占星術コラム

コンポジットチャートの面白さ。創造が起きてこない相手とは、友達でも恋人でも夫婦でも長続きしない

高橋ともえ

リリス講座のリリースが終わって、シェア会も少しずつ始まっていますが、それと並行してコンポジットチャートの魅力にはまっています。(笑)

私は出生図で星は左側にしかないので、もともと相性占星術には全くと言っていいくらい興味がなかったのですが、ドラコニックチャートでは天秤座過剰タイプの星になるので、そういうこともあって最近コンポジットチャートを研究しています。

もともと私が初めてコンポジットに明確な興味を持ったのは、カーリンとの出会いでした。

カーリンは出版エージェントで、たくさんの著者を育ててきているので、色々な人と関わることが仕事。
事実、太陽は天秤座だし、7ハウスに水星や金星も集まっているので、彼女の天職として、人をプロデュースするというのはあるのですよね。

そのカーリンが、私とカーリンのコンポジットを作ってくれたのですが、水のエレメントでのグランドトラインが形成されている!!と喜んでいました。

コンポジットの面白いところは、ありえない配置というか、たとえば、お互いの持っていないエレメントが出てきたり、特定の天体が強調されて出てくることです。

いわゆるシナストリーの手法として、お互いのチャートを重ね合って、Aさんの金星がBさんの火星に合だから相性がいいとか悪いとかを見ていく方法はあります。 私これにほんっとに興味なくて!!!(笑)

しかし、いわゆる相性の良さみたいなものとは全く別次元のものがコンポジットの面白さなんだと思います。

普通のシナストリーは一対一の関係性の中で閉じています。だから恋愛期間中とかはこのシナストリーでいいかもしれませんけど、最終的にはどんな人間同士の関係性(夫婦でも、恋人でも、友達でも、ビジネスパートナーでも)でも、そこから何が創造されるか?というのが大切なのですよね。

たとえば、気楽に会っておしゃべりして発散できる相手と、真剣な企てを一緒に行う相手は違うということです。

なんなら、会っておしゃべりして憂さ晴らしする相手の方が相性はいいかもしれませんが、真剣に何かを世に出すとか、子どもを育てていくとか、会社を運営していくとか、そういうときにはコンポジットは有効だと思っています。

で。カーリンと私のコンポジットで水のグランドトラインができていたという話に戻りますね。

水のエレメントは感情的なつながりですから、確かにここまで気が合うのは当然だよなと思ったし、水エレメント的仕事(スピリチュアル系の仕事)で一緒にある著者の本を日本に出す裏方役をやりましたので、まさに!!ということが起きてきました。

もともとの出生図同士のシナストリーでも相性の良さはありますが、単なるお友達以上のものになれるのはこの水のグランドトラインのおかげかなと思いました。

ちなみに、コンポジットチャートを見る方法はいろいろありますが、アセンダントのサインやアセンダントに合になる天体があるかどうかというのも重要みたいです。

その意味でいうと、私と夫のコンポジットを作ったら、土のグランドトラインができていて、しかもアセンダントに土星が合・・・。確かに家を継いだのでその辺りの責任感がのしかかってますね・・・涙 
それと火のエレメントも強くなるのが面白いところです。

私はもともとの出生図で風エレメント過剰でちょこっと水があって、火も少なく土欠乏なのですが、この結婚は土エレメントと火エレメントを強力に補充するものだなと気づきました。

しかしアセンダントに土星合だから修行感満載です・・・(だんだん地域の中で役職が回ってきているし期待される役割も土星的なものだからなあ・・・)。

こんな感じで、ありとあらゆる関係性の中で何が生まれるのかを見ることができるので、ほんとにコンポジットは面白いです。

コンポジットは、ビジネスパートナー選ぶなら土のグラトラができる人にするとか、2ハウス8ハウスが強調されている人を選ぶとか、いろいろと面白い使い方がありそうです。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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