占星術コラム

レクティファイは難しい。プロ同士でも数分~10分程度ならずれてしまう

高橋ともえ

先日、レクティファイに関するお問いあわせがいくつかありました。レクティファイ・・・大変細かい作業ですよね・・・。

ちなみに、全く同じホロスコープを複数のプロがレクティファイした場合、どういう結果になるかというと、数分~10分程度のずれは当たり前に出てしまうらしいです。

困るのが、レクティファイの結果が微妙で、アングルの星座(サイン)が変わってしまうとき。たとえば牡羊座29度とかのアセンダントの人が、牡牛座なのか牡羊座なのか迷うというような・・・。

アセンダントなどのアングルは4分でおよそ1度動きますから、ソーラーアークなどがあまり使えなくなりますよね。

ただ、アセンダントについていうと、アセンダントもプログレスしますので、最初蠍座だった人が徐々に射手座っぽくなり、さらに山羊座っぽくなるということも十分考えられます。

だから、サインの最後の方にアセンダントがある方とかで、レクティファイを受けたら「やっぱり私は○○座(次の星座)でした~」とおっしゃることがありますが、そのレクティファイの技法が複数を組み合わせたものでない限り、内的感覚だけでは1度未満の差を云々いうのはプロであっても難しいのです。

日本人の出生時間は結構曖昧(特に世代が上になればなるほど)なので、このあたりは西洋占星術の限界を感じるポイントでもあります。

レクティファイのための技法は複数持っておくといいですよね。このあたり、少しまとめてみようかな?と思っています。めんどくさいですが、知っておくと色々便利ですよね・・・。

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高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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