マルデク(エデンの園)の爆発と太陽系の星々の軌道の歪みの背後にある計画。ルシファーの十字架を光に還すための自己認識の叡智が占星術
なかなか進まない小惑星講座のリリースですが(笑)、日本古代の転生に関するスピリチュアルジャーニーの続きを書いているうちに、資料の中で小惑星(火星と木星の間にある小惑星帯にある小惑星)のそもそもの成り立ちに関することが、実は太陽系全体のことにも波及していると気付いたりすることがでてきました。
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小惑星(火星と木星の間にある小惑星帯にある小惑星)のそもそもの成り立ちに関することが、実は太陽系全体のことに波及しているという理由は、主にこちらの記事で書きました。
そちらから再度引用しますと・・・
かつて太陽系の天体はすべて、完全に真円の軌道を有していた。しかし、第5惑星マルデクの爆発(ルシファーの介入による失楽園)という事件が起きて以来、すべての天体の軌道は多かれ少なかれ歪み、楕円形になってしまった。
この楕円形の軌道の中で、太陽に最も近いところが近日点、太陽から最も遠いところが遠日点である。
こうしてすべての天体は、いわば太陽をハート(心臓)として、より太陽に近い頭(近日点)と下腹部・性器(遠日点)のある人体のような形をすることになった。
この近日点・遠日点軸は、各天体それぞれに備わっていた天体のノード軸とあいまって、一種の十字架の形を成する。そしてこの十字架こそは、太陽系の各天体が負った第5惑星マルデク、あるいはルシファーのしるしだと言われている。
なぜなら、以下のようなことが起きたからである。
第5惑星マルデクを爆発に導いた存在、つまりルシファーの影響を受けて、すべての天体の輝きがそれぞれ減じた。すべての天体が、多かれ少なかれ闇の影響を被った。
この時期、崩壊する第5惑星から逃げたルシファー存在は、太陽系の各天体へ移住した(この当時は、地球もまた宇宙に対して開かれており、宇宙からの来訪者を受け容れていた)。太陽系の各天体の生命体は、このルシファーに対して恐怖のあまり屈服する生命体もいたし、逆にルシファーに徹底対抗すると誓った生命体もいた。こうして各天体がいわば、光と闇の両方の質を帯びることになったからである。
そう、そもそも惑星(天体)の軌道が歪んだ原因そのものが、失楽園=マルデクの爆発だったという話です・・・。
まー、この辺りは実証できないので、信じるしかない世界なので、これを読んだ皆さん一人一人が、この情報自体をうのみにしないでほしいです(笑)
・・・でね、各天体がそれぞれにルシファーのしるしとしての「ルシファーの十字架」を背負った(それを象徴するのが各天体のノード軸と遠日点・近日点軸)という話なのですが、誤解なきよう一応書いておきますが、この「ルシファーの十字架」は何らかの呪いとして課せられた悪しきことではないんです。
なにしろルシファーって、「光をもたらすもの、光を担うもの」という意味があります。英語で書くとlight bearerです。
そして、ここでいう「光」とは、真の光であるキリスト意識(太陽)のことですね。
よって、(各天体が負った)ルシファー(の十字架)は、ちゃんとその意味を理解されると、むしろ今度は、真の光(太陽)に私たちを導く存在なのです。
・・・この辺りは、有名なシュタイナーの「悪の秘儀」に出てくる以下のパッセージとも重なります。
・・・現在人間は、もしそれを欲するならば、キリストを認識することができます。人間はいま、キリストを認識するために、あらゆる知恵を集めることができます。そのことによって、人間は何を行うのでしょうか。そのとき、人間は途方もなく大きなことを行うのです。
「キリストとは何なのか」ということを洞察するためにキリストを認識し、知恵と現実的に関わり合うならば、人間はキリスト認識によって自分自身を、そしてさらにはルシファー存在たちをも救済することになるのです。もし「私は、かつてキリストが存在したということに満足している。私は無意識のうちに救済されるのだ」と言うだけならば、人間はルシファー存在たちを救済するために寄与することは決してできません。人間に自由を与えたルシファー存在たちは、また、「キリストを洞察するために、いま、この自由を自由な方法で使用する可能性」を人間に与えました。もし人間がこのことを実行するならば、キリスト教(注:原文のママ引用しましたが「キリストに関する知恵」と訳したほうがしっくりくる)の炎の中でルシファーの霊たちが浄化され、浄められ、ルシファーの霊たちによって地上で犯された罪は、罪から恵みへと変化するのです。
