心の中にはいろいろな要素がある。心のすべての要素が手を取り合って進んでいるときが幸せということ。
最近東洋の占術を勉強し始めたこともあり、だんだんと東洋的なものが自分の中で深まっています。
そんなとき、瞑想の先生から「日本語の心(こころ)にはいろいろな要素があり、それらはすべて分けることはできない」という話を聞いて、「ああ、タイムリーだな」と思ったところです。
日本語の心の中には、
- マインド(思考)
- ハート(感情)
- インナーチャイルド・ワンダーチャイルド
- 個人の潜在意識
- エゴ
みたいな色々な要素が含まれていて、それらがまるっと、分けられることなく「心」としてとらえられているのよね。
さらに言うと、
- 集合無意識・集合意識
- 自分の家族や身の回りの人
- 周囲の環境
というところまで「心」は含むのですよね。
めっちゃ広い・・・。
※余談ですが、私が今習っている占術では、自分の心の状態と自分の家(いわゆる風水)の関連を見ていくものですが、面白いことに自分を見ながら同時に家族や周囲の人たちとの関係性をも読むことができるものなのですよ~! 私も風水の処方をしてから私以上に主人の仕事に変化がありましたし!!!
いわゆる「思考が現実化する」の理論は、西洋の脳科学とか心理学のジャンルの話で、思考つまりマインドを重視する学問ですが、実際のところ、思考つまりマインドが満足したとしても、ハートやチャイルド、あるいは集合無意識が満足するかどうか分からないわけです。
一方で、チャイルド重視で生きていると、視野が狭くなったりすることもありますよね。チャイルドは子どもの意識なので、長期的に考えられなかったり、背景を察することができなかったりします。
また、ハート中心「だけ」で生きてしまうと、ワクワクやドキドキ、あるいは恐怖などの感情に振り回されてしまうこともあります。
さらにいうと、潜在意識も「心」の中に含まれていますが、もともとその人が持っている天命や使命、「道」の上にいない場合、いくらマインドで考えてみると幸せそうな要素が沢山あっても、本人は幸せではないと思います。
・・・なので、大切なのは、上記に書いたような「心」の要素がそれぞれに手を取り合って調和して納得して動いているかどうかなのであって、何か一つの要素だけが大切だとか、何か一つの要素がリードするということは決してないのですね。
たいていの人は、エゴや(間違った)マインドが働いてしまっていますが、人によってはハートが傷ついていたり、チャイルドに問題があったりします。あるいは、順調な人生を歩んでいるようで、使命や天命から外れていると何か空虚な感じをぬぐえなかったりします。
ここで、いわゆる出生時の誕生日で占う命占がとても重要である理由が分かった気がします。なぜなら、「心」の中にある一つの要素である、宇宙との共同作業で生まれてくる魂の設計図を秘めた「潜在意識」を知るということもまた「心」の統合に必要だからです。
うーん、今年の秋から冬にかけての自分の新しいサービスのリリースにおいて、この「心」の様々な要素に対する理解はすごく重要な気づきでした。
なお、実は今ちょうど、カエルのデーモンとの対話が徐々に始まっているのですが、この「心」の話はカエルちゃんとも関わっているなと感じています。また詳しくレポートしますね~