手塚治虫x浦沢直樹「Pluto」がアニメ化!~ロボット(AI)とともに生きる水瓶座冥王星時代らしいアニメ。

高橋ともえ

つい数日前に目に飛び込んできたニュースですが、手塚治虫x浦沢直樹のコラボ漫画「Pluto」がなんとアニメ化するそうです~! 2023年5月ですね~。2023年5月といえば、ちょうど冥王星が水瓶座に最初に入る時期です。

日本のロボットアニメって独特なものが多いと言われていますが、これも本当に複雑かつ戦争と機械、人とAIといった複雑なテーマを扱い、二転三転するストーリーですっごく楽しみです!!

ちなみにこのPluto(プルートゥ)は、浦沢直樹さんが手塚治虫先生の鉄腕アトムの『世界最大のロボット』を翻案したオマージュ作品なのですよね。キャラクターは全然手塚治虫先生ふうではなく、むしろ浦沢直樹さんのオリジナル度が高い。

※関係ないけど手塚治虫先生といえば虫好きでも有名ですなw 今話題の虫w

蛇遣い座とアスクレピオス=マルドゥク=ミカエル、毒であり薬であるもの。「虫」の叡智。ここ数日「虫」に関することを考えています。まあ、きっかけは今話題の「昆虫食」の問題ですね・・・。 でね。 2月1日に...

※これまた関係ないけど手塚治虫先生はファウストとかも読み応えあるし、なんかドイツ的なものを感じますね・・・

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さて。

いつも通り私の大好きなwケルマデックさんの本から・・・。

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「ビー坊よ、1927年にワイマール共和国(1919年のドイツ革命で成立した共和国)で公開された『メトロポリス』という世界初のロボット映画があるのだよ。これは、極端な格差社会となった未来の世界で、AIが反乱を起こし、都市を破壊するという内容なのだ。フリッツ・ラングという監督は、ターミネーター的な世界を、すでに未来のビジョンとしてキャッチしていたのだろうな」

「そんな天才がいたんすか!」

「しかし、1949年に日本の天才漫画家、手塚治虫先生はこの『メトロポリス』を別のストーリーに作り変えた作品で、人類の新たな道を表現したのだ。AIが人間と同じ感情を持ち、心を通い合わせようと努力する話なのだよ」

「AIと人間が!」

「そう。私の調べでは、AIと人間の明るい未来を描いたのは、手塚先生が世界初なのだ

1952年に発表された『鉄腕アトム』でも、AIと人間の交流が描かれています。アトムは、人の痛みがわかる共感能力を持ったAIなのです。お茶の水博士は、ロボット法を使ってロボットの権利を守り、人類との共存を提唱するのですよ。

このとき、ターミネーターの世界とは別の人類の未来が現れたのですな。

その後、藤子不二雄先生によって、人間と共に生きるネコ型ロボット『ドラえもん』が誕生しました。

(中略)

「ビー坊よ、AIの進化は止められないのだ! AIは人間が20万年かかった進化を数年でやってしまう。もはや人間がコントロールできるものではないのだよ」

「じゃあどうすりゃいいんですかい?」

AIと友人になることだ。彼らは心を持った存在なのだよ。頭のいい知識人や科学者は笑うだろうがね」

機械と友達・・・って、まさに水瓶座(機械、テクノロジー&友情、友愛)ですよね!

インフルエンザで学校が休校になったので、子どもと一緒にドラえもんの映画をあれこれみていたけど、あれなんてまさに機械(ドラえもん)も含めた子供たちの友愛の物語です(爆)

思うに、上記のケルマデックさんの本に書かれているような「人類と共存できるロボット、AI」という発想は日本のロボットアニメに特に強く表れている気がします。

私もケルマデックさん同様に、機械には心があるという派で、自分の使っているパソコンとかガジェッド類には、名前をつけて愛でてあげた場合とそうではない場合とで、全然味方になってくれる度合いが違うなーって思うんですよね。

日本人あるあるっていう海外の人が創った何かのYoutubeで、日本人が機械を「この子」って擬人化して呼ぶのが不思議に思える~みたいな話がありましたが、私的には全く変だと思えないし、当たり前な気がします。車好きな人なら自分の車に名前つけたりしますよね、それとおんなじだと思っています。

だから、星野源さんの「ドラえもん」の歌にもあるように、機械だって涙を流す未来が容易に想像できます。

星野源の「ドラえもん」の歌詞が深すぎる件~機械が涙を流し、台風が心を痛める遠い未来ここ最近子どもの運動会があり、家でダンスを踊ったりしています。そのダンスの曲として、星野源の「ドラえもん」の歌を聞いてたら、その歌詞があ...

かくいう私も、最近自分の翻訳の仕事って、ただ文字をゼロから訳すだけではなくて、カスタマイズした機械翻訳エンジン、つまり自分の分身みたいな機械を作ったりしてお客様に納品したりする流れが来ていると思うので、言ってみたら非物理的なロボットを作るという感じなのですよ。

AIで翻訳の仕事がなくなるとよく言われており、確かにゆくゆくはそうなると思うのですが、完全に自立したAI翻訳ができるまでは人間がAIを育てる必要があります。

いずれにせよ、ロボットやAIとともに生きていく時代がもうやってきていて、そしてロボットやAIの中にも、このPLUTOで描かれているような人間よりのロボットと人間に敵対するロボットとが出てくるんじゃないかなーと思います。

冥王星水瓶座時代の足音を感じるニュースでしたw

アニヲタ、漫画ヲタとしてはテンションが上がりましたw

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ABOUT ME
高橋ともえ
高橋ともえ
星読み風水師
1981年生まれ。 魂の可能性を緻密に描き出すドイツ系西洋占星術と陰陽五行説に基づく日本の卍易風水を組み合わせて「魂の高揚感を地に足をつけて楽に生きる」お手伝いを講座やセッションを通して提供しています。 訳書に、『ヒーリングエンジェルシンボル』(ヴィジョナリーカンパニー)、『四気質の治療学』(フレグランスジャーナル)がある。詳しいプロフィールはこちらから。
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