占星術コラム

2024年夏至。隠されていた本音と向き合って属すべきコミュニティを情熱をもって探すとき

高橋ともえ

2024年6月21日、夏至となりました。

一番太陽の力が上がる時期ですが、私の住んでいるところは雨です。

以前、夏至については軽く記事を書きました。

今回の夏至図では、日本時間で出すとノースノードの支配星は11ハウスの火星。そして11ハウスがオーバーロード気味になるのが興味深いです。自分が属するべきコミュニティを情熱的に探す、みたいなイメージ。

なんだか個人的に、今年は春分から立夏、立夏から夏至と激動の体験をしています。

その原因の一つがトランジットの冥王星が私のネイタル金星の上をうろうろしていること!

振り返ると、1回目の順行の冥王星のトランジットも、今回の2回目の逆行の冥王星のトランジットも、私の「過去の業績」に関するテーマが共通して起きていたなと思いました。

1回目のときは、私が20代のとき法律事務所に勤務していた経歴とスキルに関することで、2回目のときは、20代後半から30代の前半に興味があったオーガニック化粧品やオーガニック商材に関すること。

どちらのケースも、私の「過去の業績」に魅力を感じていた人たちとの関わりが生じ、結果的には「やっぱり無理だわ、私にとってそのジャンルは過去だわ」と気づくということが起きて、取引先とのお仕事を終了する流れになりました。

よく、過去生で一度極めたものや、やりつくしたものは、今回の人生ではある程度までできるけど、そこから先発展しなかったり、何かとトラブルが起きたりすると言います。まさに今回の2回の冥王星トランジットでは、そういうものを感じました。

ジェフの進化占星術だと、冥王星は2つの相反する衝動を司ると言います。1つは、過去への執着、もう1つは、未来への進化の衝動。まさにそんな感じのことが、冥王星のトランジットで起きてきているなと痛感しています。

冥王星がやってくるとき、どこかに郷愁のにおいのする、デジャブ感のある出来事やパターンが起きてきますが、そこを打ち破る時に大きく人は進化していきます。

正直、きついですが(笑)、冥王星のメタモルフォーゼ力を楽しめる千載一遇のチャンスだと思っていきたいです。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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