クリスマスの星は2つある。百合と薔薇、あるいは水星と金星の占星術
今日はクリスマスですね~。そのクリスマスにちなんで、クリスマスの星は2つある?というお話をしていきたいと思います。
東京時代最後(20代後半)、私は、秘教的キリスト教をベースにしたドイツ人の画家・彫刻家の先生から絵を習っていました。
その先生の授業の中で神秘学を学んでいたとき、
「クリスマスの星は2つある」
というお話を聞きました。
クリスマスツリーの真上に飾る星は五芒星(★)であることが多いですが
現地ヨーロッパでは、同じくらい頻繁に、六芒星も飾られることがあります。
六芒星は、言うまでもなくダビデの星。幼子イエスとして生まれた救世主の象徴。
そして五芒星は、伝統的に人間そのものを示します。
よって、神の子イエスが人の子として生きたことを象徴するものだとも解釈されます。
この記事の目次
「神の両手」水星と金星
でね。
占星術好きな人ならお分かりになると思いますが、六芒星と五芒星に最も関連の深い惑星は、水星と金星なのです。
そして、水星と金星の軌道はそれぞれ、六芒星と五芒星を描きます。
水星と金星はいわゆる内惑星であり、火星以降の外惑星とはちょっと違う作用を地球にもたらしています。
具体的に言うと、地球よりも太陽に近い惑星として、太陽のエネルギーをそれぞれ地球に伝達している、と考えられます。
事実、エッセネ派のある神話では、水星と金星は神の両手であり、超古代、水星からの使者と金星からの使者が
地上で人々を指導していた、という伝説があります。
※こちらの記事に書いたよー
ここでいう神ですが、「太陽」と置き換えてもいいでしょう。
つまり、水星と金星は太陽の両手であり、太陽は、水星と金星を使って地球(の人類)を指導していたということです。
百合と薔薇。幼子イエスと守護天使、キリストとキリストの花嫁
・・・話を、クリスマスに戻します。
クリスマスのメインキャストは聖母マリアとイエスですが、
マリアに関して、最もよく目にする植物は「百合」ですね。
大天使ガブリエルのアトリビュートです。
百合は6弁、つまり六芒星と関わっています。
一方、「薔薇」、特にとげのない薔薇は聖母マリアであり、
赤い薔薇はイエスと深く結びついています。
薔薇は5弁、つまり五芒星と関わっています。
さらに、秘教的に言うと、六芒星と五芒星がクリスマスの星と呼ばれる理由は、
六芒星=幼子イエス
五芒星=それを守護する守護天使
だからであり、
やがて地球が再神聖化していった先に到来する、
六芒星=キリスト
五芒星=キリストの花嫁 の聖婚
というある種の予言的な意味まで含まれていると思われます。
個人の出生図における水星と金星の意味
水星と金星は、普通の占星術で見ても、仕事の才能とか、愛情関係を示す等と言われておりますが、
特に私は最近、いくつかの技法の検証を通じて、
水星と金星は、その人が生まれてきた目的を示す太陽のアジェンダを、より具体的に地上で実現していくための色々な示唆を与えてくれる星だと感じています。
女子が好きな金星はもちろんのこと、水星もまた、単なる仕事のスキルという以上の、「使命を果たすための重要な出来事」を示すポイントを形成していると感じています。
そういうあれこれをつめこんだ、「水星と金星の占星術」という出生図の個人鑑定を考えております。
・・・これはですねー。
実は昨年、年運リーディングをしていて、水星と金星の丁寧な出生図の分析をしてあげないとたった1年の運勢の分析だけでは難しいかもしれないなーと感じたからなのですね。
※っていっても、年運リーディング受けてくれた人はお分かりだと思いますが、結局10年前後の運気の流れまで見ましたw
特に、いわゆる古典占星術ではよくないと言われている水星や金星の配置を持っている人(逆行、コンバスト、ノーアスペクト、フォール、デトリメント等)は、別の技法を使ってみると実は違う意味で力が強いという可能性もあるし、また、そういう配置を持っている人特有の課題や、時期的な運勢もある。
あと、最近研究しているチャンドラシンボルはサビアンだけでは見えてこない面白い象意が出てくるので鑑定で教えたいなあ・・・。と思ったのです。
※チャンドラシンボルについてはこちらに書いている~
それが、上述の「水星と金星の占星術個人鑑定」のアイデアになったわけです。
もちろん、火星や木星も大切ですよ。
でも、特に水星と金星は、非常に重要な惑星なので、この2つを様々な角度から分析するだけでも、十分すぎるくらい、自己分析の一助になる。
あと、やっぱり出生図の中に秘められたポテンシャルを見つけることって、心をワクワクさせるじゃないですか。
そういうのも、「水星と金星の占星術鑑定」ではお伝えしたいのですよ。
ああ、私にはこういう可能性があるのか・・・って。
というのも・・・
今年、年運リーディングは年2回募集しましたが、2回目の方には、絶対にノートワークをしてもらいたく、振り返りムーンノートワークと組み合わせる形で提供しました。
ノートワークは、日々自己分析をしてもらうわけですが、この半年間、シャドウワークというw闇を見るワークが中心だったので皆さん、凹んでないかちょっと心配していたりします。
自分の盲点になっている闇を見るワークも確かに必要ですが、2021年は、ちょっと「闇」により過ぎたかなと
反省したのね。
・・・だから、あえて、2022年は、年運リーディングは募集をせず、それぞれの人が、自分のポテンシャルを見る光のワークとして「水星と金星の占星術個人鑑定」を提供したいなと。
なぜなら水星と金星は、
奉仕をしたいとこいねがう幼子イエスのような男性の高潔さと、
そんなキリスト(男性性)を助け導きたいと思う女神の愛が、
そのおおもとにある天体だからです。
というわけで、2022年の節分明け、おそらく小惑星講座リリースの後に、「水星と金星の占星術鑑定」をご案内しようと思います。
・・・まあ、やたら長い文章書いちゃう私のことなので(笑)鑑定書はA420~40枚くらいになると思いますw
ふわふわした内容だけではなく、具体的な度数とか時期的なことも、場合によってはお伝えすることになる、実用的な鑑定書をイメージしてください。
たとえば、自分はアングルも天体も●●座の25度にないのに、なぜか気になる人は●●座の25度付近に天体がある!
とか、そういう謎も解ける可能性があります。
実際私は、双子座に天体もアングルも何らかの感受点もないのに、なぜか、双子座の20度くらいのところに個人天体を持っている人がプライベートに頻出なのですが、金星に関するある技法を使って計算したら、なるほどと納得できましたw
こういうことも分かるので、今回の鑑定は一度受けておくと一生使えるので、知っておくと面白いと思います~。
【4月19日追記】鑑定をリリースしました!4月28日までのお申込はお得なキャンペーン中です。