占星術コラム

太陽乙女座入り・逆行中の牡牛座天王星と山羊座土星と乙女座天体とのグランドトライン~生産的解消と創造的調整によって揺るぎない繁栄の基盤をつくるとき

2018年8月24日、太陽がトロピカルゾディアックの乙女座に入りました。これからおよそ9月10日の乙女座新月までの間は、土星・天王星と乙女座天体との間で地のグランドトラインが次々に形成されます。太陽、水星、パラス、月が乙女座2度を通過していきます。

この記事では、特に2018年8月26日の魚座満月から9月10日の乙女座新月までの間に、地のサインの2度で起きる地のグランドトラインという注目の星の動きについてお伝えします。

2018年8月下旬から9月初旬に形成される地のサイン(牡牛座、乙女座、山羊座)2度の地のグランドトラインのサビアンシンボル

今回、グランドトラインが形成される度数は、牡牛座、乙女座、山羊座の2度です。サビアンシンボルでいうと3度になります。

それぞれの度数の意味はこちら。

  • 牡牛座3度:クローバーが花咲く芝生に足を踏み入れる
  • 乙女座3度:保護をもたらす2人の守護天使
  • 山羊座3度:成長と理解を受け入れる人間の魂

牡牛座3度は、日常生活の中にある豊かさを味わい感謝して享受している状態。乙女座3度は、超越的な存在からの守りの範囲内での安心を得る状態。そして山羊座3度は、挑戦や自由意志よりも現状を受容して成熟していこうとする状態。

地のサインの3度のシンボルの意味を見ると、現実的な世界の範疇で、その制限や制約をも受容したうえで、豊かさを感じたり、安心感を得たり、成熟していくという動きが見えてきます。

現状にないものを求めて挑戦したり冒険するよりも、今自分が持っているものや現実で与えられているものの中にある高次の意図や愛を感じとる、というような流れが作り出されます。言ってみれば、「積極的な現状肯定」というかんじのことが起きてくるでしょう。






2018年8月下旬から9月初旬までの地のグランドトラインのスケジュール

  1. 8/26 太陽乙女座2度通過:太陽・逆行天王星・逆行土星の間で地のグランドトライン&魚座満月
  2. 9/6-9/9 水星・小惑星パラスが乙女座2度通過:水星パラス・逆行天王星・逆行土星の間で地のグランドトライン
  3. 9/9 月・小惑星パラスが乙女座2度通過:月パラス・逆行天王星・順行直後の留の土星の間で地のグランドトライン

2018年8月14日から9月12日までの約1ヶ月の土星・天王星トライン期間

2018年8月14日から9月12日まで、山羊座の土星と牡牛座の土星が正確なトライン(120度)という調和の角度を取ります。

この時期の土星と天王星のトラインの特徴は、土星と天王星が逆行中であるということです。逆行中の土星と天王星は、それぞれ天王星の世界、海王星の世界に扉が開いた状態になっています。

逆行中の土星は現状の中に改革の意志を呼び込むための見直し、逆行中の天王星は自己実現を宇宙や集合無意識と同調させるための見直しを行い、さらにその動きがとても調和的に動きます。

この時期、社会構造や世間の常識も見直しがかかりますが、個人の才能や才覚、新しい変化を受け入れるための動きとなります。一方、個人のレベルでも、自分がやりたいことや実現したいことをしっかり見直して、みんなへの貢献になることに練り直そうという意識が強まります。

否定から始まる強烈な変化や改革や頑なな現状維持ではなく、「積極的な現状肯定」から始まるとても生産的で創造的な動きが土星と天王星のトラインに表現されています。

土星と天王星がアスペクトを取ると「リストラ度数」と言われ、犠牲的な痛みを伴う変化があると言われますが、今回の土星と天王星のアスペクトはトラインという調和の度数なので、変化や手放しのすぐ後に次のステップやステージが見えやすく、痛みが少ないソフトランディングになるでしょう。






2018年8月26日 太陽乙女座2度と魚座満月

まず8月26日は太陽乙女座2度が地のグランドトラインを形成し、そこに魚座満月が絡んでカイトという形になります。

すでに満月の星読みで書きましたが、自分が希望することを視野に入れた上で、安心して調整と浄化を進める時期になります。具体的な行動にすぐに結びつかなくても、少なくとも、「そのように意志する」ことがこの時期は大切です。






2018年9月7日前後の土星の留(ステーション)と乙女座の水星パラス合と地のグランドトライン

さらに、土星は9月7日に順行に戻るのですが、その前後数日、合計1週間くらいは、留(ステーション)と言って、土星の動きがほぼ停止しているように思える時期になり、土星の動きが強調されます。

この時期、上記のスケジュールでも書いたように、水星とパラスが乙女座2度で合になり、地のグランドトラインを形成します。

乙女座での水星・パラスの合は、とても実務的で調整する能力の高いエネルギーを持っていますので、この時期の地のグランドトラインのパワーを活かすとしたら、「これまで良くないと思ってもやめられなかったことややったほうがいいと思いつつも優先順位が低かったことに着手して終わらす」というような行動がおすすめです。

たとえば、たまっている経理処理をするとか、部屋のそうじや模様替えをするとか、ダイエットの計画をたてたりジム通いのスケジュールを組むといった、思考のワークが大切です。

新しい何かを立ち上げるというよりは、悪い部分や無駄な部分を整理整頓するということに向いているエネルギーになります。






2018年9月9日前後の月パラス合と地のグランドトライン

そして、9月9日の新月直前、月がパラスと合になり、逆行明けの土星と逆行中の天王星と地のグランドトラインを形成します。

このときの月は新月直前の暗い月であり、サレンダー(降伏、明け渡し)の月。それが、英雄の庇護者であり都市国家の女神であるパラス(パラス・アテナ)に合となるので、この時期の地のグランドトラインは、個人の欲望や感情よりも、「大義(それは乙女座的な奉仕を伴うもの)」を優先させるという覚悟を静かに促すでしょう。

8月末にはまだ心や感情の整理がつかなかったかもしれませんが、この時期には意志と思考に合わせられるようになるでしょう。






まとめ:2018年8月下旬から9月上旬の地のグランドトラインの流れ

この時期は、希望を見据えたうえで調整と浄化を受け入れるという意志をもち、思い切って手放すものを手放すという思考を整えると、感情も伴ってくるようになります。

手放したり調整することは一見何も生み出していないように思えますが、この時期はグランドトラインなので、より強力で盤石な基盤を作るための生産的解消と創造的調整の時期になります。この時期を抵抗せずに受け入れた人には、今後の大きな飛躍が期待できるでしょう。

この時期の地のグランドトラインの受け入れ方ですが、地のグランドトラインは、意志(太陽)、思考(水星)、感情(月)に次々に働きかけます。感情で納得することを先に求めるのではなく、まずこうしようという意志を定めて、それに合う新しい思考パターンを作り、最後に感情をあわせる、ということが大切になります。

小惑星パラスが水星と月に絡むので、今後の繁栄につながる前向きな創意工夫や具現化するためのパワーが流れてきますので、そうした流れを意識してみましょう。

ABOUT ME
高橋ともえ
1981年生まれ。慶應義塾大学ドイツ文学専攻修士課程修了。ドイツ語・英語の通訳・翻訳、メディア運営。訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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