イースター(復活祭)と種子の発芽実験。地球全体にキリストが宿っている
今日4月9日はイースターでしたね~! 復活祭とも呼ばれるキリスト教の重要イベントですが、日本ではクリスマスは祝うけどイースターはスルーされることが多いですよね・・・。
個人的には今日は、雑穀栽培プロジェクトを始動させる日としました。まだ種まきはしませんが、プランターに土を用意したりする日になりました。
さて。イースターは移動祝日でして、その定義は、「春分の後最初に起きる満月の後の最初の日曜日」です。
しかし、2019年、この定義通りに考えたときに2つのイースター候補日が出てきてしまうという悩ましい事態が生じました。
というのが、2019年の春分は3月21日でしたが、その日はちょうど満月でもあったのです。なので、「春分の後最初に起きる満月の後の最初の日曜日」という定義で考えたとき、3月24日の日曜日がイースターであるということになります。
しかし、3月24日はいくらなんでも早すぎないか・・・という話もありました。もし、次の満月を基準にするとしたら、2019年4月19日が満月なので、4月21日の日曜日がイースターになります。
この悩ましい事態を解明するための一助として、イギリスにあるリリー・コリスコ・インスティテュートが行った極めて興味深い実験があるのでシェアします~。
リリー・コリスコ(Lili Kolisko)は、オーストリア人の女性で旦那さんで医師のオイゲン・コリスコとともに紆余曲折あってイギリスに移住した科学者です。彼女は、非常に緻密な科学的実験を行う才能があり、シュタイナーに高く評価されていました。
さて。そのリリー・コリスコ・インスティテユートが行ったイースターの実験というのは、コリスコ検証メソッド(Kolisko Validation Method)という、ホメオパシーなどの製品や種子の発芽などの有効性を確かめるメソッドを使った実験です。
まず、水を、以下の3つの日付でそれぞれ集めます。
・2019年3月21日春分
・2019年3月24日イースター候補日その1
・2019年4月21日イースター候補日その2
そのうえで、イースター候補日その1、その2のそれぞれにおいて、当日集めた水に540個の種を浸水させ、5日間成長させてから重さをはかります。
比較例として、まったく同じ540個の種を使って、イースター候補日その1、その2のそれぞれに、春分の日に集めた水を使って浸水させ、5日間成長させてから重さをはかります。
つまり、
- 2019年3月24日に、同日に汲み上げた水を使って発芽させる
- 2019年3月24日、春分の日に汲み上げた水を使って発芽させる
- 2019年4月21日に、同日に汲み上げた水を使って発芽させる
- 2019年4月21日に、春分の日に汲み上げた水を使って発芽させる
という4つで実験したわけです。
4つすべて全く同一条件で実験できるようにしたそうですが、その結果はこちらのグラフになりました。
>>>Easter Water Experimentsの結果
つまり、2019年4月21日(イースター候補日その2)に、同日に汲み上げた水で発芽させたもの(③)が、2019年3月24日、同日に汲み上げた水で発芽させたもの(①)と比べてけた違いによく成長したということです。
興味深いことに、春分の日に集めた水で発芽させたものは、3月24日でも4月21日でもほぼ同一の結果になったということです(②と④はほぼ同じ)!!
なお、当然3月よりは4月の方が春になっているのだから発芽しやすくなるのは当然と思われる方もいるかもしれませんが、4月21日に蒔いた全く同じ種であっても、春分の水と当日の水とでは全く結果が違うというところがポイントです。
この実験はめちゃくちゃ面白いですよね~。
地球(の自然)が、復活祭というキリストのイベントに反応しているんだなーと。
ゴルゴタの秘儀以来キリストの血が地球に浸透して地球と一体になったという話を科学的に裏付けるような非常に興味深い実験です。
リリー・コリスコは、Agriculture of Tomorrowというバイオダイナミック農業のパイオニア的な作品も執筆しており、非常に重要なアントロ系の科学者だと思います。彼女のメソッドをイギリスの機関が踏襲してこうやって現代に合わせて使っているのは非常に興味深いなあと思いました☆
個人的には、リリー・コリスコが行った日蝕のときに金を使って行った実験がとっても面白く、論文取り寄せて読んでいますがめちゃくちゃワクワクしています。
もう4月20日の日蝕シーズンの足音も聞こえる季節ですが、また日蝕星読みしますね~。