占星術コラム

惑星音叉(チューナー)の使い方~ヘリオセントリックの会合周期と惑星音叉で意図設定と結果の受け取りを行う

惑星音叉(チューナー)はHans Coustoというスイス人の数学者が研究した周波数を反映させた音叉で、日本でもヒーラーさんや占星術師の方々が使っていることが多いようです。この記事では、ヘリオセントリックの会合周期と惑星音叉を使って、天体のテーマに関する意図の設定をするという使い方ができるのではないか?という実験的なメモ書きを書いていきます。

惑星音叉ってそもそもどういうもの?

そもそも、惑星音叉ってどういうものかというと、スイス人の数学者のHans Cousto(ハンス・クストー)という人が1978年に発見した太陽系の天体の様々な周波数を、音叉(チューニングフォーク)にしたものです。

アメリカのBiosonics社のもの以外に、ドイツ製の(ヨーロッパ製の)ものがあり、それぞれ若干周波数が異なっていますが、惑星音叉の名称で販売されている製品の周波数は、その天体の公転周期の周波数であると言われています。つまり、水星の惑星音叉を例に挙げると、水星が太陽の周りを回転する(好転する)周期に関連する音である、ということは共通しています。

占星術の言葉で説明するなら、惑星音叉とは、ヘリオセントリック(太陽中心)でみたときの天体(惑星)の動きを音にしたものだと言えると思います。

ただし、太陽に関しては、公転周期等の物理学的な計算に基づいて算出された周波数ではありません。
Hans Coustoの言葉によると、重力長(gravitation length)の範囲内で光速で太陽の周りを公転する仮想の天体があったとしたら、1秒間に32000回太陽の周りを公転するということになり、その8次下のオクターブの周波数が太陽チューナーの元になる126.22Hzになります。Hans Cousto曰く、太陽チューナーの周波数は20世紀の音であり、何らかの物理学的な実態に基づく音ではない、とのことです。

また、月に関しては天体ではなく地球の衛星であり、月のチューナーは新月から次の新月までの会合というジオセントリックな(地球から見た)太陽と月の周期を扱っているということになります。

つまり、

  1. 水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の惑星音叉は、ヘリオセントリックな(太陽から見た)公転周期の動きと周波数を扱っている
  2. 太陽の惑星音叉は、仮想の天体の太陽の公転周期に基づく架空の(物理学的な実態のない)周波数を扱っている
  3. 月の惑星音叉は、ジオセントリックな(地球から見た)太陽と月の会合周期の周波数を扱っている
  4. ということになります。

    個人的には、惑星音叉の中でも太陽チューナーの使い方はいまいちわかりません。物理学的な裏付けがなく、Hans Coustoが算出した周波数だからなのかもしれません。ただ、いつも音叉ワークの最後に太陽チューナーを鳴らすと、まとまりがいいような気がしています。

    惑星音叉はどうやって使う? ジオセントリックのホロスコープチャートと惑星音叉

    実は私は、数年前から手元に惑星音叉をおいていろいろ実験をしていました。たとえば、通常の西洋占星術で使っているジオセントリックの出生図の天体の位置に基づいて何らかの順番で惑星音叉を鳴らしたらいいのではないか・・・などなど、いろいろ実験してみました。欧米のヒーラーの本やサイトを見て実験したりもしました。

    しかし、どうもしっくり来なかったというか、自分の中で「これはいい!」という使い方の確信がなかったのですよね。

    以下は、あくまで私個人の感触なのですが、通常の西洋占星術で使っているジオセントリックの出生図は、あくまで地球目線でみた天体の配置でありアスペクトであるため、ヘリオセントリックな周波数を音叉にした惑星音叉を使ってもしっくりこないのではないかと感じています。

    唯一、ジオセントリックチャートでしっくり来たのが、アセンダントサインの支配星と地球チューナーを響かせるというヒーリングメソッド。これは、もともとアセンダントというのが生まれたときの東の地平線であり、地球に受肉するときの重要なポータルだと言う説に基づきます。アセンダントサインとは、生まれたときの黄道(太陽の通り道)と地平線(地球)が交わるときに存在していた星座のことなので、今回の受肉(転生)で最も重要なサインだと言われています。

