2021年1月・2月水星逆行の注意点・注目の日・占星術的な意味・解釈
2021年1月/2月(1月31日~2月21日)、水星が水瓶座で逆行します。この逆行は2021年1回目の水星逆行です。この記事では、2021年春の水星逆行に関して注意すべき点や注目の日、占星術的な意味・解釈・定義について書いていきます。
この記事の目次
2021年1月/2月の水星逆行スケジュール
- 2020年12月20日 地球と水星の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は山羊座28°12:25ごろ
- 2021年1月31日 水瓶座26° 水星 逆行開始
- 2021年2月8日 水星と地球の会合(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は水瓶座20°10:47ごろ
- 2021年2月21日 水瓶座11° 水星 順行のための留期間に入る
- 2021年4月19日 地球と水星の衝(ヘリオセントリック) このときジオセントリック水星は牡羊座29°10:49ごろ
2021年1月/2月の水星逆行中に注目・注意すべき期間
2021年1月/2月の水星逆行中には、いくつか注意・注目すべき期間があります。
水星の留(ステーション)の期間
まず、水星が逆行開始のために動きが遅くなりほぼ動いていないように見える留(ステーション)の時期(retrograde station)と、順行に戻るべく再び留(ステーション)になる時期(direct station)です。
2021年1月/2月の水星の留の具体的な日程と度数は以下のとおりです。
- 2021年1月29日~2月1日 水瓶座26°付近で逆行前の留(ステーション)
- 2021年2月18日~2月24日 水瓶座11°順行前の留(ステーション)
なお、2021年1月/2月の水星の留の期間に刺激される水瓶座26度と水瓶座11度の度数のサビアンシンボルはこちら。
- 水瓶座26度(サビアンでは27度) すみれで満たされた古代の陶器
- 水瓶座11度(サビアンでは12度) 上に向かって順に並ぶ人々
ヘリオセントリックでの地球と水星の合(地球暦の地球と水星の結び)
2021年2月8日、ヘリオセントリック(太陽中心、地球暦)で見たときに地球と水星が重なって見える合(会合)がおきます。これは、およそ116日ごとに起きる地球と水星の会合周期の終わりと始まりになります。
この日を境に、地球に与える水星のエネルギーが刷新され、新しいテーマに入っていきます。
2021年1月/2月の水星逆行の占星術的な意味・象徴・解釈と注意点
2021年最初の水星逆行は、水瓶座での水星逆行となります。
2020年12月22日に木星・土星が水瓶座でグレートコンジャンクションとなり、本格的に風の時代が始まったわけですが、そのために必要な水瓶座テーマの深掘りという意味がありそうな水星逆行です。
逆行のアーキタイプ(意味・象徴)について、進化占星術では「逆行する天体が持つ通常の意味や象徴に疑問を突きつけることで、より深いレベルでその天体の意味や象徴を理解しようとする衝動」だと考えます。そのため天体が逆行するときは、通常よりも内省的な現れ方や、通常とは違う現れ方をすると言われています。
一般に、水星が逆行する期間は新規の契約や引っ越しには向かないと言われていますが、契約締結や意志決定を避けるだけでOKです。既に行った契約や意志決定に基づいて、水星逆行期間にアクションを実施・実行するのであれば水星逆行の悪影響は避けられると言われています。