ステラシーケンス(Stellar Sequence)という「占星術基礎B面講座」を企画中。

高橋ともえ

ここ最近、鑑定にお越しになる方との会話や、リレーションシップ占星術講座第1期の皆さんの課題をチェックしたり、質問に回答していて気づくのが、占星術の基礎知識の大切さです。

というか、サビアンやハーフサムや小惑星やマイナーアスペクトやハーモニクスなどの飛び道具に頼らなくても、基礎的な要素をきちんと磨き上げて正しく把握するだけで、占星術はかなり読めるということ。

ただ、ここでいう「基礎知識の大切さ」という表現で私が言いたい内容を伝えてくれる基礎講座は、世に提供されていないんだなあ、と気づきました・・・。

というのが・・・。

たとえば、逆行する天体をどう解釈するか? ということ1つをとっても、ざっと、以下のようなポイントを押さえる必要があります。

・逆行天体ゼロのホロスコープか?
・逆行天体1つだけのホロスコープか?
・逆行天体5つ以上のホロスコープか?
・逆行天体が太陽と合またはオポジションになっていないか?
・逆行天体が、逆行前の留・順行前の留になっていないか?

などなど。

逆行=天体の力が弱まる みたいな微妙な書き方をする教科書が多いですが、ある配置ではむしろ、逆行天体はそのホロスコープの持ち主の人生の重要なテーマを示しているとさえいえるケースもあります。

たとえば、チームみらいの党首安野さんは、火星が逆行していますが、彼のホロスコープの配置の場合は、火星は「弱い」どころかむしろ「非常に強い」配置になります。短い期間で都知事選で5位になったり、国政政党入りを果たすなど、リーダーシップという意味ではとても強いのです。安野さんは、リーダーシップをタイトルに持つ本を著してもいますしね。

また、アスペクトも、現代占星術で使うような角度重視のアスペクトだけではなく、星座(サイン)同士の関係性に基づくアスペクトの観点からも解釈できるようになることで、無数に発生する星々のアスペクトの中から、特に重要なものを抜き出すことができます。

こういう、「基礎講座で一度は誰もが触れるけれど、その深い意味や使い方、優先順位や流れの中で読む方法」に特化した、「基礎B面講座」というか、「基礎と中級のブリッジ講座」みたいなものを、近々「ステラシーケンス」という講座名でリリースする予定です。

というのが、時期運講座を出してほしいという要望をとても多くいただくし、来年以降出していきたいのですが、この基礎B面講座をやっていない状態で時期運読みに入っても、いわゆるクックブックと言われる断片的な情報の中でしか星を読めなくなってしまい、本当に個々のケースにカスタマイズされた時期運を深く読み込むことができなくなると思っています。

占星術の基礎って、意外に深いのですよ。

この境地に至ってからは、古典占星術の本もよく読むようになりましたし、飛び道具に過度に頼らないでシンプルに基礎に忠実に読むのが大切だなと感じています。

リレーションシップ占星術講座第1期では特に、この点を痛感しています。

恋愛の相性だからと言って、いつも金星と火星だけが問題になるわけではなく、人にとっては水星や土星などが重要になることもあるんです。

こういうことの仕組みやからくりが分かってくると、占星術ってすごいな!と思ってもらえると思います。

新しい知識を増やすのではなく、手持ちの知識をブラッシュアップして磨き上げて、適切なタイミングと順番で使う、そういうことができるようになってもらうための「ステラシーケンス」のリリースを今急ピッチで水面下で進めているところです。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。経営者の事業実行支援&フリーランス秘書会社経営。一児の母。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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