11月5日から11月11日までの1週間の星の動き[ヘリオセントリック・地球暦・西洋占星術]
2018年11月5日月曜日から11月11日日曜日までの一週間の星の動きをダイジェストでまとめてみます。
この記事の目次
2018年11月5日 逆行金星とセレスが天秤座で合
13:00ごろ、逆行金星とセレスが天秤座で合
2018年11月6日 月蠍座へ移動 蠍座の月と牡牛座の天王星のオポジション
17:18-22:02、月のボイドタイム 月は22:02 に蠍座へ移動、22:00頃牡牛座天王星とオポジション
2018年11月7日 立冬&イーグルズゲート ノード軸(トゥルー値)が蟹座(ノースノード)・山羊座(サウスノード)へ移動、逆行天王星が牡羊座へ戻る
4:00頃、ノード軸移動(獅子座・水瓶座→蟹座・山羊座)と逆行天王星が牡羊座へ戻る
この日は、立冬&イーグルズゲート(太陽が蠍座15度に入る日)。詳しくは以下の記事を参照してください。
2018年11月8日 蠍座15度付近で新月 木星射手座入り 水瓶座で火星と月の遠地点(トゥルー値)の合 牡牛座流星群極大
1:03 蠍座15度付近で新月 19:43~月のボイドタイム 21:40ごろ木星射手座入り 水瓶座で火星と月の遠地点の合
牡牛座流星群極大。
2018年11月9日 月射手座へ移動 ファウスト母たちの国へ
~4:00 月のボイドタイム、4:00頃、月射手座へ移動しその直後に木星と合 22:00頃 月射手座で水星と合
11/9はシュタイナーによると、6つの重要な祝祭の1つであり、ファウストが母たちの国へ赴いた日だそうです。詳しくはこちらの記事を参照してみてください。
2018年11月10日 逆行天王星とセレスのオポジション
1:00頃逆行牡羊座天王星と天秤座セレスのオポジション。
2018年11月11日 月山羊座へ移動
12:34-12:54 月のボイドタイム 12:54 月山羊座へ移動
11/7ノード軸移動&行天王星牡羊座戻り、11/8の蠍座新月と木星射手座入りで、がんじがらめになっていた関係性が緩んで高い視点からもう一度様々なものを見直す
先週に続いて今週はヘリオの動きはありませんが、いよいよ木星が射手座入りします。その直前には、逆行天王星が牡羊座戻り&ノード軸が蟹座・山羊座へ移動というイベントも起きてきます。
先週11/4に、一足先に天秤座に戻っていた金星に続き、11/7には活動宮へ逆行天体が次々に戻っていくことになります。
逆行して活動宮にノードや天王星・金星が戻ることで、固定宮同士のがんじがらめになっていた関係性に活発な動きが出てきて、いったん緩みができてきます。
強い執着心を表す蠍座の最後の方の度数を通過して、11/8には新月直後に射手座に入る木星は、もう二度と蠍座には戻りません。
あまりに近くなりすぎて、本当に大切かどうか?必要かどうか?分からなくなっていたものや人との関係性が、この11/7くらいからばらける・ほどける・緩むということが起きるでしょう。
近くなりすぎていたものと距離を取ってみることで、改めてそれに自分が喜びを感じるか?価値を見いだせるか?を比較検討する(天秤座金星)。それには、この7年ほどの間に自分が本当に実現したいと思っていてできていないことを改めて再確認する作業も伴うでしょう(天王星牡羊座)。そして、この時期、思い切った価値観のシフトや人間関係の変化も起きやすいです(金星・天王星のオポジション)。
ただし、これらの逆行する金星と天王星は、ゆくゆくは再び固定宮である蠍座と牡牛座に戻っていきます。
ですので、この時期、少し離れた・距離ができた、場合によっては壊れた、と思うようなものも、最終的には再結合する可能性もあるということだけは頭のすみにおいておくとよいでしょう。一旦自分の手から離れてしまった・取り上げられてしまったものであっても、金星が蠍座に、天王星が牡牛座に入るときには、また違った形で戻ってくるかもしれません。
一方で、ノード軸がサインを移動するので、これまで自分の視野に入っていなかった新しい人々と出会う可能性や、過去(生)で深く関わった人々との再会の可能性も高まります。これらの人たちとは、後々再び深く結合することになるでしょう。
また、11/8頃からできてくる月の遠地点(トゥルー)と水瓶座の火星の合が、天秤座金星と牡羊座天王星のオポジションを調停する位置にやってくるのもポイントです。自分にとって絶対に譲れない信念(水瓶座火星)なのに、それを主張することを恐れているもの(月の遠地点)が、今、紐が解けるように緩んできた価値観の変化に対して上手にバランスを取るヒントをもたらしてくれます。
これらのイベントは立冬前後ですが、蠍座太陽の目に見えない背後の流れに対して、対向サインである牡牛座が一瞬具現化の光を投げかけてくるという空気感の中で起きてきます。
あくまで牡牛座的要素は一瞬差し込む光の幻影のようなものですが、このような度数域を太陽が通過している週なので、大天体の移動という地球からは遠い所で起きているためなかなか顕在意識にまでのぼってこない「潮流」のようなものがなんとなく分かる、腑に落ちる、ということが起きてきやすい週だと思います。
ただし、本当の木星射手座時代の雰囲気になるのは、以前の記事でも書きましたが、11月末に立て続けに起きるヘリオセントリックでの水星・地球・木星同士の会合・衝の連続イベントだと思います。