[つぶやき]傷は美しい。イエスは、死んだ犬の腐った歯茎を美しいと言った

高橋ともえ

今日は魚座新月ですが、自分自身のパーソナルダークムーンフェイズとも重なり、非常にパワフルな気づきが起きています。

その中で思い出したことが1つあります。

それが、イエスが弟子たちとあるところに出かけたとき、道端に死んだ犬が横たわっていたのを見たときの逸話。
その犬は既に死んでから結構時間がたっていて、肉がただれていたらしく、歯茎がむき出しになっていたみたい。

それを見て弟子たちはすぐに顔を背けて立ち去ろうとしたんだけど、イエスは、

「美しい」

と言ってジーっと観察したらしいの。

変態だよね(笑)

ただ、腐敗してくもの、傷ついている者、朽ちていくものも、美しいモチーフではあると思う。
なぜならそれすらも、命の一つの側面だから。
(韓国の現代芸術家のイ・ブルみたいですねー)

でね。

私、昔集中的にヒーリングをしてもらったことがあって、その時に、傷のエネルギー体を可視化して自分の身体から取り出すというワークをするんですが、なぜかその退行催眠の中で、いつもいつも、体の中から出てきた異物を、大切に取っておこうとしたの。

それを見たヒーラーさんが、

「なんか、種みたいですね。何かが花開きそう」

と言ってましたね。

私、人生の複雑さや不可解さをまるっと受け止められるような奥行きのある人が好きなんだよね。

そのヒーラーさんは、ひっそり活動しているタイプの方で、いわゆるスピリチュアルジャンルの本よりは小説やアートの中からの方が癒されるというタイプでして、そういう意味で私と感性があったんですが、こういう風に分析してくれてよかったなと思う。

で。

今ね。月のフェイズとタントラ哲学の関りについて書かれた本を読んでいるのだけど、そこに、もうどれだけネガティブな経験であってもそのすべてをカップに入れてネクタルに変えるという月の女神(の1つの相)があって、あ、これ!!って思ったの。

そうなの。

だから、傷とかネガティブも棄てなくていいし、持っていることを恥じることもないし、むしろそれが変わる瞬間に自分の癒しになるのだから、気にしなくていいのだなーと思った。

というか、ダーティーで、崩れて、もろくて、傷つきやすくて、不完全な状態というのすらも、すべて肯定する強さというのは、すべて命の一つの側面だと知っているからこそ出てくること。

女性性開花というのは、いつもキラキラ満ちていて輝いていて、成功していて、美しくて、人を引き寄せるような状態であることではないのだと思います。

むしろ、いつも移り変わっていて、増えたり減ったりしている状態の中にいることが女性性なので。
そして、完全ではないことで完全であるということ。だからこそすべてのフェーズが等しく存在しているということ。

その中でも一般的に良くないと思われていることで、ネガティブ視されていて、同時にとっても魅力的であるのが、このあえて穢れるっていうフェーズの独特の状態なんだろうと思います。

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醜いもの、腐っていくものを見て美しいと言ったイエスの感性は、かなり女性性(世界)の本質に迫っていると思う。

ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
占星術師・風水師(星読み風水師)
1981年生まれ。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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