Astrodienstでリズ・グリーンさんの2024年の年運レポート取り寄せてみた。人間にしかできないことって何だろう? 海外の有料ソフトやサイトのクオリティが高すぎる件。
2024年は私にとっていろいろと興味深いことが起きる予感大の1年なので、いろいろな側面から未来予測をしています。
元々持っている占星術ソフトにも年間のレポートを細かく出す機能はあるのですが、Astrodienstのクーポンが来ていたので、A4で44枚に及ぶリズ・グリーンさん執筆の年運レポートを取り寄せてみました。
Astrodienstのサイトで、トライアルで概要を知ることもできます。
こちらのレポートでは、トランジットとプログレスだけを使った年運レポートになっていて、ソーラーアークやその他の技法は考慮されていませんが、レポートの最後に使用している技法のことまで書いてあり、とっても参考になりました。
Astrodienstのレポートはなんと、英語だけではなく欧米諸言語版もそろっていました・・・。アジア系言語が薄いのはマーケット的な理由かなあ? まあどの国の人でも、英語できる人なら英語読むだろうしねぇ。
実は、ソーラーファイアやJANUSなど一般的な西洋の占星術ソフトにも、年運レポートを作成する機能は備わっています。なんなら、ソーラーアークやプロフェクションとか、細かい技法も指定できるので、自分でもやろうと思えばこういう未来予測ってできるのですよねぇ。
すべて英語ですが、今はDeepLとか翻訳機能がすばらしい機械翻訳エンジンもありますしねぇ。
少し占星術を勉強した人は、英語が多少できなくてもさっさと海外のソフトを買ったり有料サイトにアクセスして、そこのレポートを購入して自分で未来予測をしたり、それらのレポートから技法を学んだ方が早いと思いました。
来年以降未来予測の講座を1年くらいかけてやろうかと思っていますが、占星術ソフトを使いこなしたり英語を機械翻訳にかけて理解する指導とかも入れた方がいいなと思いました。
あと、結局予測しているだけでその通りにならないとか、自分の人生にいまいち不満があるという人は、日々の振り返りワークが足りていないことが多いので、やっぱり日記というかノートワークは大切ですね・・・。振り返りムーンノートワーク。
今別件の仕事(経営者さんの秘書仕事)で、生成AIのエンジニアさんと特定ジャンルのカスタマイズAIを作成するプロジェクトのお手伝いをはじめていますが、これを占星術に利用したらすごく面白いだろうと思います。
一方で、こうしたAIの普及に伴って、風の時代は単なる「情報そのもの」「言語差を利用したビジネス」が広まりつつ価値がなくなる一方で、人と人が対峙することでしか得られないものの価値はより一層増していく気がします。
シュタイナー的な意味で今はすでに水星紀です。メルクリウス(ヘルメス)は、かつて人を見えない世界へ導くガイドだったと言われていますが、水星紀においてメルクリウスは人を人に導き、人と人がお互いの自我の交わりを通して高め合っていく助けをすると思われます。
メルクリウスの杖に絡み合う2匹の蛇は、2人の人間の自我であり、この自我がお互いを理解し合うこと=愛を象徴しています。その意味では、以前から私が構想している、対話を重視する占星術講座アストロエチカの意味がこの辺りにあるんだろうなと感じています。
AI時代だからこその、振り返りと他者との対話。これは人間ならではの営みなのかもしれません。