外から供給されたものではなく自分の過去を飲み込んでもう一度生まれ変わる。2021年12月からの「ウロボロスの輪」と全天体順行期間を振り返る。
2022年2月4日から続いていた全天体順行期間が、4月30日の冥王星の逆行開始とともに終わります。
皆様は、今回の全天体順行期間、いかがでしたか?
私はというと、今回の全天体順行期間は超重要なことがいくつも起きた感じがします。
しかしそれは、全天体順行期間だからというよりは、むしろ、「ウロボロスの輪」という現象(インド占星術による、あまり生じない特殊な星の配置)からの影響だったように思います。
※ウロボロスの輪についてはこちらで書いている~
具体的に何が起きているか(起きつつあるか)というと、
「外から供給されたものではなく自分の過去を飲み込んでもう一度生まれ変わる」
こんなことが起きています・・・!(現在進行中)
この場合の「自分の過去」というのは、文字通りの今回の人生のこれまでの道のりだけではなく、過去生の話です。
(まあ、今回の人生で起きること自体が、過去生からの影響を免れないものではあるのですが・・・)
私はもともとの出生図でサウスノード(ドラゴンテイル)側に天体が多く、ノースノード(ドラゴンヘッド)の支配星がサウスノードに合ということもあり、過去生のダイレクトな続きを生きている感のある人生です。
※ちなみに、進化占星術の創始者ジェフによると、ノードや冥王星に対してテンションがかかる配置がない・ノードそれぞれの支配星にテンションがかかっていない人は、今回の人生は強烈なカルマ解消や魂の進化に取り組まなくてもよいタイプ、と言っています。これは、良い悪いの話ではなく、単純に魂の決めてきた傾向であり、むしろ進化ってしんどいことだから、穏やかな星の配置の人はうらやましいなーと思います(笑)
ところで、ノードや冥王星に対してテンションがかかる配置がありノードそれぞれの支配星にテンションがかかっている人(私もこのタイプ)は、2回目のサターンリターン(58歳~60歳くらい)の方が重要な転機になると言われています。
占星術業界ではいわゆる30歳前後で起きるサターンリターンをとても重要な人生の転機ととらえるらしいですが、ジェフ曰く、ノードや冥王星に対してテンションがかかる配置がありノードそれぞれの支配星にテンションがかかっている人は、1回目のサタリタだけでは足りないらしい(笑)
そう思うと、ノードや冥王星に対してテンションがかかる配置がありノードそれぞれの支配星にテンションがかかっている人は、健康に気を付けて長生きをしていくのが一番大切って言うことですね。
私は一時期遅咲きの人の事例を集めて出生図を研究していましたが、日本でも展覧会があったグランマモーゼスは、まさにノードや冥王星に対してテンションがかかる配置がある人です。
あとは、ジェフの進化占星術のフォーミュラではなくヘリオセントリック占星術の観点になりますが、天王星、海王星、冥王星などがヘリオで見て地球と合(ジオで見ると太陽とオポジション)になっている人は、人生が大化けするというか、後半の人生でいきなり花開くということもありそうです。
日本の最近の事例で言うと、青森で今もなお笹餅を作っている桑田ミサオさん(1927年生まれ)が、ヘリオセントリック会で見たときに地球と海王星の合でしたね~
土星の影響があるのは63歳までと言われたりします。一般の会社の定年の年齢です。これまでの社会では、この年齢までに力を発揮することが求められてきており、63歳以降は老年期として社会の一線から退くと言われてきました。
しかし、これからの時代、特にトランスサタニアンの影響を受けている人は、この63歳以降に活躍する可能性がとても大きいので、今上手くいっていない人も、人生が良く分からないと思う人も、腐らずに淡々と力を蓄えて健康に気を付けると良いと思います。
ちなみに、そういうこともあって、ここ最近私は歯(口腔)ケアに取り組んでいますよw