日本古代の転生での魄(はく)を回収する旅。その9~ラオツー、大和高原の巫女との出会い、そして「甕星」を追いかけて北関東の太平洋側へ
日本古代の転生に関するスピリチュアルジャーニーの続きです。延々と(笑)レムリア(ムー)の話が続いていましたが、いよいよ今回から古代日本に話題が戻ってきます。
※前回はこちら~
ルシファーと思われる偽りの光の存在と私が強く結びついたのは、レムリア(ムー)の末期のタントリックな巫女の時だったということは分かりましたが、この時の強い強い洗脳と憑依は根深く、なかなかすぐには癒されることがありませんでした。
そんな中、上記の記事で書いたように、必死で祈ったときに私の心の中に響いてきたのは「ラオツー」という言葉でした。
ラオツー。。。
なんじゃそりゃ。
と、初めて聞いた言葉だったのでネットで検索したところ、ラオツー=老子ということが分かりました。
・・・そういえば、レムリア(ムー)の過去生がらみで、陰陽の太極図がポンっと思い浮かびましたが、老子って確か、太極図とか道教とかと関わる存在です(というかこの辺りの教えの祖と言われていますよね・・・)。
そうして、老子や道教、タオイズムに関する様々な資料をあさる日々が続きます・・・
しかし、その結果分かったのは、学術的な真面目であまり面白くない老子道徳経の解説書か、おっさん(男性)が書いた仙人になるために女性の性エネルギーを利用(搾取)する気持ち悪いタントラの本か、どちらかでした(笑)
(仙人願望のあるおっさんが書いたタオのなんちゃらみたいな本は、ほぼすべて、若い女性の性エネルギーを吸い取って自分のものにするみたいな話が主体ですごおおおおおく気持ち悪かったです・・・)
そんな中、ある出会いがあり、その方が主宰されている会へ参加することになります。
※ここから先はかなり端折って書きますね・・・実際にはもっともっともっともっと色々なことがありましたが・・・
そして、その方のご紹介で、大和高原に住んでいたある女性(巫女的な感性が強い方でご神事的なこともしているが、ビジネスとしてやっているわけではない)との出会うことになりました。
その方とお会いして話をするうちに、その方がだんだんチャネリング?的な状況になってしまい、告げられたのは、
「あなたは三輪山に呼ばれている」
ということでした・・・。
実は、その方が奈良に住んでいる人だと聞いたとき、私の脳裏によぎったのはもちろん、三輪山のこと。
日本の古代、三輪山付近で起きたことは、頭の上ではだいたい納得いく答えは出たものの、実はこの時点で私は、一度も三輪山には登っていませんでした。
私「え・・・三輪山嫌なんですけど」
大和高原の巫女「なんで?」
私「・・・だって殺されているから」
大和高原の巫女(絶句)
というやりとりがあったのですが、去り際にもう一度大和高原の巫女が、
「あなたはやっぱり三輪山に登るべきだった。そこのエネルギーとつながるべきだった」
と言ったのです。
・・・もう、降参です><
行きたくない行きたくないと思っていた三輪山に近いうちに行く。
そう思い、少しずつ計画を立てることにします。
まず、そもそも三輪山の神様というのは何ぞやということから改めて調べました。
色々な情報源は断って、自分の感覚と神名を見ていて感じることからつながってみようと思ったのです。
三輪山の神様は、大物主神(オオモノヌシノカミ)と呼ばれ、その実態は蛇であると言われています。しかも、様々な神話の中でかなりセクシャルに意味合いで繰り返し登場します(美しい女性のところに忍んでいってその女性を孕ませるという物語)。
そして、三輪山の語源となった「みわ」とは、お神酒のことで、古代ではお神酒はオミキではなくオミワと呼んでいたということから、大物主はお酒と深く関わっていまして、三輪山は日本国の中でもお酒の発祥の地と呼ばれています。
そして、別名はいくつかあるのですが、倭大物主櫛甕魂命(ヤマトオオモノヌシクシミカタマノミコト)というのに強く惹きつけられました。
この神名の中にある「甕(みか)」という響きに、です。おそらくこれはお酒のことでもあり、お酒を造るための何らかの働きなのではないかと思いました。
やがて、三輪山は大物主という根源神に加え、出雲系の大国主もともに祀られます。
さらに時代を下って、大国主や大物主とイコールとされている存在として、ニギハヤヒが登場します。
一説にはニギハヤヒというのは個人の名前ではなく出雲族の皇太子という意味らしいですが、三輪山に祀られているニギハヤヒの神名は、天照国照彦天火明櫛甕玉饒速日命(アマテルクニテルヒコアメノホアカリクシミカタマヒギハヤヒノミコト)なのです。
・・・そう、ここでも、「甕(みか)」が出てくるのです。
ニギハヤヒは他の場所でもお祀りされていますが、なぜか三輪山にお祀りされているニギハヤヒには「甕(みか)」の名前がついているんですよね・・・
ここから私は、天津甕星(アマツミカボシ)という神がいることを知り、この神にとても強く惹きつけられます。
天津甕星は、天津神でありながら追われる立場になった神(男性神)と言われ、一説には金星の神とか、ルシファーそのものだとか言われている謎の多い神なのですが、全国各地にある星神社や星宮神社のご祭神となっています。
※余談ですが、2016年に公開された「君の名は。」のスピンアウト小説の中で、舞台となる宮水神社のご祭神はこの天津甕星とその天津甕星を討伐した倭文神武葉槌命とされていますね。
特に私が不思議に思ったのは、天津甕星の別名の香香背男(カガセオ)です。香香背男というのは、諸説ありますが、カカ(母)+セオ(父)という意味なのではないか?と思ったのですね。つまり、女性性と男性性を兼ね備えた男神という意味です。
うーん、気になる・・・
とりあえず、この天津甕星を祀っている神社として東京から近いところが、茨城県日立市の大甕神社(おおみかじんじゃ)だったので、そこに行くことになります。
それは・・・ちょうど震災直前の2010年のことでした。
※その時の旅もあれこれありまくりですごかった・・・