表の仕事、裏の仕事。MCとICの解釈をサビアンとチャンドラシンボルから考える~魚座11度イニシエートたちの試験
2021年12月22日の冬至は、私にとってすごく重要な日の1つになりました。具体的に言うと、霊的なシスターフッドを通じて、秘教的な研究を行う団体につながりそこの会員になったことです。大々的に会員を募集しているわけではなく、ある種の入団試験みたいな面接がありました(そんな堅苦しいものではないが)。
この会は一人一人が自発的に活動していて、普段はオンラインだけでやりとりをしています。ワークショップや講座、会報を通じての活動がメインでべたべたしていない、だけどサラッとした友愛の精神が漂っていて、成員が国際色豊かであるというところも水瓶座的であり、風の時代的な団体です。
個人的には、今回の出来事は、私のICの度数である、魚座11度(サビアンでは12度)の「イニシエートたちの試験」と密接に関連していることだと感じています。
同時に、今回の出会いは私のアストロマップの水星ICラインの活性化でもありました(水星ラインは私のアストロマップ鑑定の手法では重要な天体ではないのですが、別の角度から見ると私にとって重要な天体です。この辺りもまとめたいなーw)。
ちなみに、最近再びはまり始めたチャンドラシンボルによると、
魚座11度のシンボルは、
魚座12度 A woman asleep in a ring of flames. 炎の輪の中で眠っている女性。
完全なトランス状態にある女性のことが描かれていますが、この状態に至るまでに彼女は悲劇と心痛を体験しているそうです。しかし、ドラマに心を振り回されずに再び目覚めると決意した時、それまでの過去が燃やされて灰になって、この女性が再生を体験するらしいです。
サビアン(表)ではイニシエートの試験。具体的に何が行われているかというと、チャンドラ(裏)で示されているように、悲劇的な体験による低次の自我の死と霊的な再生がテーマなのです。
すげー深いw
ちなみに、私はICとバーテックスと月を輝かせる方法オンラインミニ講座というのをご提供していますが、ICはMCと並んでその人の使命や天命を示すことがあると感じています。
人によっては、MCが職業ではなくICが職業になる人も多いです。同様に、10ハウスと4ハウスは、単純に社会と家庭という読み方ができないなと思うのですね。
もちろん、MCとICは常に180度反対で大切な軸でありセットとして考えるべきだから、どちらもとても重要です。
ちなみに私のMCは乙女座11度(12度)なので、サビアンでは「ベールを剥がされた花嫁」。
そしてチャンドラシンボルで見ると、
乙女座12度 A dog sniffing a dead animal. 死んだ動物の匂いを嗅ぐ犬
チャンドラシンボルのテーマは、マインドの持つ二元性を超えて、本当に深化した思考を身に着けるということです。一般的な思考では、死んだ動物の匂い、つまり死臭というのは決して良いものではありません。しかし、死んだ犬の歯茎を見て美しいと言ったイエスのように、より深遠なレベルで、あるいは高次の視点で、死という現象に迫るならば、そこには美しさ(法則)が見いだせるのです。
乙女座12度の表の意味であるサビアンで示されている「ベールを剥がされた花嫁」は、エジプトにあるイシス像とそのベールを想起させるシンボルです。一言で言うと、自然界の神秘的な法則を解明するという知性の働きを示しています。しかし、準備ができていないものがイシスのベールを掲げることは死につながると言われています。
裏の意味であるチャンドラシンボルで示されている「死んだ動物の匂いを嗅ぐ犬」は、一見醜いもの、おぞましいもの、避けられるべきものだという偏見を捨ててそうしたものごとを深く探求することで表面的な思考を超える深化した思考を養うというテーマがあります。よって、表と裏の意味を両方合わせて読むと、表面的な思考では決して迫ることのできない、時に死ぬほどのショックを受けるような、避けられおぞましいものだと思われている自然界と宇宙の神秘に迫る知性を育むというのがテーマですね。
うーん、乙女座も魚座もオカルトみがつよいねw
いくつかの占星術の技法を見てきて2021年11月に重要なことがあるということは知っていましたが、
本当に星で見た通り、2021年の11月~12月にかけては、私のこれからの活動を大きく変えていくような重要な出来事が立て続けにありました。
というわけで…ここ最近、すっげーオカルトみが強くなっていますがw、個人的には現実世界から厭世することは一切考えていません。むしろもっと関わっていく気満々。表の仕事も面白くなってきているし、風の時代になってから生きやすくなったなと感じる水瓶座ステリウム女子ですw