占星術コラム

2024年4月9日牡羊座日蝕と、女性指揮者の物語。「暴力」と水瓶座2度のサビアン「予期しなかった雷雨」

高橋ともえ

ここ数週間の日蝕月蝕シーズンがなかなか深くて(笑)、なかなかブログもメルマガもかけず、ましてやリレーションシップ占星術の準備も進んでいませんでしたが、深く潜った結果色々なものを持ち帰ることができたので、その辺りの話を。

Twitter(X)で絡んでくれている方だと分かると思いますが、私今、ちょっと悩んでいることがありましてw まあ、具体的にはあるクライアントさんとの接し方で病んでいたんですよね。

普段、占星術のお客様でない限り、星を見に行くことはありませんが、あまりにその人とはコミュニケーションがすれ違うので星を見に行ったわけです。そうしたら、なんと獅子座ステリウム持ち男子でした(爆)。いやー、水瓶座ステリウム持ち女子的に、180度反対側からボールが飛んでくるのできっついわけです・・・。

プライドの獅子座氏ですが、確かに能力も高くしごできさんなので、すごいですねーという感じなのですが、いちいちのマウンティング?がすごくて、なんでこの人はそんなにこののび太みたいな庶民wにマウンティングしてくるんじゃー!と、第三チャクラが痛かったわけです(笑)

で。皆さんのお知恵を借りて(笑)、日蝕直前に契約条件を変更してもらったのですが、その前後に私は、大好きな韓国の女優さんのイ・ヨンエさん主演の最新ドラマ「マエストラ」を観ていました。

この「マエストラ」の中に出てくるイ・ヨンエ扮する女性指揮者は、色々な苦難やトラブルがあっても、元夫に対しても、夫の不倫相手の女性音楽家に対しても、かつての恋人だったある投資会社の会長の男性に対しても、まったくひるまず、堂々と我が道を行くんですよね。(ただし、物語の後半でちょっと変わってきますが)

この堂々とした感じ、いただき!と思い、あの手この手で私を取り込もうとする?クライアントさんとイイ感じで距離を作りましたw

それにしてもいつも牡羊座の季節には女性指揮者の映画とか見たり、有名なオーストリア人バイオリニストのBとの思い出話を思い出すので、なんか私にとって牡羊座は音楽と関係しています・・・。私のホロスコープの5ハウス(クリエイティビティ、創造性、エンターテインメント)が牡羊座だからかも。

今やクラシック音楽界では演奏者の半分以上が女性と言われていますが、それでもまだまだ指揮者というポジションは男性ばかり(全指揮者の5%しかいないらしい)。そんなポジションに女性として食い込むというパイオニア性が12星座トップの牡羊座らしいなあ~って思いました。

でね。

この燃えるような情熱っていうか、すさまじい破壊力をも伴うような変容の力って、実にセラフィム(熾天使)的です。

そのことを思い出していたのですが、ちょうど3月後半から4月前半、天を運行しているトランジットの冥王星のサビアンが、水瓶座1度(2度)の「予期しなかった雷雨」だったんですよね。

実はこの「予期しなかった雷雨」は、私の出生の金星のサビアンですので、冥王星に刺激されて、なんか自分の金星期のことをずーっと思い出したりしていました。

ここでいう金星期は、日本で人口に膾炙している占星術では15~24歳くらいですね。シュタイナーのバイオグラフィー的には14~21歳ですが、まあ、だいたいこの若くてエネルギッシュな多感な時期ってやつですね。

この時期の自分は、何かを築き上げそうになっても、それがまさに予想しなかった形で手放さざるを得なくなったり、破れかぶれな?(笑)恋愛をしたり、トラブルを起こしたり、突然方向変換をしたりと、本当に「予期しなかった雷雨」そのものでしたな・・・。

ところでサビアンシンボルって、明らかに「つらたん」なイメージのシンボルがちょいちょいありますよね。「予期しなかった雷雨」もその中の1つだと思うんですが、こういう時は、チャンドラシンボルを合わせて読むと面白いです。

チャンドラシンボルというか、厳密にはEllias Lonsdaleが改訂したシンボルですが、それで見ると、水瓶座の1度(2度)は、「妖精たちに見守られていることに気づかず、庭を散歩する女性」というものなんですよ。

