リロケーションとアングル近くの天体の作用。微妙な差がかなり重要になる
1月から怒涛のアストロマップ鑑定(あくまで自社比ですがw)を仕上げておりましたがやっと落ち着いてきました。(これで水星金星占星術の鑑定開始に向けてサンプル作成できそう~。)
※水星金星占星術は現在準備中の鑑定です~。マニアックに内惑星を掘り下げる鑑定。
でね。
ちなみに、アストロマップ鑑定は最近では小惑星情報も盛り込んでいるうえに、ローカルスペース占星術の手法やリロケーションの話も盛り込んでいて、既に実体と離れている(拡充している)w
先日鑑定した方に対しては、日本国内のいくつかの移住候補の土地のエネルギーや雰囲気をお伝えするために、細かくリロケーションチャートを出してその差異を比較するということを行ったのですよね。
一般的には、1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスに入った天体は強く作用すると考えられています。確かにアングル付近(アセンダント、IC、ディセンダント、MC近く)の天体であれば、これらのハウスに入っている天体でも作用は強いです。
しかし、アストロマップの講座でお伝えしていますが、あるフランス人の研究者が行った膨大な数の出生データに基づく研究結果を見ると、12ハウス、3ハウス、6ハウス、9ハウス側に入った天体の方が、より強い作用をもたらすらしいのですね。
たとえば、4ハウスの天体でICから15度くらい離れた天体と、3ハウスの天体で同じくICから15度くらい離れた天体を比べると、3ハウスの天体の方がはるかに強い作用をもっているらしいのです。
そういうわけで、アストロマップのラインのどちら側に行くかで微妙な差異が出てくることもあり、とても面白いです。意外と侮れないんですよ~。
私の例で言うと、生まれたのは福島で、30歳まで東京、そして現在は滋賀県にいるので、ずーっと西に向かって移動しています。
この移動によって一番変化したのは、MC近くにあった小惑星ベスタが、福島や東京のときは9ハウス側に入りますが、滋賀県では10ハウスに入るのですね。
※小惑星ベスタについては小惑星講座PART1でも取り上げています~
そのせいなのかどうなのか分かりませんが、東京にいたときはアカデミックな探求(9ハウス)に関心がありましたが、今はむしろ現実的な仕事(10ハウス)に関心が移っています。
※ベスタは土星とのシンクロがあり、職業を見るときにも重要な示唆を与えてくれます。
そして東京にいたときは水星はIC近くではあるけれど合ではなかったのですが、今はがっつりICに合といっていい範囲になり、基本テレワーク・在宅勤務でおうちにばかりいますw
こういう気持ちの変化が伴うので、リロケーションはかなり重要なのだろうと感じています。
なので、北海道生まれの人が沖縄に動いたらそれだけでも全然運気は変わりますよ!
というわけで、アストロマップの鑑定は実はアストロマップだけではないあれこれを鑑定していますw
今後、リロケーションとかローカルスペース占星術とかもガッツリ活用していくと面白そうだな~と思っています。
なお、ちょうど今東洋の占術としての風水も習得中なので、時期運なども複合的に見られる鑑定を考えております。
大地から受け取るエネルギーは本当に侮れないものなんですよね。