月は真の太陽に導く。捨てたり休んだり意図を仕込むパーソナルな好機を知って、自分だけの月のリズムを活かす
今年は久々に年運リーディングを募集しようと思っています。というのが、先日からちょいちょいブログに書いていているターシャリープログレッションの研究に絡めて、いわゆる未来予測の手法を研究する中で、月のリズムをパーソナライズしていくことの重要性を感じています。
※ターシャリープログレッションは月のリズムを使った体内時計の計算法(未来予測法)。今講座を準備しているので、気になる人はこちらのメルマガに登録しておいてね。
日本では月のリズムに関しては人気だし、研究している人も多いのですが、その多くが集合意識と連動する月、つまり、新月満月とか、上弦下弦とかのリズムなんですよね。
新月だからお願い事しようとか、満月だから手放そうとか。
それもとても重要で、集合的な月のリズムは無視できないものですが、この集合意識の月「だけ」だと、だんだんと人は動物的な世界に退化していく可能性があります。
だからこそ、月星座を克服することは大切で、自分の月を自分で躾けることは大切なんだろうと思います。
で。
予測法に関して言うと、月をパーソナライズするという観点からの予測法を提案している人はそれほどいないなあと思います。
というのも・・・いわゆる西洋占星術で年運とか未来予測をするとき、そのメジャーな手法はほぼ、太陽のリズムを元にした予測法なんです。
これらの太陽のリズムを元にした予測法が広く使われている理由は、きわめて単純明快なんですよね。
なぜかというと、太陽のリズムは、物事が現象化しやすいからです。つまりいわゆる「当たる」占いになる、「陽」を見ていくことができるからです。
しかし、月のリズムを元にした予測法というのは、どちらかというと「陰」のリズムなんですよね。
ここでいう月のリズムの「陰」は、何か良くないことやネガティブなことが起きるということではなく、休んだり手放したりするリズム、そして意図を設定する好機を示しているリズムなのだと思います。
私は受胎占星術もある程度研究しているのですが、基本的に受胎や妊娠には月の要素が強く関わってるいるということが、既に何十年も前から実証されています。月が整っていない限り、いくら妊娠しようとしても妊娠しにくかったりするのですよね。
ちなみに受胎占星術では、基本的にパーソナライズされた月のリズムを重視します。人間の場合、新月だから妊娠しやすいとかそういうわけではないんですよね。それは、ある意味では動物や植物の世界です(バイオダイナミックやムーンガーデニングの世界では月のフェイズと妊娠率の研究はよくなされています)。
しかし、繰り返しになりますが、人間の受胎のための占星術では、パーソナルな月のリズムが効くということがわかっています。
だとしたら。
同様に、いわゆる運勢のや予測リーディングにおいても、パーソナルな月のリズムを活かしていくということは、太陽のリズムで示されたイベントや好機の受胎と出産を真に可能にすることなのだろうなと感じています。
パーソナルな月のリズムが教えてくれるのは、太陽のリズムで示されているイベントや好機の実現を、可能な限り自分の意図に沿ったものにするための、捨てたり休んだり意図設定に適した時期です。
太陽の準備のための月。太陽を活かすための月。という感じです。
これは・・・タロットカードの時間の流れ方に関する逆転を理解したときから降りてきたインスピレーション。
月は、太陽に背いて私たちを過去に縛りつけ、太陽の獲得を邪魔をする存在ではなく(時間は左⇒右に流れる)、
太陽からの光に照らして、私たちの過去を癒やし、鍛え、整える母であり、太陽という未来に向かうための導き手であり、扉であり、ポータルなのです(時間は右⇒左に流れる)。
そんな前提から、今年の年運リーディングを準備しております。ご興味のある方はぜひ、メルマガに登録してくださいね。