枯れていくとき宇宙の原理が開示される~クレマチスの枯れ姿から学ぶこと

高橋ともえ

8月20日、処暑となりましたね。暑さがぐっと引いてきて、私の住んでいる山里では既に秋の気配が漂っています。夏の間庭の整理をほったらかしにしていまして、急いで庭の整理をしています・・・。

でね、あまりに美しくて、写真に撮ってしまったのが、こちらのクレマチスの枯れ姿。

なんか、可愛いお花みたいですよね? でもこれ、枯れたクレマチスの後なのです~。

なんかこれを見て、惑星軌道みたいだなーと思いました。

ご存知の方も多いと思いますが、惑星(天体)の軌道ってお花みたいです。五芒星は金星のエネルギー、六芒星は水星のエネルギーと関連が強いと言われています。バラは五弁の花ですが、金星の波動が強いんですよね。


※金星軌道

このように植物の構造の中に惑星(天体)の力が入っていることは間違いないのですが、その構造が一番よく分かるのが、こうして枯れていったときなのかもしれません。

これは人生のサイクルにおいても当てはまっているなあと思うし、魂の古さとも関わっていますね。

若いころは法則を理解するというよりは自分自身の可能性を最大限に試し、多少の衝突があっても強引に自分のやりたいことを押し通す強さや、貪欲に何かを得ることが必要です。

でも老いてきたら、手放していって、譲っていって、軽やかになる必要がある。そしてまさにその境地になったときにはじめて地球目線から見た宇宙の法則を知ること、つまり地球のマスタリーができるのではないかと思います。

これは、何かパッサパサの屍のように生きるという意味ではなく、むしろ、地上的な物事を霊化していくプロセスです。

ちょうどいま、35歳からの占星術講座を用意していますが、老いていくことは賢くなることなのです(もちろんただ指をくわえて老けていったら知恵が得られるわけではない)。

フェニックス・ライジング、バース・オブ・セラフィム~キロンと女性の閉経今年は1月に「欠乏しているエレメントの隠された意味」という本をKindleで出版しました~。これは、「吉凶論を超えて星の可能性をひらく風...

このしみじみとしたわびさび的な境地が、クレマチスの枯れ姿から感じられました。私は意外と、枯れた花も好きなんですよね~。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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