占星術コラム

キロン(カイロン、キローン)の12ハウス(12室)別の出生図やトランジットの意味・解釈

キロン(カイロン、キローン)の12ハウス(12室)別の出生図(ネイタル)やトランジット)での意味・解釈を掲載していきます。

※キロン(カイロン、キローン)の「本当の傷」やアーキタイプ・神話的背景を進化占星術等の現代占星術の考えから探った記事はこちらです。

※キロン(カイロン、キローン)が牡羊座、牡牛座、双子座、蟹座、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座に入った場合の意味・解釈については別記事にて説明しています。

キロン1ハウス(1室)の意味・解釈

キロン1室1ハウス

キロンが1ハウスに入ると、人生を通じてキロン的な役割を果たすことになります。つまり、キロン1ハウス生まれの人は、キロン的なエネルギーを自分自身が体現するのです。

自分が生きている文化圏の中でキロン的なエネルギーを体現することができれば、カリスマ的で忘れることのできない存在になり、意識の進化に関する真のリーダーとなるでしょう。

キロンのエネルギーがブロックされると、キロン1ハウス生まれの人は、神経質なエネルギーの堰き止められたダムのようになってしまいます。

キロンが1ハウスにあってキロンのエネルギーがブロックされていたとしても、スピリチュアルな力が活性化するのは時間の問題ではないかと思えるでしょう。

キロンが1ハウスにあると、ニューエイジ関係のティーチャーや職業的ヒーラーになることが多いです。また、自分が仕事としてしなくても、ニューエイジのセミナーが大好きでしょっちゅうセミナー通いをする人になるかもしれません。こうした仕事の業界の中でも、キロンが1ハウスにあるとカリスマ的な存在になることがよくあります。キロン1ハウス生まれの人がいるだけで、周りの人にブレイクスルーを起こすこともあるのです。

いずれにせよ、キロンが1ハウスにあると、いわゆる普通の人生を歩むのはほとんど不可能だと言えます。もし、この配置の人が普通の人生を送っていると、だんだん発狂しそうになり、最終的にはスピリチュアルな目覚めが訪れます。

1ハウスの中でもアセンダント近くにキロンがある場合、50歳のときのキロンリターンまではキロン的なパワーがわからない可能性もあります。

キロン1ハウスの生まれの人は、エネルギーに意識をする人生を歩むのがおすすめです。また、鍼灸やハンズオンヒーリングなどを受けたり実践するのもおすすめです。キロンが1ハウスにある人は、自分自身がヒーリングエネルギーの源であるということを自覚し、習熟することが望ましいです。






キロン2ハウス(2室)の意味・解釈

キロン2ハウス2室

2ハウスとその対向ハウスである8ハウス軸は、その人の人生の価値観に関わります。2ハウスは、物質面でその人が快適であり生産的であるために必要なものを示し、8ハウスは、最も本質的なものは何かを示します。2ハウスは地球に深くグラウンディングするハウスであり、その後、8ハウス的な地下世界へ向かって私達を浄化していきます。

2ハウスにキロンが入ると、バランスを取る必要が出てきます。キロン2ハウス生まれの人は、一般的に言って価値とはなにかを明確に定義したいという思いを持っています。ここに、たった一つの価値観だけが正しいのだと思いこむ危険性があります。2ハウスキロンの生まれの人は、場合によっては自分の価値観に自身を持ちすぎるあまり人をジャッジしがちになりますので注意が必要になります。

2ハウスは才能や自分の資源を表すハウスなので、ここにキロンが入る人は、自分の才能を通じての癒やしを提供することも多いです。ただしその前に、自分自身の価値や価値観に対する大きなキズを体験することもあります。2ハウスにキロンが入った場合は、自分自身の価値観を明確にすることが大切になります。






キロン3ハウス(3室)の意味・解釈

キロン3ハウス3室

キロンが3ハウスに入ると、地上におけるコミュニケーションに関する問題に直面することが多くなります。キロン3ハウス生まれの人は、物事を識別するというテーマに関して問題を持ったり、成長するまで無駄な体験を繰り返すことも多いです。

一方で、キロンが3ハウスに入ると、通常では見られないようなコミュニケーションや伝達の手段、教育方法を持つ教師になることもあります。この才能は通常、すでに若年期から見られるでしょう。キロン3ハウスの人は、間違ったりミスを犯したりという実体験を繰り返し、その中から人に伝えていく教師です。

また、キロン3ハウス生まれの人は、自分の身近な兄弟姉妹との間に何らかの特筆すべき問題や体験をすることもあります。たとえば、その兄弟姉妹の存在が、キロン3ハウス生まれの人の成長にとって決定的な役割を果たしたり、あるいは兄弟姉妹がいないことから孤独を感じるということもよくあります。たとえば、双子で生まれたのにひとりが生後間もなく死亡し、その亡くなった兄弟の魂のかけらを生涯探し続けているという人もいました。

