日本古代の転生での魄(はく)を回収する旅。その11~六甲山の山奥からの謎の電話。ルシファーをいったいどう扱うべきか?
日本古代の転生に関するスピリチュアルジャーニーの続きです。前回の旅でいったん、日本の古代の聖地とか、〇〇に呼ばれたから行く系の行動をお休みし、天使本の翻訳に集中することになりました。
※前回はこちら~
なお、私はレムリア(ムー)だけではなくアトランティスの過去生もとても強いのですが、2010年はがっつりとこの天使およびヨーロッパに関わり、そちらでアトランティス系の過去生のことも思い出す機会がありました。
※翻訳した天使の本はこちらね。
私の理解では、自然霊やいわゆる八百万の神々の世界というのは、「千と千尋の神隠し」に出てくる、湯屋にやってくる存在たちです。ハクも、ゆばーばに囚われているけれど元・川の神ですね。
自然霊は、力は持っているけれど決して完ぺきではなく、時に邪悪な存在(ゆばーば)の支配下に落ちてその影響を受けてしまうこともある存在です。
でね、それらの存在(自然霊たち)との交流の末に私自身の魂の成長と進化があるようには思えなかったので、いったん天使のワークに集中することにして、天使系のヒーラーさんやメソッドを学んだりしていました。
そして、本が出版される予定だった2011年を前に、私はこっそりと天使のカードを使ったカウンセリングのメニューをサイトに出しました(その当時のサイトは今はありません)。まあ、ほとんどSNSでブログ書いたり宣伝もしていなかったのでまず誰も申し込まなかったですー(笑)
なので、2か月ほど開店休業状態だったのですが、あるとき、ある方からのお申込があったのですね。
・・・しかしこれが、一度断ち切ったはずので日本古代の転生にガッツリ関わるものであり、ルシファーをどう理解するか?について深く考えさせられることになる不思議な機会となりました・・・。
個人情報に関わる部分はがっつり割愛しますが、その時申し込まれた方は、非常に珍しいことに男性でした。
年齢は30代半ばくらいで、ビジネスが上手くいってセミリタイアしたらしく六甲山の山奥で悠々自適に暮らしているようでした。
・・・話をしていて判明したのですが、その方は、実は私から天使のカウンセリングをしてほしかったわけではなく、私とルシファーの話をしたかったらしいのです。
(爆)
生まれて初めての鑑定のお客様が、いきなりオカルト話かよーーー(ノД`)・゜・。
と、がっくし_| ̄|○
・・・余談ですが、私のところにはディープかつオカルトな相談をお寄せになる方が多いのですが、基本は鑑定や講座のシェア会では占星術で分かる・分析できる範囲でだけお答えしていますし、個人的なことをメールで聞かれてもお答えしませんのであしからず・・・。当方にご満足に足る霊能力はありません><
しかも、そのルシファーの話というのは、天の双子と女神の子宮に関わる話でした。
この方の話はちょっと荒唐無稽で、少しルシファーへの怒りが強すぎたのですが、それを差し引いて情報を精査すると、私がレムリア(ムー)の時期に思い出した魂の双子の記憶とかなり似ていました。
そこで、そこからしばらく彼と電話のやりとりをしたり、メールのやり取りをして情報交換をすることになったのですが、こんなことが浮かび上がってきました。
・月から地上へ降りてくる産道にルシファー的な存在が居座った
・ここをルシファーが支配することで、人間の女性(女神)たちは、自分の子宮とつながっていた自分の子(少年)の存在が分からなくなった
・その結果、女神たちはお互いに嫉妬したり比較するようになってしまった
・自分のたった一人の子(少年)はどこか?という探求が、よりルシファーに好かれるための努力になってしまった
これは、私自身がレムリア(ムー)の転生で思い出した雌雄の分化という記憶とかなり近いです。
ただ、同じような記憶をこの方と私は共有はしていましたが、そこから導き出した結論は全く違いました。
私は、シュタイナーの影響を受けていますので、ルシファーが与えた自由を使ってもう一度天に還っていく(キリスト意識を認識する)ことを目指していたのに対して、この相談者の方は、ルシファーは絶対悪であり、ルシファーの影響を受けている人間の女性たちに救いはない、という結論だったからです。
※ルシファーの影響をどう克服し、ルシファーの影響をどう光の方向性へ反転させるかについてはこちらに書いているー
そこで何回かのやり取りの結果、この方に私がこう伝えたら、激怒されたんですね。
「私は、ルシファーの影響は完全な悪だとは思えないな。もう少し高い次元での認識と理解をもってルシファーの影響を分析したら、きっとルシファー自体の影響を光にすることはできると思う」
というわけでその方との連絡は途絶えてしまいましたが、この不思議な電話によって、自分自身が見ていたレムリア(ムー)の過去生の記憶が、決してひとりよがりなものではない(実際に確かにあったことだ)という確信は持てました。
でも、過去は過去、今は今。
実はこの方は、ご自身のツインレイ?ツインソウル?と思われる魂の双子と再会したことでこの古い記憶を取り戻したそうなのですが、その魂の片割れがルシファー存在の影響で苦しんでいるということで、ルシファーへの憎悪がすごかったのです。
しかし、憎悪している対象って、実は意外と自分の認めたくない自分のシャドウだったりするじゃないですか(笑)
そして、そんな人を引き寄せている私の中にも、ルシファーへの憎悪というシャドウがあるんだなと思ったのです(笑)
なので、この方との一件を通じて、もっとちゃんとルシファーの対処法を学ぼう・・・と思った矢先に、3.11が起きたのでした。
(つづく)