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[つぶやき]個人の限界の先にある命の水~太陽キロン合と天王星的な豊かさ

ここ最近、アストロマップ鑑定のモニターさんの分がやっと半分を折り返しました。まだまだお待ちいただいている方がいるので、必死に頑張っております・・・とても楽しい作業なので、ついついのめり込んでしまうため、お一人お一人にお待ちいただいていて恐縮です。

鑑定の日々、少しほっと一息つけるようになったので、先日の春分の話にからめて、ちょうどタイムリーに入ってきた情報からちょっと考えたことを綴っていきます。

今年の春分の印象的な出来事と言えば、イチロー選手の引退会見ですよねぇ。

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多くの人にとって、イチローは、職人的な野球選手というイメージが強いのではないかと思います。決して恵まれた体格ではないけれど、センスとストイックな野球愛によって一流選手になった人。

同時に、こんなニュースも目にしました。

>>>ライパチ、サード… 野球の「定説」がAI分析で覆された

実は、こういうAI分析はスポーツの分野にもすごく入っているみたいです。多くの野球の選手をAIがデータ分析することで、迷信や定説を排除した効率の良いトレーニング方法を編み出しているのだとか。

これって、職人的な技・個人としての技芸を磨いてきた先人選手、天才的なセンスと力をもって道を切り開いてきた人たちからすると、まるで自分の努力をかすめ取られたようなちょっと嫌な気分になりますよね。

でも、この流れはありとあらゆる業界の中で進んでいくのだと思います。

ここ数年、キロンが春分点近くにありますので、春分頃に太陽とキロンが合になります。
自我意識の強い牡羊座の太陽に、まさにその自我の傷と癒しを示すキロンが合。

キロンは、以前もこのブログでいくつか記事を書きましたが、キロンは、土星と天王星の間にあって、同時に海王星にまで軌道を伸ばしているという不思議な天体です。

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上記の記事で、こんなことを書きました。

ヘラクレスの毒矢に当たることは、キロンが自分自身の神性(不死身であるというのはギリシア神話では神々の属性)という最も高貴な部分をも手放さざるを得ないという経験でした。

好色で粗野で嫌われ者だったケンタウロス族と見た目が一緒だったキロンにとって、自分自身のプライドを守ることができる要素は、神々の血を引くこと(不死身であること)だったかもしれません。しかしキロンは、まさにそのプライドの拠り所を手放さなければなりませんでした。

しかし、まさにこの手放しを通じて、キロンは結果的に天の星座となり、神々のように永遠の生命を得るのです。

天王星が象徴する自分自身の天才性を獲得するためには、土星的な制限の世界を出る必要があり、そのためには自分自身が最も美しく最も高貴であると自認しているような自我が打ち砕かれる必要がある、ということをキロンは教えています。

天王星以降の天体の世界は、人智を超えた世界でもあります。それらの星々の力は、時に破壊的にもなりえます。特に天王星は、個人の天才性や自己実現などを司るものの、一方では暴力的な攻撃性にも繋がり得るパワーがあります。

ここで、キロンの軌道が、もっとも太陽から遠い部分において、天王星の軌道を超えて海王星の軌道に入り込むというのはとても大きな意味をもっていると思います。

なぜなら、個人がこうした天王星以降の星々の世界の力を地上への奉仕につなげるには、低い自我が死んでより高い自我へと生まれ変わる必要がある、ということをキロンの神話の最後は教えているのだと思いますが、この自我の死と高い自我への生まれ変わりというテーマは、天王星を超える海王星の管轄だと思われるからです。

真の神(海王星)は、天才性を個人の特権にしておくことを許さないのです。

天王星は、天才性を表すと同時に、普遍化や万人が使えるテクノロジーをも司り、水瓶座のテーマを示しているからです。

アリス・ベイリーのEsoteric Astrologyでは、水瓶座のKeynoteは、Water of life am I, poured forth for thirsty humanity.(私は命の水、渇いた人類のために注ぎ込む)というものであり、そこでは、個人性は奉仕のために消える必要があるからです。

今、色々なところで「私にしかできないことをしたい」「私だけのオリジナルのものをやりたい」というような欲求が高まっていて、そういうニーズを満たすビジネスが売れていると思います。

しかし、水瓶座はある意味で、こういうものを否定します。

水瓶座にとって関心があることは、仮にそれがとてつもない天才性によって切り開かれたものであるとしても、万人が使用可能・理解可能な叡智やテクノロジーだからです。

個人の自我や小さなプライドは苦しむけれど、真我が喜ぶことは何か? それに気づいていくことが、太陽とキロンが春分点で合になるここ数年の日本だけではなく世界に共通する流れであり、天王星的な豊かさなのではないかと思います。

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高橋ともえ
1981年生まれ。慶應義塾大学ドイツ文学専攻修士課程修了。ドイツ語・英語の通訳・翻訳、メディア運営。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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