悪魔の助けを借りて天国に到達する~リリス講座のヴィーナスイニシエーション&タロットの14番~21番までのシーケンス
リリス講座のリリースに当たってのインスピレーションをタロットカードを使って解説しました。
・17番「星(泉)」ヴィーナスイニシエーション
・18番「月」冥界下り、子宮体験
この辺りの流れですね。
リリスの天使的かつ悪魔的な魅力と魔力、一種の偽の両性具有性を捨てて、本当に誰かに対して開いていくということ。そこにヴィーナスイニシエーション(イシュタル)が関わっているのですよね。
子宮や冥界は、愛を受け取らずに体験すると地獄ですが、愛とともに降りていくことで天国につながります。
これが、ある意味ではリリスが教えようとしている「月」の一側面だと感じています。
リリス講座をリリースするにあたって、私を動かした不思議は、
✔ 月の遠地点としてのリリスが、常に風のエレメントを強める作用を持っていること。
✔ 伝統的に風のエレメントは、伝統的に天国に近い状態だと思われていたこと。
✔ それなのにリリス的な体験は(特に性的に)痛ましい体験を伴いがちであること。
しかし、この不思議なアンビバレンツな状況は、子宮(冥界、二次元)の意味を深く探っていけば納得できます。
以前、牧神パンに絡めて、シュタイナーの高弟であったカイザーリンク伯爵夫人とシュタイナーの間で交わされた秘教的なダイアローグをご紹介しました。
そちらから再び引用しますと・・・
「先生(シュタイナー)、私(カイザーリンク伯爵夫人)がここで地表に立っているということは、その真下、地球に内奥に黄金の国があるということですね。では、私が罪から解放された清らかさを持ちながらその深みに降りていったら、デーモン(悪魔)たちは私を害することはできませんよね、そして、これらのデーモン(悪魔)たちを通り抜けて、黄金の国に到達することができる、ということですか?」彼は答えました。「もしあなたが、キリストを伴って降下するならば、デーモン(悪魔)たちはあなたを傷つけることはできませんね。ですが、さもなければこれらのデーモン(悪魔)たちはあなたを亡き者にしてしまうでしょう。」そして彼は、こう強調して付け加えたのです。「ですが、まさにこのデーモン(悪魔)たちが、私たちの助け手となるのです。そうです、これは本当に真実なのですよ。この道は真の道ですが、とても困難な道でもあります。」
2020年12月22日(日本時間)、水瓶座のグレートコンジャンクションサイクルが始まりましたが、水瓶座の支配星である天王星は、トラウマ体験とそこからの解放による地上の天国の創設に関わります。
そして、これからまたリリス講座内で補足する予定の惑星の軌道周期を見ていくと、月と天王星の軌道は関係があります。
つまり、リリス的な闇(月)を自分の中で統合することが、真の自己実現(地上の天国)に関連している(天王星)ということなのです。
たかがリリス、されどリリスです(笑)