2018年11月27日水星と地球の結び(ヘリオセントリック会合)と2019年1月30日水星と地球の開き~クリケットゲームと一時的と証明される人気
2018年11月27日、水星と地球の会合(地球暦では水星と地球の結び)が起きます。これは、太陽から見て水星が地球と合になるときです。このときのエネルギーは、2019年1月30日に水星と地球がオポジション(衝、地球暦では水星と地球の開き)になるときに結果として現れてきます。
地球とある天体の会合周期はヘリオセントリック(太陽中心)の出来事ですが、ジオセントリックでも地球とある天体の会合中は、その天体が逆行するなど関連があります。
この記事では、ヘリオセントリックで水星と地球の合・衝が起きる2018年11月27日と2019年1月30日の2つの日付の水星の位置とサビアンシンボルから、2018年11月27日の地球と水星の会合の意味を探っていきます。
この記事の目次
2018年11月27日 水星と地球の会合(ヘリオセントリック、地球暦では水星と地球の結び)のホロスコープと水星のサビアンシンボル
水星は射手座5度なので、サビアンシンボルは射手座6度になります。
- クリケットゲーム
2019年1月30日 水星と地球の衝(ヘリオセントリック、地球暦では水星と地球の開き)のホロスコープと水星のサビアンシンボル
水星は水瓶座9度なので、サビアンシンボルは水瓶座10度になります。
- 一時的だと証明される人気
2018年11月~12月水星逆行タイムテーブル
2018年11月27日の水星と地球の会合の意図と結果をサビアンシンボルから考える
会合周期は、月の満ち欠けのサイクルと同じで、新月に当たる会合(結び)のときに意図を設定し、満月に当たる衝(開き)のときに結果を受け取ります。
今回の水星のサビアンシンボル2つを並べてみると、
- クリケットゲーム
- 一時的だと証明される人気
になります。
意図を表す会合・結びのときの射手座6度のサビアンシンボルは、クリケットゲーム。射手座はスポーツ競技(特に団体競技)に関わる星座ですが、クリケットゲームは11人対11人で行われる球技です。
この度数では、スポーツというある種の決められたルール・型の中で、フェアプレイ精神を学ぶという度数です。スポーツは、人間の火星的な衝動を昇華・洗練させるためのものですが、特に団体競技の場合は、これから先の山羊座以降の実社会の体験を先取りして学ぶという意味合いもあります。射手座は火のサインですが、柔軟宮かつ集団性に関わるサインなので、この度数では、自分の掲げる火(真理)を、ときに敵対する相手や競合するチームとの切磋琢磨の中で主張していくということを学びます。よく、好敵手のいないスポーツ選手やスポーツチームは伸びないと言われますが、そういう意味での「ライバル」を意識してみることもよいでしょう。
この会合のエネルギーの結果を表す衝(開き)のサビアンシンボルは、水瓶座10度の一時的だと証明される人気。一見ドキッとする度数ですが、成功や幸運、勝利などの一見良さそうな結果を受け取ったとしても、それに感情的に惑わされず淡々とした理性的な態度を貫くという度数です。勝って兜の緒を締めよという言葉がありますが、まさにそのような感じです。勝利の美酒に酔いすぎることなく、淡々とデータを分析するように、結果を受け止めて次のアクションを取る、ということを学ぶ度数です。水瓶座は、不動宮の風のサインです。射手座的な相手に競り合って勝つというフェーズが終わった後には、客観視や淡々とした継続力を育む必要があります。
射手座6度のクリケットゲームで挑んだ勝負に仮に勝ったとしても(大成功であったとしても)、水瓶座10度のように慢心したり傲慢になることなく平常心の冷静な態度を続けるという流れが見えてきます。
2918年11月27日の水星と地球の結びのエネルギーを上手に使うためには、何らかの挑戦、可能であれば個人的なものではなく、他の人との競争的なものやコンテストなどにまず挑んでみましょう。「あの人には負けないぞ」と思う人を心の中で決めて、その人に追いつけ追い越せと行動していく、というのでもOKです。水星ですので、特に仕事や学問の面でこのエネルギーを使ってみるといいでしょう。ただし、ここで見失ってはいけないのが、この「勝負」はあくまで「ゲーム」にすぎず、勝つことは目的ではない、ということです。この目標を立てて遂行して動くという一連の流れで鍛錬や訓練などを習慣化することです。これを忘れなければ、2019年1月30日の水星と地球の開きのころには、新しい仕事の能力や学びが身について、日常の中に溶け込んでいると気づくでしょう。