[つぶやき]タロットカードの「月」と私たちの脳の構造

高橋ともえ

ここ最近、脳波のことを色々調べています。

これ、元ネタはタロットカードの「月」です。

私の活動そのものが、この「月」のカードからのメッセージをもとにしています。
※詳しい話は、twitterで呟いているので、興味のある方はフォローしてみてくださいね。

最近、タロットカードの「月」は、人間の脳の構造のことなのではないかと気づきました。

人間の脳って、爬虫類脳、動物脳、人間脳、超人脳に分かれると言われています。
タロットカードの「月」を見ると、ザリガニ=爬虫類脳、オオカミと犬=動物脳、2つの塔(灯台?)=人間脳、向こう側の世界=超人脳という構造になっているんじゃないかと。

で、これ、もともとは一元の世界(水の中にいるザリガニ)から出発して、二元の世界(動物脳と人間脳)を通過して、最終的により高いレベルの一元の世界(山の向こう)に向かっていく、という進化のプロセスを示しているんじゃないかと。

それが、タロットカードの「月」に描かれている1本の道の意味です。

それができるようになるためには、月が与えてくれるパワー(月から降り注ぐ光の粒)を受け取ることです。

私がこのカードを見ていて感じるのは、「月」のカードを見ると、すべての脳の部分(爬虫類脳、動物脳、人間脳、超人脳)を、救済する(癒す)ことがとても大切なのだということです。

私たちがお母さんのお腹の中で、地球の30億年の生命の歴史を辿るかのように形を変えて胎児期を過ごしたように、私たちの血液が海の記憶を残しているように、古いもの、過去のもの、私たちが捨て去ってきたものもまた、私たちの進化にとってとても重要なのだと思います。

ある意味で、爬虫類脳や動物脳は、人間脳や超人脳に救済されるのを待っているのだから。

古いものを捨てていくことが進化、なのではなく、内包しながら成長していくことが進化、なのだから。

そして、そのような関わり方をするときにはじめて、それらの爬虫類脳や動物脳の無尽蔵のパワーが、人間脳や超人脳の「味方」になってくれると言えます。

ちなみに、爬虫類脳=ザリガニですが、一般的には脳の「脳幹」という部分が相当すると言われています。この「脳幹」の形、まさにザリガニにそっくりなんですよ~!

タロットカードにおける「月」って、あんまりよい意味には取られていませんが、私は、タロットカードの「月」の背後にある存在(マツコ・デラックスのような、ゲイバーのママのような、両性具有的な母性を持っている存在。無条件に抱きしめてくれる母性というよりは、無条件にとことん聴いてくれる母性)との対話から、「月」というのは絶対に重要だ、と考えています。

ちなみに、その存在は、イメージでいうと、シンケルの描いた魔笛の夜の女王の絵に似てる。(笑)


※割とクール。星をちりばめた夜空がそのまま体になっているような、もののけ姫のだいだらぼっちのような存在。

ただ、その両性具有的な月の女神曰く、私たちが正しく理解すべき「月」というのは、西洋的な貶められた「月」でもないし、東洋的な原始回帰の願望を刺激する「月」でもないよ、ということみたい。

それは、退化(ザリガニは後退する動きをするので、タロットカードの「月」では退化の危険性という意味もあります)した一元ではなく、進化した一元を目指す「道」なのです。

※私はタロットカードの「月」とつながる3~4年前、留学中のドイツでスピリチュアルな体験をしたときに「道を知れ」とふと言われたことがありましたが、おそらくこの時の「道」は、タロットカードの「月」の「道」であったのだと、最近気づきました。

ただ、この「道」というのは、決して犠牲や苦難の道ではありません。

その「道」は、喜びの道そのものです。

脳内革命の春山さんは、爬虫類脳・動物脳・人間脳・超人脳をつなぐA10細胞のことに触れていますが、このA10細胞が活性化するのは「高いレベルでの喜び」なのだと語っています。

つまり、本当の願望実現は、爬虫類脳(およびこの爬虫類脳がつながっている宇宙や地球の全存在)から超人脳まで、すべての脳の部分が「同時に喜ぶ」ものなのだということです。

(つづく)

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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