占星術コラム

胎児、勾玉、太陽のカーブ。宇宙の扉が開くとき。

高橋ともえ

個人的にコツコツと受胎占星術を研究し続けていますが、その観点から見て私個人にとってとても重要な時期がこれから数年にわたってやってきます。

それが、受胎期に太陽が運行していなかった黄道12星座上のエリアを、ノードが移動する時期です。

※受胎占星術についてはこちらでも語っています~

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妊娠期間は十月十日といいますが、正確な受胎から出産までの日数は月相やアセンダントの位置などによって異なります。

で、私の場合、おそらくこの日、と思われる受胎のタイミングで出した時の太陽の度数が牡牛座11度なのですね。
そして、誕生時の太陽の度数は水瓶座16度です。

私の受胎期間中、太陽は牡牛座11度から水瓶座16度まで動いていました。面白いことに、ゾディアックのおよそ四分の三を運航する太陽の軌跡をなぞると、そこには胎児の形、あるいは勾玉の形が浮かび上がります。

そして、牡牛座11度から水瓶座16度までのおよそ90度くらいのエリアは、太陽が運行していなかったエリアです。

人智学系占星術師のWilli Sucherによると、この「受胎期に太陽が運行していなかったエリア」は、いろいろな意味でとても重要だということ。

特に、トランジットのノート軸がこのエリア(受胎期に太陽が運行していなかったエリア)を動くときというのは、その人の人生の転機に当たるような出来事が起きてきやすいと言います。

太陽の軌跡が通らなかったこのエリアは、太陽による庇護もないけれど太陽による制約もないので、外宇宙から「自由」の衝動を受け取るエリアといってもいいかもしれません。

月のノードはコズミックポータルであるとWilli Sucherは語ります。

受胎期に太陽が運行していなかったエリアというのは、その人にとって外からの影響をダイレクトに受け取る場所になるので、人生の転機になりやすいのでしょう。

でね。

私個人の話でいうと、ちょうど2023年1月くらいから、ノースノード(ドラゴンヘッド)が牡牛座11度を通過して牡羊座、魚座と動くのですよ・・・!そして水瓶座16度付近にやってくるのは2027年4月くらい。実に4年もの間、このトランジットのノート軸がこのエリア(受胎期に太陽が運行していなかったエリア)を動く時期を体験するわけです。

冥王星は水瓶座に入るわ、ノード軸はこの太陽のカーブを外れたエリアを移動するわ、私の人生激変が予想されます><

ちなみに、以前このエリアをノードが移動していたのはちょうど2013年~2017年、サウスノードが来ていた時期です。
この時期は私にとっては妊娠出産もあり、いろいろな挫折や困難もあった時期なので、感慨深いです・・・。

さらにさかのぼると、2004年~2008年までは、同じくノースノードがこのエリアを移動していました。この時期は進路を突然変えたり、スピリチュアルに傾倒していた時期で、非常に重要な体験がありましたな・・・。

うーん、いろいろな意味で面白い受胎占星術。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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