なんか、水瓶座1度(2度)のサビアンもチャンドラシンボルも、どちらも自然界の現象と関係している感じですよね。

  1. サビアン:予期しなかった雷雨
  2. チャンドラ:妖精たちに見守られていることに気づかず、庭を散歩する女性

でね。ここで、私的には自分の金星のサビアン(自分の女性性)の理解に一番役立ったと思う、ナグハマディ文書の中にある謎めいた詩、「Thunder, perfect mind」を思い出したわけです。

「Thunder, perfect mind」の詩は、水瓶座1度(2度)の雰囲気を見事に表していると思う。

I am the first and the last.
I am the honored and the scorned.
I am the whore and the holy one.
I am the wife and the virgin.
I am the mother and the daughter.
I am a barren woman who has many children.
I have had many weddings,
And have taken no husband.
I am the silence that is incomprehensible,
And insight whose memory is great.
I am the voice whose sounds are many.
I am the utterance of my own name.
Why have you hated me in your counsels?
I am the lamp of the heart.

・・・

私は最初であり最後。
私は讃えられる者であり蔑まれる者。
私は娼婦であり聖女。
私は妻であり誰にも属さない女。
私は母であり娘。
私は不妊でありたくさんの子どもをがいる。
私はたくさんの結婚をしたし、誰も夫がいなかった。
私は理解しがたい沈黙であり偉大な記憶を持つ洞察。
私は複数の響きを持つ声。
私は自分自身の名の発話。
あなたはなぜ、自分の考えの中で私を憎んだのですか?
私はハートの灯。

でね。

先日、この「Thunder, perfect mind」の詩を解説している海外のYouTuberの動画を見たのですが、この詩は、ジェンダー、パラドックス、暴力に特徴づけられていると言っていて、ものすごく意味深だと思いました。

水瓶座は一番、ジェンダーレスな星座だと言われていて、冥王星がここに入ったことで、多くの人が肉体的なジェンダーとは違うジェンダーの感覚を大切にし始めたり、向き合うようになるんだと思うのですが(そしてその統合のために大恋愛時代が来ると思うwww落合陽一さんもおっしゃってるしね!だからこそのリレーションシップ占星術のリリース考えてるので是非来てねっ)、そのある意味では二極を行きつ戻りつするとき、どうしてもある種のパラドックスや暴力が伴うのかもしれないと、この解説を聞いていて思いました。

ちなみに、「暴力」は、英語ではviolenceですが、中世の英語では、自然界の熱、日光、煙がとても強烈な作用をもたらすほどに強い質を持っている様子を表現するために使われたそうです。

そしてね、もっと面白いのが、英語のviolenceに相当するのがドイツ語のGewaltで、このGewaltもその意味としてはほぼ英語と同じで、上記のような自然界の激しさを表現するものとして使われるのですが、もっと言うと「抗いがたい力」という意味でつかわれることがあるんです。

でね、この語は、ドイツロマン派のクライストという短編小説家の「聖セシリア、あるいは音楽の力」の原題である、Die heilige Cäcilie oder die Gewalt der Musikに出てくるのですよ。

つまり、音楽の力っていうのは、暴力的なまでに不可抗力であり、それは自然界の猛威と同じで、熾天使(セラフィム)的な力だというわけです。

この前提をもとにもう一度、Thunder, perfect mindの中に充満している「暴力」的な要素を見つめ直してみると、そこには、人間という小さな存在には苦痛でしかないような「暴力」的な出来事が、実際には高次の天使界(熾天使的な世界)のある種の見守り(管轄下)にあるのではないかという可能性です。

もう一度、水瓶座1度(2度)のサビアンとチャンドラシンボルを見てみると、

  1. サビアン:予期しなかった雷雨
  2. チャンドラ:妖精たちに見守られていることに気づかず、庭を散歩する女性

結局、人が目覚めるように変化(変容)するためには、冥王星的な死と再生が必要で、それは小さなエゴには痛みと苦しみでしかないのでしょうが、それでもどこかそれは官能的ですよね。つまり、とても音楽的であるということです。

人を抗いがたい力で変容させるもの、それが冥王星的であり、雷や火山の噴火のような自然の力であり、音楽の作用なのでしょう。

・・・と余裕綽々で書いていますが(笑)、そのうちまた2024年の半ばに冥王星が山羊座に戻ってきて、また水瓶座へ抜けていく時期が来るので、このころもまた金星に冥王星がヒットするので何かありそうで怖いです~(笑)

あ。

二極の統合という意味では、リレーションシップ占星術の講座おすすめなので、是非登録して待っていてね!できたら夏くらいまでにリリースしたい。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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