神々も試行錯誤しながら創造を洗練させている。小さくていいから、相似形(フラクタル)を作ることの重要性
私が昔聞いた話で、すごく面白いなーと思ったこと、それが、何らかの生命や状況を創造するために、神々ですら試行錯誤をしているという話です。つまり、一足飛びにポッと何かが突然出てくることはない、ということです(たとえ、そのように見えるとしても)。
その事例が、イルカにめちゃくちゃ形が似ているイクチオサウルスという恐竜の話です。
※以前書いたのがこちら~↓
イクチオサウルス(魚竜)はこういう姿をしています。
画像出典:Wikipedia
そう、イルカそっくりなの!!
ここでのポイントは、イクチオサウルスは爬虫類で、イルカは哺乳類であり、両者の間に直接的なつながりはないということです。イクチオサウルスが絶滅してからかなり経ってから、イルカが誕生していますから。
しかし、この絶滅したイクチオサウルスという「失敗」はイルカという「成功の母」だったともいえないでしょうか?
これが、「失敗は成功の母」という言葉の意味なのかなと思います。
自然界も、宇宙も、常に試行錯誤をしながら、より良いものを時間軸の中で生み出そうとしているということです。
で。
ここからが願望実現のポイントかなと思うのですが、常に未来を先取りして、小さく種を作っていくという行動が、最終的には自分の叶えたい願望への最短ルートになるということです。
たとえ、そこで作った種が、直接的には実現した願望とは関係ないものだとしても、フラクタル構造が存在している限り、その2つはつながっています。
イクチオサウルスは絶滅してしまいましたが、そこでつくられた「形(構造)」は、再びイルカとしてあらわれてくるわけです。
私がノートワークで振り返りを重視している理由もここにあって、振り返ってたくさんの種を見つけておくことが、実はとても大切な夢や願望の実現のきっかけになると思うからです。