2018年9月24日~9月30日までの1週間の星の動き・週間占い[ヘリオセントリック・地球暦・西洋占星術]
2018年9月24日月曜日から9月30日日曜日までの一週間の星の動きをダイジェストでまとめてみます。
この記事の目次
2018年9月24日 中秋の名月、月と海王星の合 ヘリオセントリックの金星と火星の結び ペルセフォネの祝祭
中秋の名月。AM 2時26分ごろ、月と海王星が魚座14度付近で合になります。今年の中秋の名月は海王星のエネルギーを受け取るためのものとして使うと面白そうです。
また、この日はヘリオセントリックでは金星と火星の会合(金星と火星の結び)が起きています。ジオセントリックのチャート上ではスクエアの配置になる2天体ですが、太陽意志の目線からみると合となり、同じエネルギーに整合しています。
あまり知られていませんが、ギリシア文化では9月24日はペルセフォネの祝日と考えられており、彼女が冥界で過ごす前の豊穣を祝う時期とされています。
2018年9月25日 牡羊座満月
11:52頃牡羊座の満月。この日の星読みは別記事にて行っています。
2018年9月26日 キロン牡羊座へ、ヘリオセントリックの金星と海王星の結び
キロンが逆行しながら魚座へ戻ります。キロンは2019年2月18日に牡羊座に戻るまで、逆行と巡航を挟んでおよそ5ヶ月ほど魚座領域に滞在します。
また、この日ヘリオセントリックの金星と海王星の会合が起きてきます。
2018年9月28日 火星が7月28日の月食ポイントへ
水瓶座の火星が、7月28日の皆既月食の月の位置に戻ってきます。この時期、7月28日の月食のテーマが再燃・完了するようなことが起きてきます。月食から3ヶ月以内に起きる月食ポイント(太陽または月の滞在していた位置)への火星のトランジットはとても影響があります。
月食時のチャートと比較すると、9月28日は火星に対して牡牛座の月と蠍座の金星がそれぞれがスクエアの一方、天秤座の太陽・水星がトラインになります。
感情的には未整理のものがあったり、自分の好き嫌いのセンスや感覚と少し違うようなことが起きてくるかもしれませんが、大きな人生の目的や仕事という面にフォーカスして行くのがおすすめです。
2018年9月29日 ミカエル祭(ミカエルマス)
この日はミカエル祭(ミカエルマス)です。ミカエルの働きを讃え祝うお祭です。
シュタイナー系の人々や人智学の団体では、今の時代はミカエルの時代だと考え、ミカエルの働きを重視しますが、この日は、固定祝日として、人類全体が普遍的に受け取れるミカエルのエネルギーが強まります(クリスマスは毎年固定された祝日ですが、このように固定された祝日というのは、移動祝日と違って地上のすべての人が無意識であれ意識的であれ影響を受ける、というのがシュタイナーの考えです。)。
この時期、秋分を過ぎて闇が濃くなっていきますが、ヨーロッパでは伝統的にクリスマス(冬至)までは「魔」の力が強まると考えています。この時期の「魔」に対抗するために、ミカエルからのパワー(勇気と明晰な思考)を受け取るのがこのお祭です。
ミカエル祭を活用するには、8月半ばのペルセウス座流星群の頃に受け取った意志と勇気の力を呼び覚ますことが大切です。
ペルセウス座流星群で流れてくる流星に含まれる隕鉄(いんてつ)は、ミカエルの剣の閃光であると言われており、私達の血液の中の鉄分(勇気と意志の力)を強めてくれます。
2018年9月30日 水星と天王星の開き 火星と海王星の結び
この日はヘリオセントリックの水星と天王星の開きと火星と海王星の結びが起きます。
その他・冥王星が逆行終了直前の留(ステーション)へ
この1週間ほどは、冥王星が逆行終了する直前の留(ステーション)に入っています。冥王星は、4月23日から逆行に入り、7月12日にヘリオセントリックで地球と会合したのち、現在ジオセントリックの山羊座18度付近に滞在しています。