ルシファーの霊たちを通して、人間は自由を獲得しました。しかし人間がキリストを認識するとき、恵みとしての自由が霊的な領域へともたらされます。「人間にはこのようなことが可能である」ということ、また「人間はキリストを認識することができる」ということ、そして「ルシファーは新しい姿で復活し、聖霊としてキリストと一体になることができる」ということを、キリスト自身も予言として、周囲にいる人々に次のように告げています。「あなたたちは新しい霊、聖霊とともに照らされる」。この聖霊とは、それを通して「キリストが本来何をしたか」ということが理解できるものにほかなりません。キリストは単に作用することだけを欲したわけではありあせん。キリストはまた、理解されることも欲したのです。
キリストの先に立って松明を掲げるのは、再び甦ったルシファー、つまりいまや善なるものへと変化したルシファーです。キリストそのものをルシファーが支えるのです。ルシファーが光の担い手であり、キリストが光です。ルシファーとは、その言葉どおり、光の担い手なのです。
「悪の秘儀」ルドルフ・シュタイナー著 松浦賢 訳
※余談ですが、癒されたルシファー=聖霊っていうことについては、以前蠍座の神話にからめて語っています~。
そして、シュタイナーとは全く別に、マルデク絡みでよく参照されるホゼ・アグエイアスさんのThe Arcturus Probeを改めて読んでいて、とても心に残るパッセージがありました。
それがこちら。※日本語訳は拙訳です。
You must understand, our plan was not, nor ever has been, to destroy Lucifer but to learn from him and merge him into our ways… For the sake of our own evolution, we had to learn how to create a communion with him(Lucifer). However many aeons and planet systems it would takes, this was our commitment: communion with Lucifer.
あなた方は、以下のことをご理解いただかなければなりません。私たちの計画は、ルシファーを破壊しようというものだったことはなく、また一貫してそのようなものではなかった、ということです。そうではなく、私たちの計画は、ルシファーがから学び、ルシファーを私たちの道に統合することだったのであり。また一貫してそのようなものでした。私たち自身の進化のために、私たちはルシファーとのコミュニオン(一体化)を遂げる方法をクリエイトしなければなりません。たとえそのためにどれほどの年月がかかろうとも、どれだけの惑星システムを要することになろうとも、ルシファーとのコミュニオン(一体化)は私たちのコミットメントなのです。
The Arcturus Probe by Jose Arguelles
そしてここからが、私の提唱する占星術的にすごく重要なポイントですが、私たちがそれぞれの心(意識)の作業として、自分のホロスコープの各天体の特質の中でも、遠日点・近日点、各天体の「ジオの」ノードのテーマを分析・自覚してそのテーマに取り組むことは、ルシファーの十字架を癒して、その人にとっての太陽(キリスト)意識を理解する手段になり得るということです。
いわば、ルシファーの十字架を光に還すための自己認識の叡智が占星術ということでしょう。
・・・小難しいこと書きましたが、ルシファー=ダメな存在、いちゃいけない存在 と短絡的に決めることは、あまりにもったいないということです(笑)
ルシファー=聖霊ですから。
というわけで・・・小惑星講座の準備のスピンアウトで始まった日本古代の転生に関するスピリチュアルジャーニー、引き続き書いていきますね・・・。