占星術コラム

水瓶座の時代の可能性と挑戦~1962年2月4日/5日のホロスコープを読む

スピリチュアル業界?ではよく聞くワードである「水瓶座の時代」っていつから始まったの?(いつから始まるの?)という疑問。私自身も色々なソースにあたって研究を重ねてきましたが、決定打になるようなことは良く分からないんですよね。

1999年に始まったとか、2012年に始まったとか、はたまた2020年に始まるとか、あるいはもっと100年以上後の時代に始まるとか、諸説ありすぎて。

おそらくですが、水瓶座の時代の始まりというのは、「今日この日から!」とはっきり分かるような1日での変化ではなく、数百年単位でエポックメーキングな節目を少しずつ経験しながら、徐々に用意されるようなものだと思っています。

今日の記事では、そういったエポックメーキングな日付の一つとして、割と海外の人たちの間では浸透している?1962年2月4日/5日のことを書いてみようと思います。

なぜかというと、この1962年2月4日/5日という日付は、ある人は水瓶座の時代の始まりだ!と喝采し、ある人はアンチキリストが生まれた日だ!と慄いている面白い日付だからです。

1962年2月4日/5日のホロスコープ

1062年2月5日日蝕のホロスコープ

1962年2月4日/5日の天体の配置の特徴

1962年2月4日/5日の配置を見てすぐに気づくのが、水瓶座に7天体という水瓶座オーバーロードの状態。そして、サウスノードが水瓶座の太陽・月の付近にある蝕の前後ということです。

しかも、太陽・月は、不動宮15度の1つ、エンジェルズゲートのに合。

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これを見ただけでも水瓶座色の強い配置ですが、ただ単に水瓶座色が強いというだけではなく、蠍座の海王星がノード軸および水瓶座の天体群に対してスクエアになっていたり、獅子座の天王星と水瓶座の太陽がミューチュアルレセプションになっていたりと、それぞれの星同士の絡み合いもかなりディープです。小惑星も考慮に入れるならば、牡牛座のセレス・ベスタの合も水瓶座の天体群とスクエア。

唯一、こうした天体同士の配置から外れているかのように見える冥王星ですが、キロンとオポジション以外にはノーアスペクトといってもよい状況のため、かえってエネルギーが強い状況。

うーん、ホロスコープをぱっと見ただけでもとても特別な日なのだと感じますよね。

個人的には、この水瓶座オーバーロードがサウスノード側で起きていることにすごく意味があると感じています。しかも、ノースノードの支配星がサウスノード側に、サウスノードの支配星がノースノード側に滞在しているというのがキーとなっている気がします。

水瓶座的なもののを手放しで喜んで良いわけではなく、水瓶座的なものにまつわる良い面・悪い面両方が出てくるということ。そしてそれをマスターすることそのものが、最終的には進化の方向性にとって重要なのだというイメージです

水瓶座の時代というと、スピリチュアル業界ではオーバーポジティブな言説が目につきますが、それほど単純なものではないと私は感じています。

冒頭でも少し書きましたが、この1962年2月5日は、中東のどこかの国でアンチキリストが受肉した、ということがある筋では言われています。シュタイナー系の人たちの他にも、いくつかの欧米のスピリチュアル系の人の文章の中で見かけたことがあります。

まあ、だいたいが、この日のホロスコープのようにサウスノード側に天体が過剰に集中するときは、何らかの因縁を持った人物が受肉しやすいのだと思います。それが聖人であれ悪魔であれ、何らかの業を持った人物であることは予想できます。

水瓶座の時代と天王星、性エネルギーと思考の力

ちなみに、この1962年2月4日から水瓶座の時代が始まったと唱えるSamael Aun Weorによると、水瓶座を支配する天王星はSamael Aun WeorはKing of Sexなのだそうです。

