おうちでご飯を作って食べることが、風水の財の基本。

高橋ともえ

後1回くらいで風水の授業が終わります。私は、風水の先生に出会って鑑定してもらってから2年後に風水を学び始めたので、3年くらいかけてこの東洋の学びを深めてきました。

でね。

西洋思想と東洋思想って共通しているところもありますが、全然違う部分もありますよね。
その1つが、東洋思想はかなり現実的であるということです。

若い頃はこの現実的な東洋思想が嫌だなって思っていましたが、改めて一周以上回って(笑)戻ってきたとき、東洋思想の発想は何かを長く持続させる叡智があるなと感じています。その叡智の1つが風水や陰陽五行です。

ただし、風水=運気のあがる家「さえ」見つけて住めばいい というものではない、ということも衝撃でした。

たとえば、財運が上がる家というのがありますが、その家に住んだからといって自動的に財運がアップするわけではないのだそうです。

これは、一つには、本人が「縁をつける行動」つまりビジネスをがんばるとか、そういうことをしない限りはただエスカレーターに乗っかるように上に運ばれていくなんてことはないという意味ですが、もう1点目からうろこのことがあるんです。

それが、

家から運気をもらいたかったら、家の台所(キッチン)で料理をしてそのご飯を食べなければならない

ということ!!!

なんと、家をおそうじをしてきれいにするだけでも足りないんだそうです。また、外から買ってきたご飯を家で食べる、というのでも足りないそうです。

元々東洋思想ではご飯と財運は同じカテゴリに入りますが、家の財運は美味しいご飯を通じてひとりひとりに流れ込む、と聞いてとってもしびれました。

ちなみに、中国にはない日本の独自の風水は神社と神田を中心とした五穀豊穣です。日本で作られた穀類はとても重要なのですよ。

夏の土用開始2018年7月20日~8月6日~五穀を使って風水で開運できる時期2018年7月20日~8月6日まで夏の土用期間となります。この18日間は、一般的な陰陽五行や東洋思想では、新しいことを起こしたり決断した...

※こちら、かまどの神様。縄文時代からずーっとある聖地です。

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なお、福井の曹洞宗の総本山永平寺をひらいた道元さんも、中国で典座(お寺で料理を作る人)との出会いを通じて軽んじていた食の重要性を痛感し、日本に帰国後は典座教訓という本にしたためたというエピソードも思い出しました。

やっぱり、食事は侮れない・・・。

なお、占星術的に言っても、食事、特にグルメとしての食事ではなく日々の食事は乙女座領域ですが、この乙女座領域というのは魚座の時代の終わりにとても乱れやすい部分でもあり、同時に次の時代に進むために重要な部分なので、その観点からも食事に気を付けることは重要ですね。

魚座の時代の終わりに、「食」を通じて現れる乙女座のエネルギーの魔を体験するさて、先日エジプトがらみで面白い本がありましたよー!!っていう話を書きました。エリザベス・ハイチの「イニシエーション」ですね。 h...
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ちなみに、私はというとゆるビーガンになって約半年経過しましたが、なんというか「回転が速くなった」感じがあります。今まで以上に穀類をしっかり食べているのですが、穀類ってほんと、波動が高いんですよね! 腐りにくいし・・・

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それにしても、東洋の風水の発想を知ってしまうと、よくある西洋由来の自己啓発(多分遊牧民的発想?)でよく言われる、「収入は移動距離に比例する」は、必ずしも正しくないよなって思いますね。

そんなこんなを学ぶことができて、私的には風水の学びは生活そのものを根底から変えるきっかけになりました。

秋以降、セッション鑑定提供していきますね~!

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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