    ちなみに、アリス・ベイリーなどの秘教系占星術では、アセンダントは太陽と並んで重要なポイントだと言われています。海外のスピ系の人と話をすると、自己紹介のときに太陽○○座、アセンダント○○座、と自己紹介しますよね。日本では太陽○○座、月○○座ですが・・・。これはおそらく、欧米の秘教占星術ではアセンダントを重視することから来ているのだと思います(あと、欧米では出生時間を細かく記録する伝統があるのでアセンダントが出しやすいという事情もあるかもしれません)。

    惑星音叉はどうやって使うの? ヘリオセントリックのホロスコープチャートで使うなら会合周期に合わせて使う

    私が、次に惑星音叉を占星術的に使うために実験してみたのは、ヘリオセントリックのホロスコープチャートで使うことでした。

    ただし、個人の出生図ではなく、ヘリオセントリックのある天体と地球との間の会合(地球暦の結び)のときに、その天体のテーマに関する意図設定・ウィッシュメイキングのサポートとして鳴らす方法がかなりおすすめできるように思います。

    ヘリオセントリック結び会合

    ある天体と地球との会合とは、ヘリオセントリック(太陽から見て)ある天体が地球と一直線に並ぶときです。この時期は、ジオセントリックで見ると必ずその天体が逆行している時期でもあります。この時期は、その天体が地球に与える意味が、太陽目線で見て変容する調整の時期になります。

    もともと会合はヘリオセントリックのイベント(出来事)なので、ヘリオセントリックの公転周期をもとにして算出された周波数を使う惑星音叉は、会合周期に合わせて使うとしっくりくるなと感じています。

    惑星音叉を会合周期(地球暦の結び)に合わせて使う方法

    やり方としては、たとえば地球と水星の会合周期の場合は、地球チューナーと水星チューナーと太陽チューナーの3本を使います。

    まず、地球チューナーと水星チューナーを使います。これは、太陽から見た地球と水星の動きを合わせる(会合)という動きに対応します。

    最後に、太陽チューナーを1本だけ鳴らす、というのがいいかもしれません。

    ここで行う意図設定は、当然ですが該当する天体のテーマに関するものがおすすめです。たとえば、水星と地球の会合の場合は、水星に関するコミュニケーションやビジネスなどのテーマに関しての意図設定です。

    とはいえ、漠然とした意図設定をするのではなく、会合が起きているときのジオセントリックのホロスコープチャートの水星の配置やサビアンシンボルを参考にするのがおすすめです。

    ちょうど、新月や満月で、太陽や月が存在する星座のテーマに関連するウィッシュメイキング(お願い)をする方が手がかりがあってより流れに乗りやすくなるように、1回1回全く違う配置でおきるそれぞれの会合の特徴を捉えてお願い(意図設定)をするのがいいでしょう。

    惑星音叉をヘリオセントリックの衝(地球暦の開き)に合わせて使う方法

    そして、会合(コンジャンクション)の結果が出てくるのが衝(オポジション)の時期になります。

    ヘリオセントリック地球暦開き

    新月と満月のサイクルと全く一緒で、会合が新月だとしたら、衝が満月になります。意図したことの結果をチェックする、または、結果のエネルギーを先に読んでおいて、意図と結果をコントロールするというのも面白いかもしれません。

    このときも、チューナーを使ってワークしてみるとよいと思います。

    ちなみに、2018年は逆行が多い=ヘリオセントリックの会合がたくさん起きる時期なので、ちょうどこの時期を使っていろいろな意図設定と天体の意味の書き換えができるように思います。

    参考までに、2018年柱に起きる具体的な会合の日付とそれぞれの会合と衝のときのジオセントリックのサビアンシンボルをまとめていますので、意図設定と結果の参考にしてみてください。

    ABOUT ME
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    高橋ともえ
    1981年生まれ。慶應義塾大学ドイツ文学専攻修士課程修了。ドイツ語・英語の通訳・翻訳、メディア運営。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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