キロン3ハウス生まれの人は、様々な体験やコミュニケーションに時間を費やしますが、そこに1本の筋を通してやらなければ混乱と不安が広がります。ここで大切なのは、ハイヤーセルフや内なる教師のテーマを持つ9ハウスのエネルギーを取り入れることです。






キロン4ハウス(4室)の意味・解釈

キロン4ハウス4室

キロンが4ハウスに入ると、自分のルーツにつながることによって深い癒やしが訪れます。また、自分の最も深いルーツに触れ、そのルーツを癒やす必要があります。キロンはエコロジーも司るので、キロン4ハウスの場合はその癒やしはとても深いレベルにまで到達するものとなります。自分自身を癒やすことと地球の癒やしが同時に行われるような癒やしが、キロン4ハウス生まれの人の特徴です。

キロンが発見されたときのチャートでも、キロンは4ハウスにありました(そして、キロンは牡牛座にありました)。これは、ルーツに関わるとても深いレベルの傷と癒やしを象徴しています。

キロン4ハウス生まれの人は、とても中秋力があり、洞察力が深く、同時に神経質なことがあります。4ハウスは自分自身の安心感や安心できる居場所を表すので、ここにキロンが入るとそういった安心できる場所や安心感が損なわれたという経験や感覚を持つことが多いようです。

キロン4ハウスの人は、自分自身を癒やしていく過程でルーツや土地、地球という星を癒やしていくことに関わります。そのため、動植物も含めた身の回りのものの苦しみとの深い共鳴をその身に引き受けるような感性を持っていることがあります。

キロン4ハウスで最もよくある事例は、生い育った家庭環境の傷を持っている人です。過酷な家庭環境を生き抜いてきたり、実際に生みの両親から捨てられた(キロンの神話からわかるようにキロンは実の両親から疎まれた孤児でした)という人もいます。そのため、誰かが苦しんでいるとその傷の痛みに共感/共鳴しやすいのです。

4ハウスはルートチャクラとも関わります。そのため、キロン4ハウスの人のなかには、深いレベルでの性的な傷を抱えていたり、ある性的な体験が人生を次のステージに進めるという体験をする人もいます。






キロン5ハウス(5室)の意味・解釈

キロン5ハウス5室

キロンが5室に入ると、内なる子ども(インナーチャイルド)の存在がとても強調されます。このインナーチャイルドは、まるで怪物のようであったり、自分を何が何でも一番に置こうとしたり、あるいはとても創造的な力を持ったパワフルな存在であったりします。

また5室のキロンは、性的(エロス的)な体験による傷と癒やしも示す場合があります。この配置は、性的な体験が、クンダリーニを過度に活性化させることもあります。※8室キロンと違って、マスターベーション的な(自己完結的な)性エネルギーの体験と関連しています。

キロン5室は創造的な活動、芸術活動などを通じての癒やしを提供する人にも見られる配置です。また、生み出すという意味では子ども・出産を通じての傷と癒やしを体験することも示唆される配置です。






キロン6ハウス(6室)の意味・解釈

キロン6ハウス6室

キロンは、6室に入るとキロン的な要素が極めて強く出てくると言われています。特に、肉体や病気を通じてキロン的なテーマと向き合ったり、労働や働き方・職場を通じてキロン的なテーマに遭遇します。

この配置の人は、健康問題を抱えることを通じて天王星の世界に入っていくことがとても多いです。自身の病気を通じてヒーラーや医療従事者になる、というのはこの配置の人にはよく見られます。

キロン6室の人は、現実的な肉体や現実的な社会において奉仕を表現することがテーマの一つになります。この配置の人は、極めて現実的な職業や生き方の中に、天王星的な新しい時代のエッセンスを取り入れることで土星と天王星のバランスを取ります。

キロン6室の人は大抵の場合ハードワーカーであり、極めて几帳面な性格を持っています。また、憂鬱な気質が非常に強く出ることもあります。

この配置の人にとって、仕事をすること(奉仕をすること)そのものが癒やしとなります。したがって。仮にいかにもキロン的な職業に従事しなかったとしても、自分が日々向き合う仕事や家事の中に癒やしのエッセンスを見出して表現していくことで大きなカタルシスを得るでしょう。






キロン7ハウス(7室)の意味・解釈

キロン7ハウス7室

キロンが7室に入ると、パートナーシップや人間関係を通じてキロン的な傷と癒やしを体験するようになります。人間関係を通じて自分自身を知るという課題があります。この配置の人は、キロン的な人物、たとえばヒーラーなどを引き寄せることも多いですが、人生の前半やまだ目覚めていないときは土星的な頑なで抑圧的な人間関係を持つことがあります。

