聖徳太子と星信仰。ゾロアスター教、ミトラ教、そしてシリウスの不思議。
さてさて。昨日をもって、いったん聖十二夜のノートワークが終わりました!参加していただいた皆様、お疲れさまでした。この期間に集めた素材をもって、今後意識的に2023年を閉じ、2024年を開くワークを1月半ば以降に行います。
でね。
聖十二夜のノートワークの最中って、急にあるテーマが気になってくることが結構あるなと思います。それは、1年を通してとても重要なものになりやすい。
それでいうと、ここ数日、聖徳太子の本を読んでいました。中山康直さんの本ね。
この本以外にも読んでいますが、すごく嬉しかったのが、中山康直さんの切り口では、聖徳太子がやりたかったことは2つ。
1つ目が、星信仰を復活させること。2つ目が、様々な宗教の融合・統合をすること。だというのです。
これは・・・!と本当に心震えました。
聖徳太子がペルシアとかかわりが深く、ゾロアスター、ミトラ教に関連しているという話も面白かったです。
太秦の広隆寺の牛祭がミトラの祭りとそっくりという話は有名かもしれません。
※ミトラは、こういう牛にまたがった姿で表現されます。
余談ですが、私の親戚の真言宗のお寺に行ったとき、星曼荼羅を見ています。
実は世界各地の仏教界の中でも、星曼荼羅という表現は日本仏教に特有ともいわれているものなのだそうですが、ここにももしかすると、聖徳太子からの影響があるのかもしれません。
そしてミトラ教と言えばマイトレーヤ、つまり弥勒菩薩ですので、ここからはシュタイナーにも関連していきます。
それと、滋賀県のお寺のことを調べていて、滋賀県は「聖徳太子ゆかり」を自称するお寺が全国で一番多いということを知って驚いています。もちろん実際に聖徳太子が活躍していたのは奈良や大阪、京都の一部なので、あくまで伝承なのですが。琵琶湖の人魚伝説と聖徳太子の話とかも面白いですよ~。
そして、聖徳太子がシリウス信仰をしていたという話がこちらの本に書いてあります。
実は、シリウスについてはシュタイナーが面白いこと言っているので、それとの関連も含めて面白いです。
思えば私が20代のときふと思いついて奈良に行ったきっかけは、弥勒菩薩に惹かれてでしたね!そういえば・・・。
※そこからスピリチュアルジャーニーが始まったのよ・・・
今年はなんか、年初から聖徳太子にはまりそうですw