その理由は、Uranusというのは、Ur=水、Anus=火という意味で、水と火が混ぜ合わさる性行為のことを象徴しているからだというのです。確かに、水瓶座を支配する天王星、その名前の由来になったウラノスの神話を良く読み解いていくとかなり示唆に富んでいると思うんですよね。※ウラノス神話についてはどこかで書きたいと思います。

なお、水瓶座は一般にマインドや思考を司ると言われており、水瓶座の時代には、人類はますます思考の力を意識するようになると言われていますが、この水瓶座の時代の新しい思考の力は、性エネルギーの昇華の結果得られるものなのではないか?と最近感じるのです。

そして、この昇華された性エネルギー=思考の力が、ハートに向かって流れ、ハートと一体になるとき、新しい時代が最も良く表現されるのでしょう。

以前、下記の記事の中で、これから水瓶座の時代になるにつれて、思考(ペルセウス)の力が私たちのハート(アンドロメダ)を救済すると書きました。

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上記の記事では触れていませんが、ここでキーとなるのは、ペルセウスが、メドゥーサの首(克服された古い母なる神、ペルセウス自身のクンダリーニ)を武器として使っていること。

この武器がなくしては、ペルセウスはアンドロメダを救い出し、さらには化け物(母なる存在、くじら、人類の集合体としてのクンダリーニ)を解体して新しい世界を作るということはできませんでした。

ペルセウスが英雄であるゆえんは、古い母なる神(旧時代の性エネルギーの象徴)を克服し使いこなすことができているということです。

ですので、水瓶座の時代は、まさにこの「性エネルギー」の扱い方いかんによって、地獄になるか天国になるか決まるのではないかと思うのです。

性エネルギーに結び付いたマインドの力を野放しにして、自分の粗野な性エネルギーが作り出したマインドの地獄の中で溺れてしまう人々と、正しく性エネルギーを昇華し、そのマインドの力で新しい時代を創り出していく人とに分かれていく。

これが、水瓶座という星座の神話に、洪水伝説(デカリオン)と天才伝説(ガニュメデス)の2つが含まれている理由かなと感じています。

よって、もし本当に1962年2月4日/5日に受肉したアンチキリストがいるとしたら、おそらくこの性エネルギーと思考の力の結びつきに関しての何らかの洗脳やコントロール、「悪」を人類に対して働く存在になるのではないかと思います。

一説では、中東の一地域で生まれたその人物は、今は北米(おそらくアメリカ)に住んでいて、世界的に影響を与える何らかの産業に従事しているとも言われています。

性エネルギーと思考の力とハートの救済

というようなインスピレーションを感じるようになったのは、ここ最近私がドはまりしているSamael Aun Weorの著作の中で伝えられているHAM-SAHの行法のエネルギーの流れ方を見ていて、です。

>>>The transmutation of sexual energy (4)

この行は、エネルギーを生殖器から眉間の間に上げて、最後心臓に向かって流すというものなのです。
つまり、性エネルギーを思考の力に変えて、そのエネルギーをハートに流しているんですよね。

このエネルギーの流れ方は、メドゥーサの首(性エネルギー)を克服しそれを武器とするペルセウス(思考)が、アンドロメダ(ハート)を救い、ペルセウスとアンドロメダの聖婚によって新しい時代、新しい世界が創り出される。この神話の流れ通りです。

既に私たちが至るところで目にするように、1960年代以降、映画やマスメディアを通じて性に関する情報が一気に広まっています。その情報の中には、人間をむしろ動物的な性(旧時代の性エネルギー、メドゥーサが象徴するもの)に閉じ込めるものも多く混じっています。また、性の解放と称して、それまで多くの宗教で禁じられてきた性にまつわるタブーを打ち破る流れも加速化していますが、そのすべてが人類を解放するわけではないと思います。

享楽に溺れて洪水に飲まれて滅びるのか、それとも人間でありながら神になるのか? どちらの道を選ぶのか?

水瓶座の時代は大きな可能性と挑戦を同時に与えてくれるものだと感じます。

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高橋ともえ
1981年生まれ。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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