。元来魚座は、芸術性などと深く関わりながらも計画性が弱く、じわじわとエネルギーが浸透・拡散していくのですが、15度~20度の度数域では、対向サインである乙女座的な分析力や緻密さ、計画性などが入ってきます。その結果、乙女座的な仕組みのもとで、魚座的な超越的な熱狂・芸術性が発散されるということになります。
もともと、12サインの中でも最もエネルギー量が大きく、目に見えないものと接続できる膨大なパワーを持っている魚座ですが、同時に、具現化させたり地上的なルールの下でそれらのエネルギーを発揮することは苦手です。しかし、15~20度では、実務能力に長けた乙女座のエネルギーを取り込み、結果として社会に具体的に活かしていくことができようになるのです。
海王星と地球の結びと開きのタイミングで同時にこの度数が刺激されているので、まず、9月10日には、爆発的なヒットや年強につながるような何らかのアイデアに接続することができます。そのアイデアは、神がかったインスピレーションとして与えられるでしょう。そして同時に、そのアイデアを広めていくための具体的な仕組みづくりや準備のヒントももたらされます。ただしこの段階では、まだまだそのアイデアを広めるには至らないのですが、その後、3月8日ごろには、実際に多くの人の関心を集める形でそのアイデアをリリースすることができ、熱狂的な反応を手にすることができるでしょう。