かつてあったことは、これからもあり かつて起こったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何一つない。

高橋ともえ

牡牛座新月となりましたね。今回の新月は、私にとってはいくつかとても重要な出来事が起きました。今後、ムーンノートワークのタイムラインで振り返って展開を考えていきたいと思っています。

どうやら、牡牛座の今回のサイクルは、私にとっては、仕事の調子が良くなって仕事に集中しすぎて盲目的になり家族仲が悪くなって怒られるという出来事が起きているようでした(汗)※前回の牡牛座のサイクルでは、実家の母に怒られ、今回のサイクルでは夫に怒られた(ノД`)・゜・。

ほんと注意しないとなーって思います・・・いやはや、同じパターン繰り返しまくりですね(*´Д`)
こう言うダメな自分もちゃんと自覚すると修正出来て知恵になると思って頑張りますw

ちょうどいま読んでいた本の中に、旧約聖書のコヘレトの言葉があって、そうそう、過去にあったことは未来もあるのよね・・・って反省しました。

かつてあったことは、これからもあり/かつて起こったことは、これからも起こる。太陽の下、新しいものは何ひとつない。

見よ、これこそ新しい、と言ってみても/それもまた、永遠の昔からあり/この時代の前にもあった。

コヘレトの言葉1:9-10

さて。

基本的に人間は、過去より未来が好きだし、過去を振り返るよりもワクワクな未来を想像する方が楽しいんですよね。

手帳術とかノートワークの本を見ても、

「未来を予約する」
「未来先取り」
「夢を叶える」

とか、そういう未来に向けてどうやってエネルギーを使うかっていう話がほとんどです。

そんなたくさんあるノート術や手帳術の本の中で、全く触れられていないか、もしくは触れられていたとしてもサラッと触れられているだけというのが、

「過去の自分を振り返る」
「過去は実は宝の山」

ということです。

・・・一応ね、探しに探して、振り返りに特化したノートワークの本としてこの2冊を見つけましたが、どちらも男性が著者で、ビジネスに生かすにはどうするかっていう話が中心ですw まあ、ビジネスでは振り返りはいつもやりますからね・・・

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でも、女性が好きなワクワク夢日記・・・とかであっても、やっぱり過去の振り返りは重要です。

なぜかというと、結局夢を描くときの「具体的な素材」は、自分の想像の範囲内のものから取ってくるわけじゃないですか。そして自分の想像できる範囲というのは過去の自分の体験が決めているわけです。

だからこそ、もともと自分の中に備わっていないこと夢見てもなかなか叶いにくかったり、本当は望んでいないことを望んでしまうと叶っても楽しくない・幸せを感じにくいという現象が起きてきます。

これを私は、「ある」発の願いと「ない」発の願いの違いだと思っています。

新月のお願いが叶わない理由。「ある」発の願いと「ない」発の願い先日から年運リーディングの皆様と、月相ごとにタイムラインを使って過去を振り返る作業をすすめています。 なぜ、記録し、定期的に過去を...

だからこそ、より良い未来を思い描くためにも、ちゃんと過去を振り返った方がいいわけです。

過去を振り返るというのは志望校の過去問を解くようなことです。

過去問は、自分が入りたい学校のレベルを知るとともに出題傾向を把握し、自分の苦手な個所を確認して今後に備えるためのものですよね。

それと同じで、過去を振り返ることで、自分の苦手なところや、盲点になっていることも分かるし、逆に、自分が得意なことや勝ちパターンも思い出せたりします。

ただし。

過去を振り返れ!といきなり言われても、なかなか思い出せない記憶もありますし、そもそも顕在意識で思い出せる範囲の記憶というのは、それ自体が盲点だらけになっていたりします。

だからこそ、月のサイクルを使って振り返りを行うことが有効なんです。

たとえ私たちが忘れていても、お月様はぜ~んぶ覚えていて、それをリマインドしてくれるんです。

月は記憶と関わっていますので・・・。

・・・といっても、私が使っている月のサイクルは、いわゆる新月のウィッシュメイキングとか満月の感謝とかで一般に知られている、新月から満月へとか、新月、上弦、満月、下弦とかの約1週間ごと28日間で推移する普通の月相のサイクルではないですよ。

私が過去の振り返りで使用しているのは、過去の記憶が一連のストーリーとなって蘇ってきやすい特定の日付(特定の月相)を計算してピックアップしたサイクルなのでです。

それは、数か月のスパンのものもあるし、2年程度のものもあるし、10年くらいのものもあります。

でね、この月のサイクルを使って過去を振り返っていくと、びっくりするくらい良いパターンも悪いパターンもストーリーとして表出してきやすいんです・・・! そして、ストーリーとしてあらわれてくるということは、良いものでも悪いものでも自覚しやすいので、傾向と対策を練りやすいわけです!

最初、年運リーディングの方にシェアしはじめたときは「過去の振り返りをする意味あるんですか?」っておっしゃっていた方も、実際ノートワークやり始めたら面白い! もっと早くからノートワークしていればよかった!って言われておりますよ!

私のおすすめするやり方で、月相ごとに過去を振り返り、日々の記録を残していく作業を地味に地道にやり続けていくと、2年くらいするとかなり人生が変わると思います。

なぜかというと、特効薬とか一時しのぎの処方ではなく、ちゃんと自分(の過去)につながった「ある」発のお願いが出てくるようになるから。

なかなか前向きに進めない今の時代、五里霧中、暗中模索な毎日が続いていますが、だからこそ、過去を振り返ってみることがとても重要な時期だと思います。

そんな振り返りのワークですが、年運リーディングの方々だけではなく、今度の水星逆行期間に合わせて、約1か月ちょっと体験していただく体験ワークを考えています。

※今回の水星逆行はこちら~

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今回の水星逆行は、月蝕や日蝕のサイクルともつながっており、さらに言うと立春から春分までの動きとも関連しているので、これから夏至に向けて仕切り直したい方に是非! と思って企画しますね。

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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