本当の名前を思い出す。エレメンタルたちの願い。「千と千尋の神隠し」より。
ここ1か月ほど前から、ノースノードに次々に小惑星(準惑星)セレスとセドナが合になります。※特にセドナの動きは面白いので、また別の記事で分析してみようと思います。
母神的なエネルギーの強い天体2つが、牡牛座の最後の度数でノースノードに合。
これはいったいなんだろうなあと思っていたところ、ふとニュースを見ていたら1月7日の金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」をやるというのを目にしたので、以下、号外メルマガを打ちました。
色々反響があり、感想のメールをくださった方も多く、ありがたいです。
2021年の12月に、ある重要な出会いがあって、そこからエレメンタルの話を少しずつこのブログで書くようになりました。
実は、あまり言っていない話ですが、結構昔からエレメンタルには関心がありまして、個人的にはいろいろと探求をしている分野なのです。
でね、この記事で言いたいことを結論から言うと、
「今この時代に」エレメンタル(元素霊)が求めているものを理解するには「千と千尋の神隠し」を見てね!
というお話です。
それを、オカルトみたっぷりに説明したオタクな記事となります。
—
※以下、東日本大震災3.11で直接的な被害を受けられた方、特に津波や原発の被害に遭われた方は、お読みになると不愉快な気持ちになるかもしれないので、その点ご考慮の上読み進めてください。※
実は私、3.11以降の数か月、とても不思議な体験をしています。
当時の私は、何らかの形で脳が生まれ変わるような時期だったのでしょう。
その変な状況の中、多数の植物のディーバ的な存在が私の生まれた町(例の福島の原発のある町)に集結しているという話をある人から聞きました。
その話を聞いたあとで、自分の生まれた土地に意識を飛ばしたところ、私に響いてきたメッセージがあります。
それは、次のような言葉でした。
今起きていることは決して悪いことではない。
表面的な破壊に目を向けないで。
私たちはこれから新しく始まる変容のために
種をまきにきている。
と。
まあ、こんなことは3.11の直後であった当時、口にすることは許されないことでしたね。袋叩きにあうことまちがいなし。
私自身、生まれた町がどんどん壊れていくのを怒りとともに見ていましたし、汚染がショックで毎晩泣いていましたから。
・・・3.11に先立つ2009年くらいから私は日本の聖地と呼ばれるところによく行く時期がありました。
※この一連の記事の中で書いている~
すると、そうした聖地で、いわゆる自然霊(精霊、龍、妖精的な存在)がとても強く何かを訴えている気がしていました。
ただ、当時はそのような自分の感性に対して懐疑的でしたし、そういう聖地巡礼とか好きな人たち、いわゆる古代の叡智・先住民の叡智とともに生きています系の行法に対しては決定的な点で自分とは相いれないものを感じていたのです。
その決定的な点というのは、人間の自我の取り扱いです。
色々な勧誘や魂の郷愁もありましたが、自我を手放して(弱めて)先祖返り的な霊能力を身に着ける系の修行は、最後の最後まで私の中に違和感を残しました。
そして、結局そのような形の修行からはいったん離れることになったんですね。
・・・そこから天使との交流を深めて、本を翻訳出版する流れになり。
すっかり、エレメンタルのことを忘れていた矢先に起きた3.11。
不思議なメッセージとともに植物のディーバが私に示したある女神の名前に導かれ、
その女神を通じて、20代の頃何故か読めなかったシュタイナーに向き合うということを始めたのです。
ただし、シュタイナー好きな人ががっつく表街道的なジャンル(オイリュトミーとか?)ではなく、最初から私は、
バイオダイナミック農法
地球の地下世界の構造
星と地球と人の関係性
とかの話に入っていったのです。
あまりに裏街道過ぎて、いわゆる先生と呼ばれている人や、海外の著名な人智学徒の方の本を読んでも、確固たる答えが得られないということが続き、基本独学をしてきました。
私が求めていたある女神に関する情報については、シュタイナー自身も最晩年のある一時期ようやく探求したことのようで、あまり資料が見つからなかった。
つまりシュタイナー的にもTo be continuedになっていることが、例の女神様(およびそれ絡みの秘儀)だったのね。
で。
色々端折って話しますと、私が感じたのは、
3.11以降重要になるのは、植物(自然界)と人がお互いに手を携えて変容していくこと
でした。
