占星術コラム

出生図の逆行天体の時期(ヘリオセントリックの会合の前か後か)からおおよそのテーマを知る

高橋ともえ

以前、逆行という動きは、常にヘリオセントリックの会合を含む「天上的な活動」だということを述べました。

天体の逆行とヘリオセントリック占星術の会合周期~天上での新しいサイクルに対応するための地上での変容と調整のとき西洋占星術のジオセントリック天体の逆行期間は、一般的にあまり良くない(ネガティブな)意味を持たれています。しかし、ヘリオセントリック占星...

ということは、逆行天体と一口に言っても、ヘリオセントリックの会合の前か後かで、若干ニュアンスが変わってきます。

たとえば、ヘリオセントリックの会合の前の逆行天体は、「解体」「解放」というエネルギーが強まると思われます。
その天体が関わるテーマについて、現状を「否定」あるいは「疑問視」して、変えていこうとします。
その天体の意味に関して、既存のテーマを破壊する改革者のエネルギーを持ちます。

一方で、ヘリオセントリックの会合の後の逆行天体は、「水面下での(再)構築」というエネルギーが強まると思います。
その天体が関わるテーマに関して、「新しい潮流を作る」というエネルギーを持っているのではないでしょうか。
ある種、トレンドを作っていく人、先駆者として何かを生み出していく人かもしれません。

ちなみに、高橋ともえ個人でいうと、天秤座の木星・土星・冥王星が逆行で、すべてヘリオセントリックの会合の前の逆行です。

たとえば調和や美に関する知性、権威、根底の欲求を、破壊して変えていくという役割があるかもしれません。

あと、逆行天体がある人でぜひ見てほしいのが、その逆行天体が属する星座(サイン)の支配星です。
私の場合、水瓶座の金星が、木星・土星・冥王星の滞在する天秤座の支配星です。

以前、占星術を習っていた方から、「水瓶座の金星の使い方次第で、私の木星・土星・冥王星は決まる」、というようなことを言われました。

ですが・・・個人的に金星って苦手でw 女子的なキラキラに疎いのでw

でも、ここ最近、ちょっと別の方向性から、金星の作用が腑に落ちたことがあって、やっぱり逆行天体の滞在星座の支配星
は、チェックしてみると面白いなと思いました。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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