タロットの中の時間の流れ方。月のカードは実は未来を見ている

高橋ともえ

ここ最近またタロットとの関りが深まってきていて、以前もこのブログでご紹介したママンミユキさんのタロットの最新刷りを取り寄せてワークを重ねています。

[つぶやき]ママンミユキタロットがとってもかわいい~!!最近、タロット熱が再度目覚めてきて、改めてウェイト版のタロットに親しんだり、マルセイユタロットを探してみたりしています。※別途、タロット...

私の場合、パクスルーナっていう屋号はタロットカードの「月」からもらっているのですが、この「月」のエネルギーに一番近いのがマルセイユタロットであると思っています。

他にも、カードの並び順がマルセイユタロットの場合とウェイト版では異なっていて、私個人の感覚ではマルセイユタロットのカードの並び方が一番しっくりくるんですよね。

ただ・・・マルセイユタロットについて学ぼうとしても、なかなか教えているスクール的なところは少なく。カモワンタロットはエネルギーがちょっと秘密結社じみていて好きではなく(読み方が指定・固定されているところなども)、これまでタロットは、自己流でした。

が。

ママンミユキさんの「タロットの世界」を読んでいて、ほーー!!!と思ったことがいくつもありすぎて。

その1つが、タロットの世界の時間の流れ方です。

通常タロットは、左から右へ時間が流れると考えます。

しかし、ママンミユキさんが受け取ったメッセージによると、右から左に展開する方が、カードの絵柄的にも視線的にもしっくりくるというのです。

これが・・・

自分でも早速右から左への展開法に変えたところ、めっちゃしっくりくる・・・。
びっくりするくらいリーディングしやすくなりました。

一説ではマルセイユタロットは、イエスの死後南仏に流れ着いたマグダラのマリアとその一派が、言葉が通じない現地の人たちにキリスト教の秘教の教えを伝えるために作られたタロットが源流であると言われています。

だとしたら・・・。

マグダラのマリアはユダヤ人です。ヘブライ語は右から左に読みます。であれば、カードの並べ方も右から左であってもおかしくはないですよね。

これでいうと、恋人のカードとかも、左から右への時間の流れだと、糟糠の妻を捨てて若い女に走る男。みたいな感じですが、右から左への時間の流れで考えると、成熟した女性(結婚を司る女性司祭)のところへ若い男女が結婚の儀式を受けに来るところ。と自然に読めます。

なんというか、マルセイユタロットの源流に女神的な文化があることは分かっていましたが、何かそれが、左右を逆転させることでものすごくしっくりと理解できる気がしたのです。

こうして1つ1つのカードの視線と時間の流れを考えているところですが、冒頭でご紹介している「月」のカード、このカードは左側を向いた月が出てきます。

一般的には、「月」のカードで、月は左側つまり過去を向いていると解釈されるのですが、右から左へ時間が流れるという設定で見ると、月は未来を見ているわけです。

月は未来から流れてくる時間と関係しています。

そしてこの未来から流れてくる時間感覚を掴むというのが月の(秘密の)役割の1つなのではないかと考えています。

なぜなら、月にまつわる伝承の中には若返りに関するものが非常に多いからです。

若返るためには、過去に時間を巻き戻すのではなく、未来から流れてくる時間感覚に乗る以外にあり得ません。

月のお盆がひっくり返って変若水が降ってくるというたとえがありますが、これがまさに未来からの時間感覚に自分をひたすということです。

タロットの世界は、色々な流派が乱立していて、個人的には重苦しいエネルギーで近寄りたくない流派もあるため、これまであまり積極的にワークできていませんでしたが、なんとなくこの逆方向の流れでタロットを解釈するのはとてもしっくりくるのと、女神のパワーが強く感じられるので、探求してみようと思っています。

それにしても・・・個人的な好みであれですが、大々的に宣伝広告しているようなスクールより、ひっそりと静かに活動している人が好きですなww

いよいよ、放置しているタロットブログも動かそうかなあ。

タロット占いもやってみようかな・・・ww

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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