映画「風水師。王の運命を決めた男」~権力と風水と水瓶座の月のサイクル
今日は4月27日で蠍座満月なのですが、個人的にはなんだかもう水瓶座上弦の月のサイクルのことを思い出しています。(年運リーディングの方々への情報発信があるため、月相を先取りで見ているからかな)
私にとってはこの水瓶座の月のサイクルは、ずばり占星術の活動、特にアストロマップや風水とリンクしていることが分かりました。
そもそもこの占星術のブログ立ち上げてから初めて提供したサービスはアストロマップのセミナーです。2019年の立春明けでしたね・・・!!
もともと私は、占星術をやっているのも地球の内側のことを知りたいという動機がメインで、地球の内部は直接いけないから、それを天界を観察することで知りたいと思っているんですよね。
ですので、水瓶座の月のサイクルは自分の占星術の活動の基本を押さえるとともに、同時に今興味が出ている風水に関係する韓国映画・「風水師。王の運命を決めた男」という映画を見ました。
この映画を見ると、風水において特に陰宅(お墓のこと、先祖をどこに葬るか)というのが家運や権力と密接に結びついているというのがよく分かります。
そして、基本的に韓国って中華系の風水の流れを汲んでいるんだなあと感じました。
一方、私が今お世話になっている風水調整の先生はどちらかというと日本の風水です。
中華系の風水と日本の風水の大きな違い。それは、古い技法が残っていると言うこともありますが、そもそもの考え方の違いが大きいのです。
上記のブログで引用したこと:
もともと風水では、龍穴といって自然界の精霊が出現しやすいパワースポットを重視し、そこからの「気」を受け取ることで開運するという思想があります。
日本の神社(氏神社)は、こうした龍穴の場所に建てられています。
台湾や中国では、主に皇帝や権力者が風水師に命じて龍穴を見つけます。アジア古来からの風水では、こうした見つけた「龍穴」に自家や一族の墓を建てて子孫の繁栄を願いました。
しかし、日本では、「龍穴」を見つけても墓を建てて特定の一族が「気」を独占することはしませんでした。「龍穴」を見つけると神社(氏神社)をつくり、「龍穴」から出てくる気を村や畑に分けることで、五穀豊穣、人々の幸福・開運・繁栄を祈りました。
このような形で神気が広く行き渡るように造られてきた日本では、穀類は神気を帯びており、精霊や神の宿る開運効果のある食べ物、神器となります。
そう、同じアジアと言っても、中華系の風水の場合は、良い気が流れているところは特定の権力者が独占するもの。
一方日本の風水では、そういう土地には神社を建てることで、良い気を全体に巡らせるという共有財産にする思想が基本的には入っているのです。
(最も、一時期日本でもこういう特定権力に有利な呪術的な風水技法をやっていた痕跡はあるようですが)
日本は良い気を「総有」することで国を造ってきた。だから、お米や五穀など土地のものが神聖なものになっているというのですね。いい国だ~~~w
前置きが長くなりましたが、この映画を見ていて、主人公の風水師が、妻子を殺されても風水を捨てられず、権力者たちの権謀術数に翻弄されながらも、国民や国に仕えるんだ~と言い続けているところが、水瓶座的だなあと思いました。自分の身近な人よりも全体への奉仕、なんなら自分の命も省みないみたいな・・・。
いずれにせよ、ここ最近瞑想したり未来のワークをしていると地球儀がやたらとイメージングされるので、なんだかもっともっとアストロマップや風水を研究していくのではないかと思っています。