2022年春分図、ノースノード5ハウス&ICの小惑星パラス、そして2022年7月10日参院選とセレス。
ここ最近、思い切って参院選に関するメルマガを配信しました。政治ネタは何かと物議を醸しやすい日本ですが、意外とメルマガ解除されなかった(笑)
で。改めて2022年の春分図をぼーっと見ていますが、はた!と気づいたことがあります。
それが、ICに合となっている小惑星パラスと、ノースノード5ハウスという配置です。
で、以前書いた記事から引用。
2022年はイメージとしてはまるで町や村のような小集団が誕生することによる国土の癒しです。※ただし、キロンは災害の起きた年にもICに来ていることが多いので、何らかの傷を暗示してもいるので、癒しの前に傷を体験することもあるでしょう。
春分図でICに牡羊座のパラスとキロンの合が起きている2022年は、春分図でICに天秤座逆行中のジュノーの合が起きて2020年コロナでつながりが断たれた人々の絆を、もう一度新しい共同体としてよみがえらせるための様々なつながりが自発的に同時多発的に起きてくると思います(そして、そうせざるを得ないような何らかの傷つくことがあるかもしれません)。
ただしそのパラスが生み出そうとする共同体は、古い時代の血縁や地縁をベースにした「何となく」のつながりではなく、パラスが守護女神であった古代ギリシア・アテネのように、文明による洗練や現代社会の知性をきちんと持った個性ある人たちが、自発的に愛を表現していった結果できてくるつながりのはずです。
キーとなるのは「自立した市民(アテネの市民のような)が自発的に表現する愛」が新しい共同体のキーになるということです。
今、参院選挙が色々な意味で注目されていますが、パラスはアテネ、アクロポリスの女神です。アテネというのは歴史上はじめて民主政治が始まった都市なわけですよね。その女神が今年の日本の春分図のICに合なので、やはり選挙、それも地方選挙が注目なのです。
ただし、この古代のアテネ的な政治(直接民主主義、男性市民のみが参政権を持つ)ではなく、日本のローカルな風土(IC)に合った選挙というのがキーになります。
そして春分図のノースノードは5ハウスに。祝祭と書いたけど、政治は日本ではまつりごとと呼ばれてきました。本来選挙戦も、日本の伝統に照らすとある種の「祝祭」なのですね。戦いというともすると破壊的なエネルギーを、祭として定義しなおし平和的に転換させていくことで創造(5ハウス)の力を引き出すというのが日本の伝統の中にある政治の本来の役割です。
うーん、深い・・・。
そして、7月10日参院選の日のヌーンチャート(昼の12時のチャート)を出すと、なんとMCにセレスが合。そしてオーブは緩いですがICには山羊座の冥王星が居座ってセレスとオポジションです。
セレスはもともと日常生活とか衣食住とかに関わる天体ですが、それがさらに蟹座ですので、二重三重にセレス的な意味が強調されています。また、セレスは母(養育者)という意味もあるので、特に子供の教育にも関連する天体ですね。
今回の選挙の焦点として、食の安全や生活の保障、そして子供の教育などが重要になってくるのはある意味では必至の星の流れなのではないかな~と思います。
えと、まとめると、日本の2022年春分図のICパラス合やノースノード5ハウスの意味を汲み取るなら、地方や個々人それぞれの人が自らの意志と知恵を使って新しい共同体をつくるために立ち上がり、楽しみながら創造のエネルギーに変えていくことが要請されていると思われます。
そして7月10日の参院選ではMCにセレスが合、しかも蟹座ですので、食の安全、農業、生活の保障や、子どもの教育といったことがフォーカスされていくでしょう。