[つぶやき]進化と調和、縦と横。西洋と東洋の視点の違い
ここ最近風水のためのあれこれを家の中で実践していまして、西洋思想と東洋思想の違いというのを感じたりしています。
西洋占星術って、どちらかというと魂は成長し進化していく、そして世界は常に変化しているという視点が強いですよね。今準備している小惑星講座の資料を見ていて感じますが、天文学上の発見がすぐにダイレクトに反映され、古典と呼ばれているものを塗り替えたり更新することがあります。どちらかというとイメージとしては縦軸を強めていく感じです。遠い世界に向かって意識を拡大していく、みたいな。
そして、進化において常に大切なのは自分という自我の扱い方です。どんな進化も、現状否定や現状からの逸脱を含むのですが、その逸脱は自我に苦しみを与えます。しかしこの逸脱を西洋系の占術は納得感のある形で説明してくれることが多いのです。つまり、吉凶論を超えていくような理解や腹落ちできる納得感は西洋系の占術の方があるんですよね。
※小惑星講座はこちら~ 10月中リリースを予定しています。
一方で東洋系の占術で見ているのは、地球という場所に設定されたいつまでも変わらないエネルギーの流れなのではないかと感じます。よって、自分一人ではなく環境や周囲との調和が何よりも大切で、エネルギーが一定の法則に従って変遷を続けていくことを前提としていると思います。だから、「逸脱」は不調和と見なすんですよね。よって、横軸の流れを強く意識していると思います。ある意味では三次元においてエネルギーをどう循環させていくかの力学みたいなものだと感じています。
私は経歴的に圧倒的に西洋系の占術の方を長くやっていますが、現世利益的なものを求めたり、吉凶がバシッと出る決断は、風水とか古神道とかを実践してきました。護符を折ったり、祝詞や祈りの言葉を唱えたりとか・・・w
個人的には西洋系の占術と世界観が好きですが、西洋系の占術ばかりやってると時に環境との調和の部分が手薄になるので、そこは絶対的に東洋系の占術の中に叡智があるなと感じています。
別の言葉で言うと、西洋系の占術や世界観は「なぜ?」に答えを与えてくれるものですが、東洋系の占術や世界観は「どうやって」の具体的な方策にとても長けています。
なので神様の左手と右手のように両方組み合わさると最強だなと思います。吉凶論を超えて理解をして、その上で吉凶をしっかり見て施策する。というような。
うーん、これまで東洋系の叡智って偏見がありましたが、めっちゃくちゃエネルギーが目に見えて変わるので、やっぱり魅力的です。