占星術コラム

女神イリス(アイリス)と天気の子。2024-2025年にかけての小惑星イリスの動き

高橋ともえ

8月の星の流れでご説明しましたが、小惑星イリスの動きが最近気になっております・・・。

小惑星イリスはギリシア神話の女神の名前から来ています。そもそもがこのイリスという女神自体、マイナーな存在。ジュノー(ヘラ)の侍女的な存在と言われています。

なんですが、実は2024年の春分図でも、そして2025年の立春図や春分図でも、小惑星イリスが特徴的な配置になっています。

四季図や四立図、特に春分図や立春図で特徴的な配置になっている天体は、小惑星であってもかなり意味があると思います。

2024年の立春では、金星とイリスが合。※この配置は2025年の立春でも出てきます。

そして2024年の春分図では、月と冥王星のオポジションでしたが、冥王星に小惑星イリスが合でした。

 さらに、8月7日の立秋のタイミングで、小惑星イリスがヘリオで見て衝の配置に。※この時のイリスの位置は、立春の太陽の位置、つまり水瓶座15度に近いです!

そして、2024年の立冬(イーグルズゲート)でも、イリスは水瓶座15度に。



そして、2025年の立春図でもイリスが特徴的な配置に。金星、海王星、ノースノードにイリスが合。しかもICに冥王星も合・・・!!

他にも2025年の四季図、四立図でイリスの特徴的配置があるのがとても興味深いんですよね。

2025年は以前から重要な転機になると言われている年で、様々な観点から考えてもそうなのですが、イリスという一つの切り口からもそれは言えます。

個人的には、イリスは虹、つまり大きな龍と関係していると思っています。ジュノーという小惑星の象徴の中に、天気や天候との関り、環境という意味もありますが、そのジュノーの侍女的存在であるイリスは、まさに天候を通して神意をメッセージとして伝えるという役割があるように感じています。

ここ最近不思議な台風が続いていますが、「天気の子」のように、天気や天候、特に降雨、台風と関係しているのがイリスなのではないかと感じるのですね。。。

古代から、天候不順、つまり雨が降らないことも、雨が降りすぎることも、神の罰的なとらえ方をして、人身御供を捧げるという考えがあります。映画「天気の子」はまさにこのテーマを扱っていると思いますが、イリスを通じてその辺りの根深い記憶がよみがえろうとしているんじゃないかと思うんですね。

奇しくも我が家でもその辺りの深い記憶が先祖供養を通じて浮かび上がってきたり・・・。(琵琶湖はやはり水に関する儀式や古事が多いです)

2025年は、海王星と土星が春分点付近を行ったり来たりする激動の1年ですが、そこにイリスもまた絡みあい、非常に複雑で興味深い1年になると思います。日本では2025年立春図でICに冥王星合ですしね・・・・

取り急ぎ、ここ最近気になっている「天気や天候の不思議」と小惑星イリスの動きについて書いてみました。



 

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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