キロンが1室に入る場合と同様、キロン7室の配置はとても目立った働きをします。ニューエイジ系の出版社の編集者や、ヒーラーなどがこの配置を持っていることがあります。

また、7室は敵対者を意味することもあるため、敵対者や紛争を通じてキロン的な傷と癒やしを体験する場合もあります。






キロン8ハウス(8室)の意味・解釈

キロン8ハウス8室

キロンが8室に入ると、極めて地上的・物質的な欲望との間での葛藤や戦いを経験します。特に、臨死体験的な出来事に巻き込まれそこから回復するといった経験をすることもあります。

また、この配置では他者のリソース、たとえば資産や事業や遺産を継承することにまつわる傷も示唆します。8室は遺伝とも関わる場合があるため、何らかの遺伝病との関連性もあるかもしれません。

5室が自己完結的な性エネルギーの体験と関連するならば、8室は他者との深い融合による性体験を示唆します。性体験に関わる何らかのキロン的な体験があるかもしれません。

キロンが8室に入ると、他の配置よりも一層カルマ的な傷と癒やしというテーマがクローズアップされます。

キトンが8室に入ると、最初は他者に対して土星的な抑圧的な扱いを受けたり、逆に自分が裏で人を心理的に支配するような人物になる場合があります。やがて目覚めを体験すると、天王星的な新しい叡智がもたらされ、深い情念の淀みがクンダリーニの炎で一掃されるような再生を味わうこともあるでしょう。

キロン8室の配置の人は、何らかのオブセッション(強迫観念)による傷と癒やしを体験するかもしれません。うつ病や精神病の克服などもあり得るでしょう。






キロン9ハウス(9室)の意味・解釈

キロン9ハウス9室

キロンが9室に入ると、ハイヤーセルフとのつながりに関して傷と癒やしを体験することがありそうです。また、その体験を通じて宇宙の叡智やスピリチュアルな教えに導かれることもあるでしょう。

キロンが土星的にあらわれてくるときは、たとえばドグマ的で高圧的な教師を引き寄せたり、そういった教義への帰依などを体験するかもしれません。しかし、キロンが進化していくと、天王星的な側面が現れはじめ、自由と自立をベースにした成長につながる真理へ導かれるでしょう。

この配置の人は、スピリチュアル系の書籍の著者や出版社にもよく見られます。ニューエイジの教師などに頻出する配置です。






キロン10ハウス(10室)の意味・解釈

キロン10ハウス10室

キロンが10ハウスに入る人は、この地上での自分の真の目的に関して傷と癒やしを体験するでしょう。10ハウスはそもそも土星的なエネルギーを持っている場所です。そのため、10室にキロンが入ると、まずはこの土星的なこの地上の社会での達成へ固執する質が現れ、その後、目覚めが訪れることで天王星的な新しい役割に導かれるでしょう。

あるいは、この配置の人は、土星的な権威者(両親、会社の上司、政治家)によって傷つけられた・抑圧されたと感じる出来事を体験し、その後、自分自身が天王星的な新しい時代の権威者や活動家になるかもしれません。

10室は、文化や歴史とも関わるハウスです。そのため、この10室にキロンが入る人は、歴史や文化の中から多くを学び、それらによって癒やしを体験する可能性があります。

10室キロンの配置の人も、ニューエイジ界の権威やスピリチュアル業界の権威となる可能性があります。また、この配置の人で医者も多く見受けられます。






キロン11ハウス(11室)の意味・解釈

キロン11ハウス11室

キロン11ハウスの人の場合、文化の中でユニークな(独自の)役割を担うということに対して傷と癒やしを体験するかもしれません。この配置はもともと、キロンの持つ天王星的な側面を刺激します。

キロン10室の人が土星的な影響の克服がテーマであるのに対して、キロン11室の人は天王星的なエネルギーを現実世界に活かし定着させていくということがテーマになるかもしれません。フリーランスとして働く人やNPOなどの職員にもこのキロン11室の配置は多いです。

また、キロン11室の人は、人生のどこかの段階で、友人関係や集団行動に馴染めず孤独を体験することもあるかもしれません。しかしこれは、もともとこの人が持っている良い意味での「俯瞰して見る視点」「とらわれのなさ」を体現するためのレッスンであると言えるでしょう。この配置の人の中には占星術師も多くいます。






キロン12ハウス(12室)の意味・解釈

キロン12ハウス12室

キロンが12ハウスに入ると、自我が溶けていくような神秘体験による傷と癒やしを体験するかもしれません。いわゆる神秘主義などに関連する配置です。

キロン12室の人は、名状しがたいスピリチュアルな体験を通じてスピリチュアルな教えやヒーリングツールなどに導かれることも多いです。非常に右脳的で非言語的なメッセージやエネルギーを感じ取る能力に長けています。

この配置の人のキロンが土星的に働くと、こうした右脳的な直感力や霊的な体験を抑圧したり否定することになります。しかし、それらもやがて、天王星的な側面が強まると、上手に自己実現のための質として生かしていくことができるでしょう。

この配置の人は対向ハウスである6室を意識して、具体的で実践的なツールなどを手がかりにしてキロン体験を統合することがおすすめです。

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