2020年2月・3月水星逆行の注意点・注目の日・占星術的な意味・解釈
2020年2月/3月(2月17日~3月10日)、水星が魚座と水瓶座で逆行します。この逆行は2020年1回目の水星逆行です。この記事では、2020年春の水星逆行に関して注意すべき点や注目の日、占星術的な意味・解釈・定義について書いていきます。
この記事の目次
2020年2月/3月の水星逆行スケジュール
- 2020年1月11日 地球と水星の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は山羊座19°0:00ごろ
- 2020年2月2日 水瓶座28°水星 逆行ゾーンに入る
- 2020年2月17日 魚座12° 水星 逆行開始
- 2020年2月26日 水星と地球の会合(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は魚座7°11:45ごろ
- 2020年3月10日 水瓶座28° 水星 順行のための留期間に入る
- 2020年3月24日 水星 魚座7°通過
- 2020年3月29日 魚座12° 水星 逆行ゾーンから出る
- 2020年5月5日 地球と水星の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は牡牛座14°6:40ごろ
2020年2月/3月の水星逆行中に注目・注意すべき期間
2020年2月/3月の水星逆行中には、いくつか注意・注目すべき期間があります。
水星の留(ステーション)の期間
まず、水星が逆行開始のために動きが遅くなりほぼ動いていないように見える留(ステーション)の時期(retrograde station)と、順行に戻るべく再び留(ステーション)になる時期(direct station)です。
20209年2月/3月の水星の留の具体的な日程と度数は以下のとおりです。
- 2020年2月16日~2月18日 魚座12°付近で逆行前の留(ステーション)
- 2020年3月9日~3月11日 水瓶座28°順行前の留(ステーション)
なお、2020年2月/3月の水星の留の期間に刺激される魚座12度と水瓶座28度の度数のサビアンシンボルはこちら。
- 魚座12度(サビアンでは13度) 博物館においてある刀
- 水瓶座28度(サビアンでは29度) さなぎから出てくる蝶
ヘリオセントリックでの地球と水星の合(地球暦の地球と水星の結び)
2020年2月26日、ヘリオセントリック(太陽中心、地球暦)で見たときに地球と水星が重なって見える合(会合)がおきます。これは、およそ116日ごとに起きる地球と水星の会合周期の終わりと始まりになります。
この日を境に、地球に与える水星のエネルギーが刷新され、新しいテーマに入っていきます。
2020年2月/3月の水星逆行の占星術的な意味・象徴・解釈と注意点
2020年2月/3月の水星逆行は、魚座・水瓶座サインでおきます。
この水星逆行については、別の記事でカンタンな考察を書きました。
逆行のアーキタイプ(意味・象徴)について、進化占星術では「逆行する天体が持つ通常の意味や象徴に疑問を突きつけることで、より深いレベルでその天体の意味や象徴を理解しようとする衝動」だと考えます。そのため天体が逆行するときは、通常よりも内省的な現れ方や、通常とは違う現れ方をすると言われています。
一般に、水星が逆行する期間は新規の契約や引っ越しには向かないと言われていますが、契約締結や意志決定を避けるだけでOKです。既に行った契約や意志決定に基づいて、水星逆行期間にアクションを実施・実行するのであれば水星逆行の悪影響は避けられると言われています。