そう、現状維持ではなく、変容です。過去のどこかの状態に復帰することではなく、変容です。
植物が人間を癒すのは、真の名前を思い出した人間に癒されるためだということをその時感じていました。
・・・ここから先書くことは、不愉快に思う人もいるかもしれませんが
今地球は、古い時代に与えられた肉体を脱いで新しい地球に生まれ変わるためのプロセスの真っ最中だと思います。
それは、秋から冬にかけて植物が枯れていくのと同じです。
だから、どれほど今の地球の環境をそのままに維持しようと災害などによる自然の崩壊は終わらないと思います。
しかし、ある働きかけがあった場所では、実は自然は見えない次元で新しく生まれ変わっている(少なくとも、そのための種がまかれている)。そして、その働きかけを自然は欲している。
・・・実はこれを、エレメンタル(元素霊)は私に教えたかったみたいです。
そしてね。とても重要なことがあります。
それが、エレメンタル(元素霊)は自分たちでは変われない、自力では変われない、ということです。
先ほど、「ある働きかけがあった場所では」自然が新しく生まれ変わっている(少なくとも、そのための種がまかれている)、とお伝えしましたが、
その働きかけとは、
完全に自由な自我を保ちながら、愛を表現し行動できる人間という存在
なのです。
で、これを、最もよく教えてくれるのが、「千と千尋の神隠し」の千とハクの関係性です。
人間である千も、龍神であるハクも、お互いに名前を忘れている。(自分たちの本質を忘れている)
しかし、千が様々な試練に打ち勝ちハクの助けを借りて本当の名前を時々思い出しつつ、自分で考えて勇気ある行動をすることで、湯屋のある異次元ワールド(ある意味ではエレメンタルたちの世界)で成長しながら愛を示し続けることで、
かつてある川の神であったけれど戻る場所(川という実態)を失ったハクもまた、あるとき、自分の本当の名前を思い出すわけです。
そして、自分の名前を思い出したハクはもはや龍神という形をとらなくなります。
これは、エレメンタルの破壊ではなく、変容であり、解放を示していると思います。
もともと、エレメンタルも人間も、ある同じ次元を故郷にしています。
それは、神に最も近い場所にある熾天使セラフィム的な次元と言ってもいいかもしれません。
・・・実は、エレメンタルとは、
人間がまるで神のように自由に間違いを犯しながら、進化発展できる物理的な場を用意するために、
遠い昔に、地球(ガイア)の霊とともに次元を下げた古い天使的な存在たちです。
※ある意味では、ミンタカ的な魂というか地球の創成の時期にまでさかのぼる存在です。
※この辺りのガイアの次元降下についてはながーーーい動画撮りました。
そして今この時代は、
自分たちの一部を一種の悪魔的な力に浸すことで物理的な次元に降りてきたエレメンタルたちが、その古い契約から解放されるときのようです。
それを別の言葉で言うと、
エレメンタルたちは自分たちの本当の名前を思い出したい。
ということ。
そのために必要なのは、自我を持ち、真に自分の自由な意志から愛を表現し行動できる人間の存在だそうです。
「千と千尋の神隠し」の主人公である千は、可愛くもないし、甘ったれているし、ずるいところもあるけれど、
エレメンタルたちにはできない人間らしい成長と進化をし続け、やがて、エレメンタルにはできない愛も表現します。
エレメンタルは、自分たちの表面的な姿を守ってくれる人間や、完璧な人間を求めているのではなく
自由に、間違いを犯しながらも、お仕着せの道徳や古いしきたりではなく愛に基づく勇気ある行動ができる人間の存在を求めているのです。
ある意味、本当のエシカルってそういうことかなと思っています。
※認証になっているエシカルやSDGs的なエシカルじゃなくてね。
・・・多分今年は、ノースノードが牡牛座に入りますので、資源としての自然環境との触れ合いもテーマになると思います。環境保護に関心を持つ方も増えると思います。
そして、サウスノードは蠍座になるので、古代的な霊能力や魔術、先祖返り的な古の霊能力もまた、ひょっとすると悪しき形で広まるかもしれません。
・・・そういうときに、
現状維持以上の何かを自然界に還してあげることが人間にはできるんだ、
ということも知っておいた方がいいかもしれません。
ある意味では、人間ひとりひとりが、自分らしく歩むこと(自分の真の名前を思い出す事)が、より一層必要とされる時期かなと思います。
というわけで、「千と千尋の神隠し」良かったら見てください~!
私がくどくどいうよりもエレメンタルと人間の交流が千とハクの関係から学べるから!