本当の弟子は、人生の午前のルールも人生の午後のルールも両方使いこなす。
昨日、「人生の午後、魂の午後」って話をしました~。結構ピンとくる方が多かったみたいで反響大きかったです^^
でね。
ちょっと、補足が必要なんですが、人生の午前を生きている人、人生の午後を生きている人、それぞれ感応する天体やゾディアックの影響が異なる、というのは確かなのですが、アリス・ベイリーの秘教占星学を丁寧に読むとわかりますが、本当の弟子(disciple)は、人生の午前のルールも、人生の午後のルールも、両方使いこなすんですって。
ここでいう弟子とは、自分自身をマスターする道を歩む人すべて、と考えてください。※特定のグルやマスターを師匠としていないくても弟子と呼びます。
つまり、正回転の流れも、逆回転の流れも、そしてそれぞれの天体の影響の仕方の違いも、すべて使いこなせるのが本当の弟子なのだそうです。
人生の午前のルールは、現実社会で地に足付けて生きていく手段。一方人生の午後のルールは、解脱を目指す手段。
人生の午前から人生の午後へと「進化」していくと考えてしまいがちですが、両方を使いこなせるようになることこそが本当の「進化」なのですね。
先日、ヒマラヤで修行してサマディを体験したことで聖者となったヨグマタ相川圭子さんのご著書を読んでいましたが、
物質的な繁栄や科学技術の発展を極めつつ、霊的な世界への畏敬の念と感性が脈々と伝わっている日本という国を、マスターや聖者たちも注目しているのだそうで、そのために相川圭子さんは日本にいらしてヒマラヤの叡智を伝えることになったとか・・・。(逆に本国インドは急速に霊的な伝統を否定する動きもあり、また、カースト制度など形骸化した仕組みの弊害もあったりして今難しい状況みたいです。チベットも中国に侵攻されたりしていますしね・・・)
なので、逆回転の動き「だけ」、霊的な星の流れ「だけ」に過度に注目してしまったり、人生の午前のルール(現実的に生きる術)をマスターすることを避けると、道半ばで迷うことになりかねないってことのようです。
本当に人生の午後が充実する人は、人生の午前のルールも使いこなしながら、人生の午後のルールを知っている人なのでしょう。
そういう人たちのための占星術を提供したいなーと思います。